ジュリア・幽霊と遊ぶ女の作品情報・感想・評価

「ジュリア・幽霊と遊ぶ女」に投稿された感想・評価

子供が食べ物を喉につまらせるなんてよくあること。指を突っ込んだこともあるし、逆さにしたことだって何度かある。ほんと、こういうのが一番こわい。

よって序盤から哀しい。もうずっと哀しい。ピアノの音色もただただ哀しくて、こういう雰囲気のあるホラー映画ってすごく好きです。怖いけど

ミアファローがぜんぜん笑わないの。まあしょうがないんだけど。世の不幸を一身に背負ったような陰りのある表情をする。泣き崩れるシーンなんか、つらくて見てらんない。

じわじわとくるタイプのホラーなんだけど、ラストせまるシーンがすごい怖い。最後の最後まで本当に哀しい話でした。
これも、忘れ去られようとしている良作ゴーストストーリー。
YT以外で今観ることは難しい。
いつもの朝、慌ただしい家族の朝食風景が一変して悲劇に。娘が林檎を喉に詰まらせ、息ができないのをなんとか救おうとするパニック状態で、瀕死の娘を前に、母はナイフで娘の喉に穴を開けようと試みる。救急隊が来た時には白いブラウスに血を浴び放心状態の母親の姿。この出だしだけで引き込まれること間違いなし。
娘の死を乗り越えられず離婚し1人大きな屋敷を買って住み始める精神衰弱ギリギリの主人公をミア・ファーローが演じている。こういう役は彼女のお箱。その屋敷に少女の霊が…
この霊が実は…ひゃ〜!な展開なんですが、ラストがなんとも物悲しい…
後で考えると、またふた通りの解釈ができると言う優れもの。
今は、こういう視覚的なアピールがないものは、怖くないと片付けられてしまうようで、本当に、こういう良質のスリラーやホラーが消えて行くのが残念です。