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『フランチェスコ -ノーカット完全版-』に投稿された感想・評価

4.0
ミッキー・ロークが聖フランチェスコ!?企画した人正気なの?と思ったら、すみませんかなり良かったです…
これやっぱり監督の力かな
画面暗いからミッキー・ロークの顔もずっと半分暗くて、そうして見ると心優しい聖職者に見えないこともない…いや、良かったですミッキー・ローク。
画面は暗いわ、話もわかりづらい。だけどそもそも信仰の始まり(というより生き方の選択)などというのは他人には理解しづらいものであり、神よわたしはあなたのしもべ!なんて寒いセリフがなくて良かったです。結局、捕虜になったとき処刑された人が持っていた福音が彼の選択のすべてだったのだろうか?初めて病気の男を抱きしめたときの腕の戸惑い。
この監督は、『愛の嵐』しか見てませんが、よけいなセリフなしで印象的に話を進めていくのが本当に素晴らしいなと思いました。

見た後知ったのですが、ノーカット完全版はイタリア語吹き替えだったのだそう。吹き替えだなんて全然わかりませんでした(笑)ミッキー・ロークイタリア語できるのかとか思ってた(爆笑)通常版は本人の英語だったようなんで、完全版を見て本当に良かったと思いました。聖フランチェスコ伝説を英語でなんか誰が見たいもんか。

わたしは聖フランチェスコは修道会とともにアッシジに教会を建てた聖人だと思っていたがとんでもない間違いをおかしていました。何も持たず貧しい人や病人と暮らしていたがそのうち団体が大きくなり、会則どうこうで若い信者と考えがずれ始め胸を痛めていたことも初めて知った。
フランチェスコ本人もすごいけど、最初の仲間たちも立派な人たちだなあと思います。
フランチェスコとともに女子修道会を作った聖クララ(キアラ)は、ヘレナ・ボナム・カーターが演じていました。この方は中世のこういう素朴で頭の良い女性をやるとそのものという感じで良いですね。わたしは洗礼名がクララなので嬉しかったです。

終わり方が唐突でびっくりしましたが、フランチェスコにとっては、ずっと「お話しください」と神に求め続けた結果に聖痕の拝受。それが最高であり、彼の人生はそれですべてであったのだという監督の考えがある気がしますしわたしもそれで良いと思います。監督の素晴らしい演出だと思いました。
犬
3.3


12世紀末のイタリア
裕福な商家に生まれ育った青年フランチェスコは、戦争で捕虜となった際に目にした福音書や十字軍の遠征での経験によって人生観を一変させる
すべてを貧者に与えてスラムで暮らしはじめたフランチェスコの元に、徐々に賛同者が集まりはじめるが……

中世イタリアの聖人フランチェスコの生涯をミッキー・ローク主演で描いた伝記ドラマ

偽善

いろんな施しが

仲間たち、法王
いろんな関係性が

暮らしぶり

雰囲気
世界観もありました
バチカンが作成した「重要な宗教映画リスト」(1995)15本のうちの1本。聖人フランチェスコが“聖痕の奇蹟”を受けるまでを描くイタリア映画。監督は「愛の嵐」(1973)のリリアナ・カヴァーニ。撮影監督は「ノスタルジア」(1983)のジョゼッペ・ランチ。音楽ヴァンゲリス。

13世紀初頭、イタリア半島アッシジ。聖痕を受けて召されたフランチェスコの思い出を弟子キアラ(ヘレナ・ボナム=カーター)たちが回想する・・・裕福な商人の家に生まれたフランチェスコ(ミッキー・ローク)は成人になっても遊び暮らしていた。それが戦争で投獄された頃から聖書に没頭し始め、やがて信仰に従い全財産を放棄する。。。

フランチェスコの伝記映画は「神の道化師、フランチェスコ」(1950)と「ブラザー・サン シスター・ムーン」(1972)が有名だが、両作にはフランチェスコが列聖された大きな所以である“聖痕の奇蹟”は描かれていない。対して本作はフランチェスコがいかに信仰を深めて聖痕を受けるに至ったかを描くもので、どこか朗らかな両作とは打って変わり現代的リアリズムなタッチで苦難の道を再現していた。

ただしシナリオは弟子たちが書き残した評伝に物語的脚色を加えずに描かれているため、キリスト教の教養が無い日本人にとってはハイコンテクストに感じられるだろう。中でもフランチェスコが聖書に傾倒した明確な理由については実際に書き残されておらず、本作でもドラマティックな転換点を設けずそのまま表現されているため、人が信仰に至るニュアンスを感じ取る必要がある。ミッキー・ローク目当てでハリウッド映画を観るような視点で対すると解釈困難と思われる(ちなみにミッキー・ロークは敬虔なカトリック教徒であることが知られている)。

実はリリアナ・カヴァーニ監督の初長編映画は「Francesco di Assisi(アッシジの聖フランチェスコ)」(1966:主演ルー・カステル)※で、本作はフランチェスコ伝記映画の2回目。さらに2014年にも3時間超のテレビ映画「Francesco(フランチェスコ)」を手掛けていて、彼女にとってライフワークの題材と言える。本作に関する歴史的検証もバチカンが名立たる宗教映画の一本に加えているだけに信頼に足るものと考えられる。

ミッキー・ロークの熱演と名匠ジョゼッペ・ランチの撮影、ヴァンゲリスの劇伴により非常に見応えのある仕上がりで、ロッセリーニ監督版、フランコ・ゼフィレッリ版では描かれなかったフランチェスコの実像を補完するのにも役立つ一本だった。

※「Francesco di Assisi(アッシジの聖フランチェスコ)」(1966)はFilmarks未登録。伝記映画としては本作と同系のニュアンスだがモノクロで端正な作り。主演ルー・カステルは穏やかだが内に信念を秘めた演技を披露しフランチェスコ役にうまくハマっていた印象。

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上映時間:

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3.0

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