小林旭の髪型が変だ、まるで寿司屋の大将みたいなﾍｱｰｽﾀｲﾙだ(笑)

主役の小林旭が一番インパクト薄い、日活の現代やくざ映画

郷英治と山本麟一が味方役というかなり珍しい作品
日活でも山本麟一が味方サイドにいると格闘キャラになってました

まわり道過ぎるストーリーはアレだし、主人公の小林旭が着流しやくざものより魅力無いけども
脇の郷英治、山本麟一のキャラが立ちまくってるし
クライマックスのカチコミは血みどろで良かったし
それなりに楽しめました

やくざ映画好きなら観ましょう

安部徹の悪い顔を見ても乗り込む組織（敵側）は端から分かっているのに、そこに至るまでが無駄に面倒で物語も停滞している。小林旭のモチベーションの問題なのか、主役がぐいぐいと引っ張っていく力はすでになく、郷えい治、山本麟一、梶芽衣子、癖のある脇の役者（のくだり）でどうにかこうにか補填しながら「映画」のメンツを一応は保っている。それなら一層、小林旭と郷えい治のイチャイチャで突き通してほしいが、そういう時代でもない。今作も小林旭のために殺される郷えい治、裸になれば顔も身体もギリシャ彫刻のような美しさでうっとり。あとBARの名前が「ボイン」でその適当さは最高。結構な血の量で小林旭は二十人ぐらいぶっ殺していたので最後は自ら手錠をかけ潔く捕まったが死刑だと思う。