陽のあたる場所からの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

エロディ・ブシェーズ主演の人間ドラマ。前半の舞台はフランス。大学を卒業したての精神科医コーラは、ある日名前も身元もわからない女性患者と出会う。大暴れして自傷行為に及び、注射で鎮静させられ…心を病んだ…

物語の始まりから、色合いがどんよりと暗く、静かに静かに進行していく人と心の葛藤のお話でした。わりと表面的な部分で表現されているので、そこがかえって生きていくことの冷たさや暖かさをリアルに映し出してい…

アイスランドが舞台の映画を観たくてレンタル。
あらすじを読み、精神科医が精神患者を救うホッコリとした心温まるストーリーかと思ったら全然違った。
暖かさに包み込まれるどころか完全に突き放されちゃったよ…

精神科医のコーラと患者のロアの交流を描いた作品でした。
コーラのロアを助けて治療をしてあげたい気持ちも分かるけど勝手に島から連れ出そうとしてはいけないね。
連れ出しは結局上手くいかなかった。
でもそ…

色合いが綺麗で、絵画のような場面が多く最後まで飽きなかった。
共依存がテーマの映画だとレビューがあったので観てみたが、主人公は恋人とちゃんとした恋人関係を築けているし、ロアに対してこそ突拍子もない行…

言葉以上の壁。それはほんの些細だけど、至る所に存在する物。理想と現実の間に、文化と文化の間に、個人と個人の間に立ちはばかる大きな壁。
自分にとって、自分の文化にとって正義であるからといって、この壁…