発作が起こるたび暴力的になる男が脳外科の手術を受け、コンピューターによって精神をコントロールされるが……術後あっさり脱走されてしまうｗ
バッハのゴルトベルク変奏曲が物哀しくて最高！！
長い手術シーン、慎重で何よりです🥺なのに手術失敗、患者は消えるという病院の失態がアホで面白い。ズラ被って病院を抜け出し、LAの街で殺人🔪血塗れウォーターベッドを刺して水が吹き飛ぶのが美しい✨ボロボロになりながら銃を片手に墓地をふらつくのがたまらなく良い
『彼が死ねばいい』という病院側の冷静な一言が何だか強烈で、地味なんだけど心に残る作品😢

• #70年代
• #アメリカ
• #SF
• #スリラー
• #てんかん
• #vhs★

【プログラムは思った通りには動かない。書いた通りに動く】
激情を抑止する装置を脳に埋め込まれた男が、その刺激(快楽物質の分泌)が欲しくなって逆に凶暴化＝殺人鬼に変貌してしまう悲劇。
すっごく巧いプロット🫢。どうなっちゃうの感がエグい。
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久しぶりに原作小説『ターミナル・マン』読み直しました。凄惨で壮絶。
伏線は散らかってるし、クライマックスもあんまり効果的とは言えないし、空港に行ったんならそのまま国外逃亡or墜落パニック...とかの方が恐ろしかった気もするけど、快楽物質ほしさに脳が怒りや苦痛を掻き立て、狂わされてゆく小男の描写がむごすぎる。かわいそすぎる。そして超面白い。
1972年の小説だし、てんかんと神経症(被害妄想)の誤った情報がホラー要素のギミックに用いられているので、再版とかはムズカシイかもしれないけど💦マイクル・クライトンの粗削りな才能の原石に触れられる他に得難い読書体験でした。古書とかで是非。
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さてこちらの映画。
1974年公開‼️早い😱。
それ踏まえると、すごい頑張ってるわ〜と思うし、そこそこのデキ...かな。小声芝居とか迫真で巧い👏。
ただ、めっちゃ巧い主演俳優さんの高い演技力に(良くも悪くも)頼りすぎなせいで、装置が正しく機能することで狂わされていくように見えずただ急に凶暴化するパントマイムに見えちゃうのはズレてる気がする。脚色部分...教会に助けを求めるのもなんか違う気がするし、ラストの墓穴もハテナ😵‍💫😵‍💫😵‍💫。
とはいえ👇見れちゃいますし、『ジュラシックパーク』に通じるテーマの萌芽も感じられるので、嗜んでみて下さいな。AIに乗っ取られるだの外国人に乗っ取られるだのザツな被害妄想に浸って自尊心満たしたいみじめな老人の方も是非。時間は有意義に使いましょうね🕰️。
https://youtu.be/q6icYOIWxUY?si=LJOX7T8NQX1R2NjQ

• #原作既読
• #苦手ジャンルにチャレンジ

発作を抑えるべく脳に電極を埋め込まれた人間が狂っていく話で、中々に野心的な画面をしており良い。他作品同様カメラが引いていることが多く好き(もちろん寄せる時は寄せる選択が良い) また徹底的に画面が白く、無機質な怖さがある。ラストのシーガルも全身白でキメている。
一方でシーガルが彼女を殺す場面では舞い散る羽毛と波打つウォーターベッドがやたらと審美的に撮られており全編を通してここだけ異色で妙に瞼に焼き付く。ブラック・レインボウ同様、ガラスに映る像を上手く採り入れている。