命を救う事だけが価値のある事ではない。その過程で心や気持ち、周りの人の苦しみを救う事にも意味はある。誰かを想う強い気持ちさえあれば何処までも人は一生懸命になれる。悲しみもいつかは明日への希望となるそ…
>>続きを読む「俺は、ニセモンや。資格がないねん。」
田舎の町医者先生(鶴瓶)とそこに着任した研修医(瑛太)、
救急病院勤めの経験のある看護婦(余貴美子)の3人を中心に、
医療や人の交流、会話を通じて、
地方に…
「一緒に、嘘…ついてくれます?」
山合いの高齢者がほとんどの小さな村に伊野(笑福亭鶴瓶)というたった1人の医者がいました。
彼が突然失踪したシーンから始まります。
捜査している刑事達が村人の聞き込…
《ヤブ医者》の語源のひとつに、薮は弱い風で揺れることから、風邪のような軽い病気のときだけ仕事をする医者だ、なんて説(※1)があるらしい。
この映画にも、畑の緑が水面のように音もなく風にそよぐカット…
限界集落の限界の医療体制を何とか支えていた偽医者の話でした。
とにかく葛藤重視の作品で、葛藤好きの映画評論家や業界人が好きそうだなというのが素直な感想です。
設定が良いなと思いました。
話も面白かっ…
物語の時系列は、伊野治が村で唯一の医者をやっていた頃の日常パートと
少し進んだ、伊野治が失踪した事から始まる捜査パートが平行して進んでいく。
伊野が失踪した事から物語の幕は開かれる。
日常パート。…
映画の構成的に、思っていたのとは違って、市民ケーンのような時系列を行ったり来たりする感じで面白かったと思います。
お涙頂戴的な感じでないのも良い。
ただ、(自分だけかも知れませんが)「これはどうい…