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夏時間の庭
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目次

夏時間の庭が配信されているサービス一覧

配信サービス配信状況無料期間と料金
TSUTAYA DISCASレンタルなし 【宅配レンタル】旧作:399円~、新作:630円~
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夏時間の庭が配信されているサービス詳細

TSUTAYA DISCAS

夏時間の庭

TSUTAYA DISCASで、『夏時間の庭はレンタル配信中です。

TSUTAYA DISCAS
配信状況無料期間と料金
レンタル
なし 【宅配レンタル】旧作:399円~、新作:630円~
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月額料金無料期間見放題作品数ダウンロード同時再生可能端末数ポイント付与
【宅配レンタル】旧作:399円~、新作:630円~なし-不可能1-
支払い方法
支払い方法 ・クレジットカード ・携帯決済 ※単品レンタルではSoftBankのキャリア決済はご利用いただけません。
対応画質
DVD/BR

TSUTAYA DISCASの特徴

  • ・DVD・CD・コミックの取扱国内最大級の宅配レンタルサービスです。
  • ・DVD:41万タイトル以上、CD:31万タイトル以上、コミック:11万タイトル以上
  •  の作品を取り揃えております。
  •  ※2025年2月時点
  • ・新規会員様は単品レンタルチケットを1枚付与され、好きな作品を1枚無料で楽しむことができます。
  •  ※単品レンタルチケットとはDVD/CDのレンタルで1回1枚ごとにご利用いただける電子チケットです。入会後30日以内に付与します。

TSUTAYA DISCASに登録する方法

  1. TSUTAYA DISCASトップページから「今すぐ無料レンタルする」を押します。

  2. 名前、メールアドレス、パスワード、生年月日、電話番号、決済方法を入力し、「サービス利用規約と個人情報の取り扱いに同意する」にチェックし「次へ」を押します。

  3. 登録内容を確認し、問題がなければ「登録する」をタップする。

  4. これで無料会員登録は完了です。

  5. 続いて有料プランの登録をする場合、TOPページ右上の「マイメニュー」を押しメニューを表示します。

  6. メニューから、「登録情報の確認」を押します。

  7. 「プラン変更する」を押します。

  8. 登録するプランを選択し、「プラン変更内容を確認する」を押します。

  9. 内容を確認し、「プランの変更を申請する」を押します。これで有料プランの登録完了です。

TSUTAYA DISCASを解約する方法

  1. TOPページ右上の「マイメニュー」を押します。

  2. メニューから「登録情報の確認」を押します。

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  4. 各確認事項にチェックをいれ、「次へ」を押します。

  5. アンケートの該当事項にチェックを入れ、「申請を完了する」を押します。

  6. これで退会完了です。

『夏時間の庭』に投稿された感想・評価

4.1
 母エレーヌ(エディット・スコブ)の誕生日を祝うため、経済学者の長男フレデリック(シャルル・ベルリング)、世界中を飛び回るデザイナーの長女アドリエンヌ(ジュリエット・ビノシュ)、中国で仕事をしている次男ジェレミー(ジェレミー・レニエ)とその家族が1年に1度だけ集まる。母親は長男のフレデリックに、自分が死んだら家も美術品も売却処分してほしいと頼む。その場では家も美術品も売らないと突っぱねたフレデリックだったが翌年、母親が死に兄弟たちは遺産相続という問題に直面する。今作は上流階級の家庭を舞台に、急逝した母が遺した豪邸と貴重な美術品の数々を前に、母への想いと理想と現実とのあいだで苦しむ3人の子どもたちの姿を静かに見つめた家族のドラマである。アサイヤスはここではお得意のアクションを封印し、ストレートなファミリー・ドラマに挑んでいる。かつて3人の子供たちが住み、今は母エレーヌだけが住む家は、名のある画家の大叔父ポール・ベルティエから受け継がれたブルジョワジーの家庭だった。たくさんの思い出を持ち、自分が生きているうちはこの家を大切に残そうと誓う長男だったが、長女と次男はまるで違う思いを持っている。長男はフランスで生まれ育ち、いまもフランスに居を構え、国外の生活を知らない。しかし長女は世界中を忙しく回っていて、次男は仕事の都合で上海にいる。アサイヤスの国内で撮った映画と国外で撮った映画の二重人格的な差異が、ここではそのまま兄弟たちの生き方や性格すらを形成する。

 生家を守ろうとする長男と、生家に思い入れのない長女、次男の対照的な関係を浮き彫りにしながら、それでもなお家族であることをやめない彼ら彼女らの自由な生き方を的確に描き出している。生前の母親も、母親の死後の葛藤の中の長男も、決して兄弟を糾弾したりしない。彼らの主張を民主的に受け入れることが家族の在るべき姿なんだと問いかける。ここでもまた次男の就職先に遠く離れたアジアを設定する。誕生会の他愛無い会話の中でも、現代社会への警鐘や痛烈な批判が盛り込まれ、やがて経済学者の地位も名誉もある長男フレデリックとその娘の間に突然の不和が起きる。人生というのはそういう受け入れ難い現実と向き合っていく作業なのかもしれない。今作のもう一つの特徴はオルセー美術館全面協力のもと、丁寧に集められた美術品だろう。一部の絵画を除いた全ての美術品が大叔父のアトリエだった生家を優しく飾る。バルビゾン派の代表的画家カミーユ・コローの手による2枚の抒情的な風景画をはじめ、ルドンの晩年のパステル画やルイ・マジョレルの家具、ブラックモンの花器などがあたり一面を彩っていて、幸せな気持ちになる。エリック・ゴーティエのカメラも、時にステディカムの機動力を駆使しながら、古い邸宅に集まる家族の入れ違いの行動を臨場感豊かに描写している。自然光の美しさとは対照的に、母親の死を予感させた暗闇の描写が最も印象に残る。ラスト・シーンの美しさは2000年代のフランス映画の中では屈指のクオリティである。3世代の物語が同じ場所を彩った時に、うつろい行く時間の残酷さと美しさを同時に感じ、思わず涙が溢れた。
【やっぱり本物は素敵だ】

母が残してくれた美しい邸宅と美術コレクション。
3人兄妹(シャルル・ベルラン、ジュリエット・ビノシュ、ジェレミー・レニエ)たちによる遺品相続処理。
子供の頃から過ごした場所、身近にあった品々への揺れる思いが描かれます。

この映画は、オルセー美術館20周年を記念して作られています。
そのため、本物のコロー、ルドン、マジョレル、ブラックモンの絵画、家具、花器が使われているらしいです。
やっぱり本物は素敵です。
本物が醸し出す空気感が、パリ郊外ヴァルモンドワのお屋敷の開放的でいて落ち着いた雰囲気と一体になり、映像に焼き付いています。

でも、これらの芸術作品も、お屋敷での生活の中に配されてこそ、活き活きと味わい深い。
美術館へ寄贈され、展示室に閉じ込められ、花も活けられず、自然光を浴びることもなく、観客に素通りされることによって、残念ながら生気を失い、所有していた家族の思い出と共に色褪せていく。
そんなアンチ美術館主張をあえて織り込むところに、オリヴィエ・アサイヤス監督のしたたかさが見えてきます。
古き佳きものへの郷愁と、未来へ受け継がれる微かな希望を感じ取りたい、アートファン垂涎の作品です。
3.5
夏も夏の庭も好きだし、タイトルだけ見てずっと見たかった作品なんですけど、実際見たら身につまされてイライラしてしまって、何回か一時停止して深呼吸しながら見ました。
ドラマ自体は静かなもので、とても良かったのですが、ただ自分の身に当てはまりすぎて腹が立っただけです。

相続でモメる、っつーのは2パターンありまして、ひとつは親が金持ちで都心の一等地とか株とか宝石とかの金になるものをたくさん持っていて、それを子どもたちが奪い合うというパターン。
ふたつめは、親がいらねーものばかり残していくパターン。つまり、買い手のつかない山林とか田舎のバカでかい家とか、境界線でモメてる土地、儲からない商売、あとは美術品価値がまったくない美術品、家具、絵画(つまりガラクタ)、手入れの大変な庭など。これらが残された場合、子どもたちはそれらを押し付け合うことになる。
そしてたいていは、要領の悪い兄弟か姉妹がそれらを引き受けるはめになる。
まさしくうちがそうで、うちの親は住んでる家と土地だけもらい、相続税と固定資産税にずっと苦しめられてきた。クーラーもない古い家屋で熱中症になりかかり、草取りや掃除、瓦屋根の修理など維持が大変。
他の兄弟は良い土地をわけてもらい、さっさと金にして都心のマンションに住み、たまに実家に寄っては「やっぱり田舎は良いわネー」などと言って帰っていく。
この家はaaaakikoちゃんがあとは好きにしていいのよ、売るなり勝手にしてねとかみんな言うが、先祖代々のガラクタどうすんだよ?掛け軸や茶器なんて今どき誰が買うんだ?蔵から火縄銃が出てきたときにはへたすりゃ銃刀法違反だと警察に言われたよ。土地を売るにしたって日本は更地にしなくちゃ売れないし、墓じまいだってしなくちゃいけない。

そんなことをこの作品を見て思い出し、やりきれなくなってしまった。
まだこの映画の中の家にあるのはちゃんとした美術品で、オルセーがほしがるほどのものだからうちなんかとは格が違うけど、それだとなおのこと維持管理が大変だったと思う。
それはやはりこういう家には、エロイーズのような有能な使用人がいましたがね。
案の定、この作品でも、無責任な弟妹たちが、愛着のあるものは売りたくないとか、オークションにかけて価値を見出せみたいな勝手なことを言っていたな。

断捨離、シンプルに生きるなどと人は簡単に言うけれど、立場的にそうできない者もいる。
「良い物は良いわよ」みたいなことを娘が言ったとき、母親が
「でも歴史を背負わない作品が好きなんでしょ?」
と言ったけど、結局みんなそうだろう。
そりゃそうだよ。古い物は良いなんて言うやつも、好みが合えばの話だ。

でもせめて、このような作品で、そんな鬱陶しい、でも愛しい歴史を背負うはめになった人の思いを知ってもらえたらいいと思った。

わたしだって、生まれ育ったあの古い家を、いつか壊すことになるのだろうと思うと悲しい気持ちはある。
だけどそうしなくてはいけない。古民家再生なんてのはファンタジーみたいなもの。
歴史や文化の守り人、みたいな言い方があるけれど、その「守る」っていう行為の中には、不必要なものを切って捨てていくということも含まれているのだなと、この映画を見て感じました。

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