セカンドベスト/父を探す旅の作品情報・感想・評価

「セカンドベスト/父を探す旅」に投稿された感想・評価

yoakiri

yoakiriの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

グラハムが最後に二番目ではなく一番を望んだシーンが良かった。
本音を語るシーンやわかりやすい感情表現はないのに、2人がどうお互いを思っているか少しずつ明らかになっていく様子が印象的。
静かなラストシーンは未来を想像させる余白があって良い。
劇中のBGMの種類が少なすぎる。そこそこ耳に残るメロディなのに随所で流れてくるのがシュール…マイナス要素には感じないけども…
なお

なおの感想・評価

3.5
ジミーは刑務所に入ってる父親だけを信じて他人には心開かない。

お前を1番愛してる!
うんうん、でもその後の言葉が、幼い子供には重すぎる。
ジミーはほんとに父を心から愛してるのか?
幼い頃のサバイバル生活、それにあんな約束させられたら…
父親への恐怖のトラウマにも感じた。
ジミーを養子として引き取りたいグラハムも父からの愛情を求め続けていた。

大人も子供に支えられる時がある。ラストはそっと寄り添い励まし生きていってほしいと思えた。

子役の少年、とても目ヂカラがあって、喜怒哀楽の表現力が素晴らしいけど、この作品しか出てないのか全く情報が出てこない。
もったいないな〜

(字幕)
翔海

翔海の感想・評価

3.8
身勝手な大人にうんざりしている
誰か僕を愛してくれよ。

大好きで1番信頼していた父は刑務所に行ってしまう。児童養護施設に預けられたジミーは大人を信用していない。そんな彼に興味を持ったのが独身で家業の郵便の仕事を継いだ中年男性のグラハムであった。グラハムは少年ジミーを養子に迎えいれようと考えるも彼自信にも抱える問題がいくつもあった。妻をなくしてから鬱状態になった父の面倒を見るグラハムは養子に迎える条件で不利になることから父との確執を埋めようとするも記憶から消し去りたい過去を思い出しては苦悩していた。共に父親にコンプレックスを抱えた二人が次第に親子に似た友情が芽生えてゆく物語。

隠れた名作とも言える作品である。
子供からの観点でも大人からの目線でも見れる作品であり、自分にとっての父親を考えるような作品です。育児放棄をした母から救ってくれた父親が突然刑務所に連れて行かれ、身寄りもない少年は大人を信頼出来なくなるのも頷ける。それに対して妻ばかり愛していた父を持つグラハムも父親との確執を抱えていてそれに共感を持てる人も中には居ると思う。人それぞれの家庭環境はその人の人生に関わるものであるし、映画はそれを表現しその人たちにも寄り添えるものだと思える。私も父親という存在には少しコンプレックスがあり、共感が持てるところもありこの作品に出会えたことによってこんな家庭も存在すると分かり、少し救われた気分になれた。
馬桃

馬桃の感想・評価

4.2
父の期待に応えられなかったという劣等感を抱えたまま、進む事を辞めてしまったグラハムが、少年を養子に迎えるという決心から歩き始めた様子がとても心打たれた。
この後のふたりの幸せを願わずには居られません。誰だって愛されたいよね。
yukko

yukkoの感想・評価

3.3
そりゃ愛をゴリ押しする何もしてくれない実父より、惜しみない愛をくれる他人のおっさんが良いよね。
遠くの親戚より近くの他人とはよく言ったもんだ。

幼少期と少年期がソックリだけど同じ子!?いや、まさかね💧よくこんな似てる子探してきたなー。
ウィリアムハート若い!そしてこの人の映画は真面目!
Iwarenkon

Iwarenkonの感想・評価

3.0
ウィリアム・ハートが流石。演技である事を忘れる程の演技です。
ただ、登場人物や背景に派手さは全くない。お互いにトラウマを持つ二人が交わり、ぶつかり合う。そこが見どころなんだろうけど、ただ重く、そして終始暗い。
日本と海外の養子制度は全く違うものだからか、特に刺さる所もなかった。

個人的には、映像化するよりも、あるなら小説として読んだ方が良さそうな気がする。
nago19

nago19の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いきなり始まって何?と思わせて2人の過去の映像を交えてだんだん分かってくる。特別養子縁組は難しいっていうけどこの2人なら分かり合えていけそう。過去のトラウマはキツいだろうけどラストに明るさを感じられて良かった。
地面に穴を掘って隠れるなんてね。そこしか癒される場所がないなんてね。悲しくて仕方ない。でも私なら抱きしめてあげて暴力されたら怖くなってじゃ知らないって言ってしまいそう。
柴

柴の感想・評価

3.6
両親から愛情をもらえないまま歳を重ね、結婚する事なく40代となった主人公グラハムが、心に傷を持つ少年ジェームズを養子に迎えようと交流を重ねる物語。

説明台詞がほとんどなく、画面上での小さな動きや何気ない言動で登場人物たちの心情を表現しており、一見するととても分かりにくい面がある。
だが、だからこそ自然で繊細で、とても奥が深い。地味ではあるけれど、静かで温かい良い映画だなと思いました。
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