リンゴを喉に詰まらせて苦しむ娘。母親ジュリアは娘を救いたい一心で、自らの手で気管切開をして死なせてしまう。
ジュリアは夫と別れ、とある屋敷に一人で住み始める。だがその屋敷には、母親に殺された娘の霊が取りついていた。

ジュリア役のミア・ファロー。
精神衰弱の演技はお手のもの。
か細く、幸の薄い感じが似合いすぎる。
残念なのが、関心な幽霊が全然出てこない笑
ある意味、ミア・ファローの独壇場。
ピアノの音色とラストシーンはとても素敵でした。

VHS買ったので再レビュー🌼

家族のごくありふれた朝の日常、子供が林檎を喉に詰まらせてパニックというこのOPがとても哀しくてインパクト大🥺
夫と義理姉から金蔓にされ、娘まで亡くすという不幸なミア・ファローが病的で、か細くて美しい。新しい家に、母に殺された邪悪な娘の亡霊が取りついていた！っていうお話なんだけど、幽霊と失った娘を重ね合わせるのが切ない😭寒々としたロンドンの街も音楽も素敵で、とても哀しくも美しいホラー映画✨

• #70年代
• #イギリス
• #ホラー

林檎を喉に詰まらせた娘を助けようとした結果事故で殺めたジュリアが引っ越し先の屋敷で怪奇現象に遭う話。
幽霊の怖さを前面的に押し出した怪異譚と思いきや『チェンジリング』的なサスペンス色が強く、静謐で格調高い雰囲気が良い。
娘の死を忘れられず幽霊に存在を重ねる母親の悲哀が心に残る。
具体的な事件の概要を台詞だけで表現する演出も印象的だが、落ち着き過ぎていてもう少し見せ場が欲しかった。
人の死に方が『ファイナル・デスティネーション』に似てて好き。
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