【しまいにゃクビよ】142
三木鶏郎ファンとして、「ホープさん」の歌が映画で聴けたのは単純にうれしい。ただ全編、同曲のアレンジ、変奏だったので、それはちょっとさみしい。
舞台となるは丸の内の大企業…
すごい笑った。庶務課の奥の席でボンヤリ座って普段なんの仕事してるんだ小林桂樹、というかこの会社自体何してるんだとの疑問は残るけど、そんなことはともかくサラリーマンは忙しいのだ。野球部の親善試合とか、…
>>続きを読む東宝サラリーマンものを形作ったとされているが、昭和砿業というこの会社の業務内容がまったく描かれていない。主人公は庶務課勤めだが、仕事は社長の随行。社内にライバルがおらず、上役の虐めもない。社長派、専…
>>続きを読む何といっても、コメディ調作品の主役は、志村喬演じる サラリーマン社長と娘(関千恵子)。
移動中に、"西洋料理を箸で食べる夢"を見る社長。
前社長との突然の再会でのフットワークの軽やかな社長。
社員を…
母・三好栄子と面接並んで、トイレ行ってる16番をオドオド割り込むホープさん。本人はもちろんまっすぐボンヤリピュア桂樹。上役に気に入られ仕事は何もしてない。給仕の井上くん働き者。柄ワンピースにサンバイ…
>>続きを読む恐るべし、といかにも無色透明無害無個性に見えかねない、この作家の天才と実力を思い知る。セットもかなりショボいし、主演は東宝で固めてるわけでもないし、会社が総力を挙げての·真逆近くにある作品だが(そ…
>>続きを読む風刺もほどほどに入れ込みつつテンポゆるやかにくだらないエピソード満載。フィルセンの小ホールのプロ観客の笑い声も心地よい。セキチエのはっちゃけもサイコーだけど、ひょうたんこと花柳小菊サンの演技が素晴ら…
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