女バイキングと大海獣の作品情報・感想・評価

「女バイキングと大海獣」に投稿された感想・評価

最悪、DVDジャケットの海獣が出てこないパターンも覚悟していたので、序盤で登場してくれて安堵した。
しかし、そこから終盤まで敵対部族とのイザコザが続く。
しかも海獣の存在と特にリンクせず、イザコザが一通り終わってから海獣再登場。
丸ごと飛ばしても問題ない寸劇を延々見せられたのは悲しかった。

あまつさえ、このタイトルにも関わらず連れ合いのマッチョ男が投げた剣で海獣が倒されるのはいたただけない。
Cem

Cemの感想・評価

1.1
ある集落では男たちが3年間帰ってこない。槍投げで選ばれた女たちが男たちを捜す航海に出かけるが海獣に襲われてしまう。火あぶり処刑されてるのに冷静すぎるカップル、雷に撃たれて死んだ息子の安っぽい敵討ち、大海獣どれ?と不満しかない。でもチープな合成だけは面白かった。海獣にしろ敵にしろ全てに迫力なくて哀しい。
こういうのが見たくて見たのだから文句を言ってはいけない。その通りだ。ただ
特にお目当てのキャストやシーンがあるわけでもないし、コレクション的見地から手を出したわけでもない、本当にただなんとなく見てしまっただけなので、なんかこう、虚無というか、何してたんだっけ…みたいなのはある。仕方ない。

女バイキングのウロコの鎧がウロコ模様がプリントされだだけのタンクトップだったり、そもそもバイキングなのに船を持っていなかったり、そういうのが無限に出てくるので、ツッコミながら見るのはやめた方がいい。

蛮族達の宴の中央で狂ったように踊っているダンサーを誰も見ていないのが本当に可哀想で、それだけは見ていて辛かった。

この手の映画を見るのに大事なのは体調管理、特に睡眠はたっぷり摂ってから見る必要がある。そういう意味で週末向けの映画といえるだろう。

このレビューはネタバレを含みます

3年も帰ってこない男たちにしびれを切らし「もう待てないから探しに行こう」と意気揚々と船出したものの、雷が鳴り響き荒れ狂う海!...と!波の間に間に大海獣が姿を見せる!!きゃーっ!!
渦潮に巻き込まれ、船は燃え盛り、投げ出されて絶体絶命の女たちが流れ着いたのはグリモルトだった。
で、グリモルトで男たちと再会を果たし喜んだのも束の間、奴隷ゆえにままならない...でも...という話。

男たちが奴隷として留まっていた理由もインガーがグリモルトの王の側に付いた理由もちゃんと描かれているのが良い。
だからこそ、サブ・クライマックスでのデジーアとウェドリックの真の愛が際立つと共に、後々のインガーの行動も美しく感動的に伝わってくる。

クライマックスのウェドリックらストンヨルドの面々VS大海獣は迫力満点💯武器は槍💯
冒頭の"槍投げ"シーンが伏線か?!上手い!

ロジャー・コーマン曰く「低予算の早撮りだろうが、常に全力を傾け、最高の映画を目指した」との言葉の通り。💮良い映画を堪能した💮

※DVDジャケットのイラストはアルバート・カリスによるもの。
フィルマークスの大海獣の色は緑色ですね。私が所有しているDVDのジャケットの大海獣の色もブックレットに掲載されている大海獣の色も黄色なのですが。何故だろう。
horahuki

horahukiの感想・評価

2.6
「食料探してくるわ!」と意気揚々と旅立った男どもが帰ってこない…。
仕方ないから島に残された女バイキングたちが船で役に立たない男どもを探しに大海原へ旅立つも大海獣さんに襲われちゃう謎ホラー。

B級の帝王ロジャーコーマン監督作。
なんと撮影期間10日という超エコ映画。イブに『マングラー』見てクリスマス当日にこんなへっぽこ選んでしまうなんてどうかしてますが、見ないなんて選択肢は生まれない素晴らしいジャケですよね。

大海獣さんは体が緑色で目と舌が赤色だからクリスマスカラーということで勘弁してもらいましょう。本編はモノクロだけど…。

大海獣に襲われる話に間違いはないんだけど、大海獣さんが出てくるは序盤とラストにチョビッとだけ…。しかも全身は映らない。う〜ん…さすがコーマン監督。

大海獣さんが出没する海のすぐ近くに島があって、そこの部族たちが大海獣さんを神として崇めてるんですね。そんで先発の男どもは大海獣さんと遭遇して難破し、この島に流れ着いたもんだから部族に捕まっちゃって奴隷として働かされていたというわけです。

全く同じようにして大海獣さんのせいで難破して部族に捕まっちゃった女バイキングたちが先発の男どもと脱出を図ろうとするのが本筋。

部族の長とその息子が島を仕切ってるんだけど、息子が典型的クソ野郎。みんなで狩に出かけるも小ちゃい猪にビビって一人すってんころりん。そんで女バイキングのリーダーに助けられるわけですが、他に誰も見てないのを良いことに「猪を倒したのはオレな!」と手柄を独り占め。いや〜クズだわ。

そんで女バイキング側にも男絡みで場をかき乱すやつがいて、この2人が良いスパイスになってくれるので最後までそれなりに楽しく見れるんだけど、他が壊滅的に面白くないので60分チョイの映画なのに見てるのが結構苦痛でした…。捕らえられてる男たちや女バイキングたちと島の部族が争ったりするんだけど、子どもの喧嘩かなってくらい迫力ないし、バイキング側がすぐ諦めるから盛り上がんない。

コーマン監督はポーシリーズは映像も見応えあるし演出もキレがあって面白いんだけど、ポンコツなのは本当にポンコツですよね…。