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ZEDER/死霊の復活祭の作品紹介

ZEDER/死霊の復活祭のあらすじ

小説家ステファノは、妻アレッサンドラから中古のタイプライターを贈られた。中にはインクリボンが残されたままで、リボンには K ゾーンという謎の言葉が刻印されていた。ステファノは大学に専門家ケージ教授を訪ねた。教授は、Kゾーンを発見したのはパオロ・ゼダーという謎の人物で、その地では昔、死者と接触できると信じられていたという。 ステファノは、ヴァチカンも関与する K ゾーンとゼダーをめぐる国際的な陰謀に巻き込まれていく…。

ZEDER/死霊の復活祭の監督

プピ・アヴァティ

原題
ZEDER: VOICES FROM THE BEYOND
製作年
1983年
製作国・地域
イタリア
上映時間
100分
ジャンル
ホラー
配給会社
インターフィルム

『ZEDER/死霊の復活祭』に投稿された感想・評価

リバイバル上映にて。『笑む家』のインパクトが強かったので今回もサイコホラーかと期待して見ていたら割とガッツリ超常現象系だった。派手さはないもののKゾーンなどという胡散臭い概念と漂う不気味さに独特の味わいがあった。
Yuki10
4.5
中古タイプライターのインクリボンに残された文字の謎を追う怪異譚。
『ペット・セメタリー』的な死者の蘇る土地を題材に終始禍々しい雰囲気と不条理さが素晴らしい。
死んだ人間が復活する際に情緒的な演出はなく、具体的な仕組みや科学的根拠に力点が置かれて携わる人が不幸になる冷たさも良かった。
知らなくていい事を好奇心の強さから深入りし巻き込まれる妻が気の毒。
復活するシーンの不気味さは圧巻でラストも超好き
3.5
先日「笑む窓のある家」(1976)を鑑賞したが、手応えが良かったからというわけではないが、プピ・アヴァティ監督の他の作品も気になり、調べてみると本作は日本でもDVD化されていたものの、すでに廃盤でかなりのプレミアがついていたため、今回も足を運ぶことにした。休日なので客は多いだろうと思い早めにネット予約をしたのだが、イタリアン・ホラーとはいえマイナーな部類なのか、劇場はそれほど混んでおらず、少し肩透かしを感じてしまった。

【↓以下ネタバレがございます↓】

「ZEDER/死霊の復活祭」(1983)は、若い小説家ステファノの手元に、中古で購入されたタイプライターが届く。試しに打鍵したリボンに、前の所有者が残した記述の一部が浮かび上がり、Kゾーンと呼ばれる特異な土地に関する内容が現れる。そこでは、死者が蘇るという信じがたい研究が行われていた形跡があり、ステファノはその不可解な情報に強く惹きつけられる。

記述の主の足跡を追ううちに、ステファノは封鎖された実験区画、地下墓地、宗教関連施設など、奇怪な場所へ導かれる。調査が進むほど、過去の研究者たちが秘匿した、死と復活の実験の影が濃く立ち上がり、周囲には説明しがたい異変が漂い始める。やがてステファノは、自らが踏み込んだ領域が取り返しのつかない危険を孕んでいることに気づき、闇の核心へと吸い寄せられていく。

今回のプピ・アヴァティの2本のリバイバル上映でどちらかが良かったと聞かれれば、迷わず本作を推したい。プロローグにおけるKゾーンの説明不足や全体的に編集の甘さはあるが、中盤以降からの謎解きのあるミステリー要素は、ジャッロらしさがあるので、イタリアン・ホラーとしての礎はあると思う。ゴア表現を抑えめにし、サスペンスを重視する点で独特であり、後半の展開がやや曖昧に崩れる部分も、かえって観客の想像を刺激する効果を生んでいる。

神父を巡る謎解き自体は緻密に構成されているものの、その場面にのみ過度に複雑さを詰め込んでしまった印象も残る。とりわけ、1956年に起きたプロローグにあたるKゾーンのエピソードについては説明が十分に示されず、数十年後の現在へと一気に移る展開がやや唐突に感じられ、観客が物語の流れを追いにくくなる点もあった。プロローグから現代への移行をさらに明瞭にするには、Kゾーンの映像的説明や登場人物の台詞による補強が編集段階で望ましかった。たとえば、Kゾーンの断片を以後のパートに反復して挿入する、あるいはタイプライターのリボン発見場面に回想ショットを重ねるなど、構成上の工夫が有効だっただろう。

また、殺害演出はやや平凡であり、ジャッロ的な暴力描写から生まれる耽美性を、もう少し盛り込んで欲しかったというのが正直なところである。しかし、上記とは些か矛盾はあるものの、タイプライターのリボンから偶発的に物語が始まる細部にこだわるフェティッシュな仕掛けや、望遠鏡を通して映る神父と背景など、デ・キリコ的な形而上絵画を想起させる映像演出には目を見張るものがあり、構図自体に緻密な計算があり、印象に残るショットも少なかったわけではない。

生粋のホラーマニア(特にジャッロ研究家)で、プピ・アヴァティの監督作品が未見であれば、今回の劇場鑑賞の機会を見逃すのは資料的価値も含めてもったいなく、現在(2025年)では配信もなくDVD等のメディア媒体も廃盤のため、輸入盤だけに限られており、今後の鑑賞機会は極めて限られていると予測される。

しかし、イタリアン・ホラーの入門編としては、主観的な意見になるが、派手さはなく凡庸で退屈さもあるかもしれない。もしもダリオ・アルジェント「サスペリア」(1977)、「インフェルノ」(1980)、ルチオ・フルチ「サンゲリア」(1979)、マリオ・バーヴァの一連の作品が未見ならば、そちらの代表作から入った方が良いと思う。

パンフレットの題名は「知られざるイタリアン・ホラーの世界」。ZINE形式で構成されているようで(ZINEとしての形式が今回はみえてこないが。)、今回上映された2篇についての解説、ストーリー、キャスト情報、そして専門家による批評が収められている。さらに特筆すべきは、巻頭ページに掲載された、新宿ビデオマーケット店長による日本未公開作品の解説や、日本公開に絞られたイタリアン・ホラーの公開年表があり、研究価値の高い貴重な資料となっている。

[新宿シネマート 16:45〜]

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