いろいろ曰く付きの日活マキノ任侠映画。
この映画で太田雅子は、マキノ命名で梶芽衣子になった。
冒頭、廓に売られる梶を高橋英樹を救う場面から映画は始まる。
すでに、あの眼で「怨み節」の表情をまとう梶芽…
このレビューはネタバレを含みます
花火に照らされて祭囃子の中の殴り込みという迫力
惚れられた男 の歌 か
女も男も泣きながら、しかしことばには出さずに腕を噛んでの (終) に何か込み上げる、
高橋英樹が完成され過ぎているのか南…
暗くしっとりとした画面が超絶素晴らしい。高橋英樹や川地民夫、郷鍈治、水島道太郎の演技もマキノ作品らしい情感に充ちていて泣かせるのだが、その中でも長門裕之は圧倒的な魅力。この役者のベスト・パフォーマ…
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