貧しい農民からの主人にまでのし上がった近江屋の主人を中村鴈治郎が演じている。
誰もが驚くほどのドケチで、こういう役をやらせたら天下一品だ。
お金に執着して生きていたら、こうなるなぁと思いながら観た。…
一応は勝新や雷蔵が出てくるのだが、 中村鴈治郎・浪花千栄子・三益愛子ら親世代の怪物俳優たちにはまだ相手にならない若さ。
ネオリアリズモみたいな冒頭から始まり、勝新が出てくると話が明るくなり、雷蔵が…
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もったいない、もったいない
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年貢が納められず逃げるようにして大阪にきた仁兵衛一家。米を拾って売る生活を続け10年後には立派な生活になるが。
オープニングで雷蔵さんがトップにクレジットされ…
金持ちが悪いのではなく、貧乏が悪いのだ。
貧乏が心も貧しくして余裕も奪う。
(※金持ちの権力者はそれはそれでタチ悪い。貧乏だけでなく金も悪い。)
「お前が毎日泣いて暮らしとるのに、働けるとおもとん…
このレビューはネタバレを含みます
大阪人としてハッキリしときたいんだけど!
やたらと
ワイは大阪でっせー!とアピり気味なYouTuberに限って
本当にひとつも面白くない奴ばっかなんだけど…
今までのメディア構造だと
…
市川雷蔵は脇役。
中村鴈治郎が主役の超ドケチ男の金への人情のない執着と悲劇の物語。
鴈治郎の悪烈ドケチ演技には無性に腹が立ち、地獄に落ちろ!とまで思ってしまいました。素晴らしい。
勝新は脇役な…
1957年 モノクロ 時代劇 96分。年貢が払えず一家四人で夜逃げして大阪へ出た家族。苦労して十年経ったら、近江屋(中村鴈治郎)として立派な店を構えるようになった。しかし、貧農時代は家族を思いやる優…
>>続きを読む中村鴈治郎と浪花千恵子は名役者ですね。見応えがありました。年貢が払えない貧農時代は妻や子供の幸せを願い心根の暖かい父は、大阪に出て商家として成功すると人格が変りました。妻や子供の幸せよりも金が大事と…
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