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ティングラー/背すじに潜む恐怖
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『ティングラー/背すじに潜む恐怖』に投稿された感想・評価

ゾクゾクする事ってありますよね?

そう…あれはある夏の夜。
車の中で携帯を触っていたら、
ヒタヒタヒタ…と足音が聞こえる。
裸足で誰かが近付いてくる様な。
周りを見回しても誰もいない。
また携帯に目を落として暫くすると、
さっきよりも近い距離でまた
ヒタヒタヒタ…と足音が。
ちょっとヤバい気がする。
ミラーも全部確認したけど、
車の周りに誰もいない。
ヤバいな、ヤバいな…と思っていたら
またヒタヒタヒタ…と運転席の横で
足音が止まった。
これは絶対
あ か ん や つ ! !
次の瞬間、コンコンと扉がノックされた。
最後の確認ッ!!
周りは確かに誰もいないッ!!
ゾクゾクゾクゾクッとして、アクセル踏み込んでその場を逃げた。
そんなある夏の夜。

あー怖かった。
実話です。

はっ!!映画と関係ない怪談話でこんなに行を稼いでしまった。

恐怖を感じた時のあのゾクゾクは何なのか?というお話。

長年の間、恐怖心の研究をしているチャピン博士は、人が恐怖を感じると脊髄に生息する"ティングラー"という生物が肥大化して、背筋をゾクゾクさせているという仮説を立るが—— 。

初っ端、監督ご本人が登場して、観客に注意喚起なんて斬新!!
古いのに斬新!!
あ、最近だとシャマラン監督も登場したっけ。

恐怖を感じたら悲鳴を上げて!!
ティングラーは悲鳴が弱点。

で、ティングラーは本体が脊髄からずりっと登場してきたら、その造形に歓喜の拍手!!

何これムカデ?

彼が出てくる度に心臓の鼓動が聞こえる演出も良き。糸で操っているのが見えちゃっているけど、そこはご愛嬌。見えなかったフリをしてあげる。

口が聞けない老婦人の恐怖の表情はサイレント映画のホラー描写そのものだし、全編モノクロなのに、血だけは赤とか、そのおセンスは大好き。

マッドサイエンティストに思えたけど、真犯人はアイツやったか!?っていう展開に騙されもしたし、飽きずに楽しめる短尺モノ。

公開当時は、劇場のスピーカーから絶叫の音声が流れ、観客に紛れ込んだサクラが絶叫し、椅子の下に仕掛けられたバイブレーターが振動する等、4DXの走りの様なギミックが話題になったそうな。

ジョー・ダンテ監督の「マチネー/土曜の午後はキッスで始まる」はこちらのオマージュだそうで、終盤の展開が確かにそうだと大納得。

ストーリーに惹き込まれ、もそもそ動くティングラーにニヤニヤしちゃう、1950年代の恐怖映画にゾクゾクしちゃう。
恐怖を感じた時に背筋がゾクゾクするのは人間の脊椎には小さな生物が寄生してて恐怖が高まれば高まるほど肥大化し脊椎を破壊して死んでしまう。

その生物の名はティングラー。

でも大丈夫!
大きな悲鳴を上げて恐怖心を解放したらティングラーも小さくなる。

ティングラー全然怖くない笑

ギミック・ホラーで有名なウィリアム・キャッスル。

4DXの元祖だな。
3.5
「恐怖」は人を死なせるか?

人の背骨に寄生するムカデ・ティングラーを発見!恐怖を感じると肥大化→背骨ポッキンして宿主を殺してしまう恐るべきティングラーから身を守る方法はただ一つ。それは叫ぶこと!そんなアホな…なトンデモ設定をアトラクション感モリモリで楽しませる興行師キャッスルの面目躍如!

前作『地獄へつづく部屋』のヒットによってコロンビアが製作を許可したキャッスルのギミックホラー代表作の一本。観客席の下に小型モーターを取り付けクライマックスで作動させる→ビビる観客→みんなで叫んでティングラーをやっつけよう!っていう、ユニバとかでやってそうな観客参加型アトラクション感!多分キャッスルギミックの中でも一番有名なやつ。

キャッスルのギミックホラーの記念すべき第一作目である『Macabre』、前作『地獄へつづく部屋』と続けてキャッスルと組んできた盟友であるロブホワイトが今作でも脚本を担当。実生活でムカデに遭遇したことがきっかけで本作の脚本を書いたらしく、LSDのアイデアもホワイトの経験から。

表現主義的でありフロイト的な恐怖演出を仕掛けつつも、全てを台無しにして茶化していくのは興行師キャッスルの持ち味。主人公が偶然仲良くなった劇場経営者のハゲオッサン。その奥様は耳が聞こえず潔癖症。経営してる劇場はサイレント映画専門でその魅力を宣伝してるハゲオッサン。何も語られないけれど、耳が聞こえない奥様への愛情に溢れているからこそのサイレント推しなわけで、そういう語られない細部にホッコリさせつつの急展開は流石のキャッスルとしか言いようがない!

内に溜まっていく恐怖、ドアへの言及、行く先々で消灯する電灯、水のみの赤、浴槽からの手、言及されたドアからの手等々、すんごい分析的なパーツをばら撒きつつも全ての意味を剥奪していく手のひらクルー具合がほんと毎度のことながら気持ちがイイ!第四の壁を超えて今上映中のフィルムにすらティングラーを忍び込ませるアイデアは「観客を楽しませよう!」っていうキャッスルの人柄が溢れていてすんごく良かったし、ホッコリした気分になった。

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