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妖婆
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『妖婆』に投稿された感想・評価

MrNO
3.8
バレンタインデーに神保町シアターの特集「怪異と映画」で見ました。
ーーーーー

⚠️⚠️だから私は🐸はダメだって言うのに。
1972年作の「吸血の群れ」原題FROGS、と言う大量に🐸が出てくる、ポスターも🐸が人を咥えてる映画があって、私にはトラウマ映画なのですが、
この作品は誰もレヴューにそんな事書いていないので、無防備でした。
カエル苦手の人は見てはダメです。たくさん出てきます。

神保町シアターで同じ日に見た
梅図かずお原作の「蛇娘と白髪魔」に🐸が出てきて目を背けた後に続けてです😭
こちらの方が、、圧倒的に数が多くてあまりの恐怖に目を瞑りました。
ーーーーー

そう言うこととは別にこれは特に後半、妖婆と化した京マチ子が河童のように川から現れるシーンからかなり怖いです。
京マチ子ものたうち回って(レヴューで鍛えたからか柔らかい身体能力)日本版エクソシストのようです。
キリスト教の悪魔ではなくて祈祷の悪霊に取り憑かれるのですが。

アニメを使ったり、ライトの陰影を効果的に使ったり、煙、霧で妖気を表したり演出に手がこんでいます。
ーーーーー

前半は、良家のお嬢様、京マチ子の男運の悪さと関東大震災の連鎖からくる人間ドラマです。
なんと言っても京マチ子の熱演、快演につきます。
当時もう50代なのに、10代役の前半と、呪われて妖婆(役の上ではまだ30代です)に変身する姿を演じ分けるとは。
しかも乳房丸出しのまさに熱演。
生涯独身を通しただけあって綺麗な乳首を見せてくれます。

日本を代表する大女優がよくこんな役をしたと思います

その京マチ子を弄ぶ、三國連太郎のエロ祈祷師は笑えます。画面に現れた瞬間、コイツはエロい!って見えるのは凄い。
祈祷しながら身体をまさぐり、滝に打たれながら意識朦朧としてる京マチ子を犯すんですから
2.6
原作は芥川龍之介の小説。オカルト感満載な雰囲気とか京マチ子のヌードとか、それなりに見どころはあるものの、相手を呪う人間の気持ちが弱く、後半が腰砕けになっている。結局、そもそもの発端であったはずの人間の嫉妬とか欲望とかは尻すぼみになり、得体の知れない邪神か何かによって物語が乗っ取られてしまっている。
3.0
1976年製作公開。原作芥川龍之介。脚色水木洋子。監督今井正。撮影宮川一夫。製作は永田雅一。永田雅一に乞われて脚本家、監督、主演女優は参加したのでしょうか。それにしても52歳の京マチ子がうら若き処女妻を演じるのは無理があるのでは?声だって若くないし。げんなりしてしまう。

その京マチ子演じる成金の娘お島は、家の後継ぎとして迎えられた新三/江原真二郎と婚礼の式を上げるのだが、新三に横恋慕しているお島の従妹さわ/稲野和子の呪い?にかかって初夜が上手くいかない。初夜どころかその後も全く上手くいかないので、新三の怒りはお島に向かい、お前といると気持ち悪いんじゃ!と、家に寄りつかなくなり、夜な夜な外で酒を呑むようになる。そんなこんなで、遂には満たされぬ性欲がさわに向かい、無論、さわも望むところで深~い仲になる。

そんなことになっているとも知らぬ両親は、霊験あらたかな行者/三国連太郎の下に処女妻お島を送り込むのですが、画面を観ているだけで、こんな奴に預けたら犯されるに決まってるじゃん、という期待通りの展開になるのですが、京マチ子が江原真二郎、三国連太郎との濡れ場シーンになるとおっぱいを曝すんだけれど、あれは吹替なんだろうか。そうとは見えないのだが。

というわけで、江原真二郎はさわと出奔して離縁。

関東大震災が起こり、家は没落。さわは避難中に知り合ったインテリ風男子井原/児玉清と知り合い、肉体関係を持つ。さわの呪いは、新三だけに向けられていたということなのか?が、井原には北海道に妻子がいて、さわのことをどう思っているのかはよく分からないが、おカラダは手放したくないようだ。その井原の娘が井戸に落ちて死んでしまうと、その例がお島に憑りつく。なんだかよく分からぬが、井原の子を宿していたお島は井原の子を堕ろす。

10年後。お島は、浅草で仕立物屋を営んで評判になっている。そこに、さわが娘お敏/神保美喜のために仕立てて欲しいと訪ねて来る。さわは、蝦蟇の神様に心酔していて、お島がわたしを恨まずに仕立ての仕事を引き受けてくれるようにと願い奉るのですが、蝦蟇の神様は、生贄を所望したりして、わたくし的には、なんじゃこのシーンは?ということになるのです。

で、芳紀16歳の神保美喜ですよ。公開時には観ることが出来なくてはや50年。ようやく神保美喜の白い裸身を観ることが出来ると思ったのですが、え?16歳の女子を裸にすることなんて1976年には出来たのだろうかと疑わしくなる。52歳の裸もどうかと思うが、52歳がリアルだとすると、大女優が脱いだのだ、デヴュー仕立てのお前が脱がないでどうする、ということで脱がされたんだろうか。真相はよく分からぬが、いまや16歳の女子を裸にして撮影するなんて誰もしないだろう。

で、蝦蟇の神様は、お島を生贄として所望するらしくて、ここは意味が分からないところで、願い事をしたさわじゃダメなの?さわに身を呈させる方がが簡単じゃないのさ、と思うのだけれど、さわは、「牡丹燈籠」のお札剥がしの章のようなやり口でお島を守っていた数珠をなきものとし、お島を生贄として供することに成功する。お島に乗り移ったと思ったら、すぐさま、さわのひとり娘お敏を所望するのですから、計画性が全くない蝦蟇の神様。

お島はさわの所為で辛苦を舐めたと知っているわけでもなさそうだし、唯々次から次へと京マチ子の苦しむさま様が映し出されているだけのような気がする。今井正といい水木洋子といい京マチ子といい、永田雅一という妖怪にとって食われてしまったとしか思えぬような作品。

神保町シアター 怪異と映画 にて

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