血を吸うカメラを配信している動画配信サービス

『血を吸うカメラ』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

血を吸うカメラ
動画配信は2024年10月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

血を吸うカメラが配信されているサービス一覧

血を吸うカメラが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

血を吸うカメラの作品紹介

血を吸うカメラのあらすじ

心理学者の父親の実験材料にされたマークは、実験の末、狂気の淵に追いやられる。成長したマークは映画の撮影助手として働きながら、副業でエロティックな写真撮影を行っていた。やがて彼は女性の死の間際の表情を撮りたいと熱望するようになり…。

血を吸うカメラの監督

マイケル・パウエル

原題
PEEPING TOM
製作年
1960年
製作国
イギリス
上映時間
102分
ジャンル
サスペンス

『血を吸うカメラ』に投稿された感想・評価

Ryan
3.4
「サイコ」と「血を吸うカメラ」



ストーリー
心理学者の息子であるマークは幼い頃、恐怖が人間に与える影響について、父親から絶えず実験をされていた。度重なる実験は、マークを次第に狂気の淵に追いやっていった。やがて成長したマークは、女性の表情をカメラに収めることに執着するようになる。


監督 マイケル・パウエル



過激な内容から当時は評価を得られなかったが、近年はヒッチコックのサイコと並んでサイコスリラーの原点とされる傑作。

サイコパスに耐性のない時代にサイコパス映画を撮る事こそサイコ。
荒めの映画ではあるが、理解されない時代に犯人視点を導入し観客を不快にさせる点では成功している。
サイコが「殺害される人間の恐怖」を表現しているのに対し、血を吸うカメラでは「殺戮を行う側の心理」を惜しげもなく表現している。

近年の様々な作品に欠かせなくなってきたサイコパス。
今や当たり前の展開やお約束的演出がこの作品には既に存在しており、当時のその衝撃は想像がつかない。
プロファイリングと呼ばれるものがない中、これほどまで近づけるのかと驚く。
突飛用もないと言えばそうだが、今は当たり前になった事柄でも昔はアブノーマル的扱いだったと考えると時代の流れを知る良い作品だろう。

いつか観てみたら良いかもしれないぐらい。
サイコと同じくして観るとまた違った面白さがあるのかも?
TS
3.6
【人の死に際の表情を撮る男】76点
ーーーーーーーーーーーー
監督:マイケル・パウエル
製作国:イギリス
ジャンル:ホラー
収録時間:102分
ーーーーーーーーーーーー
これで『欲望』、『ナイトクローラー』と並ぶ三大変態カメラマンが集結しましたね。今作の変態カメラマンを演じる主人公は同情の余地があるものの、カメラで人の怖がる顔を撮りたいというもの。しかもその恐怖の顔は死の瞬間の時こそ最大になると考えるため、自分の欲求を満たすためならば殺人も平気でやってしまう。とんでもない主人公でもあります。

怪しげなアパートの一室に住むマーク・ルイスは映画撮影所のカメラマンを務める一方でヌード写真を撮るという副業もしていた。彼は父親から与えられたトラウマからカメラを覗くことでしか性的欲求を満たせなくなっていたのだが。。

この父親が悪いといってしまえばそれまで。マークの父親は生物学者であり、「恐怖」について研究していました。彼は自分の子どもであるマークをビデオカメラで撮影するのを日課としていましたが、子どもの恐怖について興味を持っていたため、彼に様々なことをします。マークが起きた時にベッドにトカゲを放り込んでマークの恐怖がどんなものかを研究しようなど正気の沙汰ではない。こんなことを幾度なくされていたためマークは妙なトラウマを抱えてしまうのです。

さてマークは平気で殺人を犯していきます。恐ろしいことにカメラの三脚の脚にナイフを仕込み、それを向けながら対象者に迫ればその人の真の恐怖の表情が撮れるという変態的設計。次々と彼の犠牲になっていく女性たち。当時は酷評されたらしいですが、今ではカルト映画とも称され、同時期に上映していた『サイコ』とよく比較される名作ホラー映画の模様。個人的にはもっとえぐいものと思っていましたが十分楽しめました。
KUBO
3.8
町山智浩さん推薦というので見てみたけど、これはおもしろかったな〜。

町山さん曰く、世界初のサイコパス映画。

『血を吸うカメラ』っていうタイトルがいいね。なんか『怪奇大作戦』のエピソード名みたいで。

主人公は女性を殺す瞬間をビデオに撮りまくる変態殺人鬼。

彼は幼少の頃、父から受けたあるトラウマで、カメラを通してしか女性を正面から見られない。そしてその女性に性的な興奮を覚えると、撮影しながら殺してしまうのだ。

テッド・バンディはサイコパスながらイケメンで口八丁の男だったが、本作の主人公は、普段は内気でマジメに見える好青年なところがポイント。最終的には彼も犠牲者であるかもしれないと思わせるラストシーンだ。

町山さんの解説の受け売りにはなるが、

この映画のすごいところは、カメラを持つと人が変わるという映画だと言うこと。実際の映画業界にはこういう人がたくさんいる。

また本作は、1960年、あの『サイコ』の2ヶ月前に公開されたが、公開後たいへんな批判を受け、監督のマイケル・パウエルは映画を撮れなくなってしまう。1979年にニューヨークで再上映されるまで幻の作品であったのだ。そしてこの再上映を仕掛けたのが、マーティン・スコセッシ。マーティン・スコセッシは大学でマイケル・パウエルに学んだ弟子。『血を吸うカメラ』はこの再上映後、再評価された。

2ヶ月のズレで公開された『血を吸うカメラ』と『サイコ』。両作とも親の呪縛に囚われた息子が女性を殺す物語でたいへん似ている。『サイコ』の方が圧倒的に有名だが、私は『血を吸うカメラ』の方がおもしろいと思う。

『血を吸うカメラ』に似ている作品

ヘンリー

上映日:

1992年03月19日

製作国:

上映時間:

83分

ジャンル:

3.4

あらすじ

服役中に知りあったオーティスと同居しているヘンリーは、害虫駆除の仕事をしながら日課のように淡々と殺人を繰り返していた。そんなある日、オーティスの妹・ベッキーが彼らの家に転がり込んでくる。こ…

>>続きを読む

反撥

上映日:

1965年08月18日

製作国:

上映時間:

105分

ジャンル:

3.8

あらすじ

ロンドンで姉と暮らすキャロル。姉が妻子持ちの男を毎晩連れ込むことに嫌悪感を抱き、同時に男性への恐怖を募らせていた。ある日、姉がその恋人と旅行に出発。束の間のひとり暮らしを始めたキャロルは、…

>>続きを読む

マーニー

製作国:

上映時間:

129分

ジャンル:

3.4

あらすじ

幼児期の精神的衝撃から赤い色を恐れ、無意識のうちに嘘をつき、盗みを重ねるマーニー。彼女は盗み狙いで近づいた会社社長・マークにプロポーズされ、結婚する。心を閉ざしているマーニーに対し、マーク…

>>続きを読む

悪魔の植物人間

製作国:

上映時間:

92分

ジャンル:

3.3

あらすじ

人間と植物を融合させた理想的新生物の創造にいそしむ狂人・ノルター教授は、見世物小屋の男に協力させ、誘拐してきた学生たちを被験者にして禁断の実験を行っていた。実験に失敗して生まれた無残な怪物…

>>続きを読む