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乳房よ永遠なれ
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『乳房よ永遠なれ』に投稿された感想・評価

TS
3.5
短文感想 75点
なんとなくタイトルで予想できるかもしれませんが、乳癌を患ってしまったとある女性とその家族の物語。順風満帆にいく人生なんてなかなかない。どこかでつまずいたり、危機に瀕したりします。最後のあたりは涙を誘う展開になり非常に悲しいです。子どもたちの無邪気で健気な様子もまた悲しくなるポイントのひとつでした。ただ、そこに至るまでの展開が少し冗長的だったかなと思いました。
菩薩
4.5
不幸せな結婚生活に終止符を打つことで妻であることから解放され乳房を喪失することで母であることからも解放された彼女に残ったのは娘であり女であること。愛ともつかぬ関係性を築く相手との今生の別れであると知りつつも、その背を追えずに流るる涙。死の床にあろうとも紅を引き髪を整え乳房の膨らみまでをも装い男を迎え入れた彼女が最後に欲したのも、髪を洗い美しくこの世を去りゆくこと。かつては想いを寄せた相手が入った湯にその身を浸し、傷付いた身体を友に見せつける一方で、湯に当てられた身を冷ますためにその膝に伏す、女であることの矜持と女同士であるからこその慈しみが同居した素晴らしい場面だと思った。その身体で抱かれるからこそ乳房を失っても決して失われはしなかった女性性と言うものが際立ち、愛すれど残して逝かねばならない子供達に向けられた遺言によって再び母性そのものが立ち上がって来る。大月がもしその死に目に間に合ってしまったら…ちょっと違う映画になってしまうと思うし、間に合わないからこそ女性であるが故に失われた時間がより鮮明となる。フェミニズム、ともまた違う、女性が見つめた生と死と、美しく儚く散った愛と夢。
leyla
4.1
31歳で亡くなった歌人・中城ふみ子さんの半生を田中絹代が映画化。今作が3作目の監督作品で、田中絹代自身が題材を選び、製作にあたったそうです。実話ベースの重みを感じました。

死の匂いが終始立ちこめているような作品でした。かといって暗いばかりではなく、そこには一人の女のどうしようもないぐらいの「生」が同時に匂っている。

中城ふみ子さんは、寺山修司とともに現代短歌の出発点であると言われた歌人。

50年代に離婚しています。時代を考えるとかなり進んだ選択をしていると思う。酷い夫でした。

乳がんに倒れ、乳房を失ってもなお、男を愛し、女として生きた奔放な人生。
一方では、母としても愛情深く、子供たちへの歌も残している。

死ぬ間際にも、好きな男性へ剥き出しの愛を見せ、彼女は彼女らしく自由に生きたのだと、悲しみよりもむしろ清々しくさえ感じました。

あの世へと向かうような暗い廊下、鉄格子の向こうに死を漂わす無情さ。
入浴シーンや手鏡を使った演出、病室で愛を確かめ合う姿や病床で髪を洗うシーンなど田中絹代さんの繊細かつ大胆な演出にゾクゾクしました。女性ならではの演出だと思います。

主役の月丘夢路さんが死が近づくほどに艶っぽくなるのが怖いぐらい。

女性監督だからこそ描けた女性の「性」と「生」。男性優位の時代に製作した貴重な作品です。
今作で改めて監督・田中絹代が誕生したように思えました。

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秋津温泉

上映日:

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上映時間:

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  • 松竹
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