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Start Line
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目次

『Start Line』に投稿された感想・評価

今村彩子監督作品
[Start Line]

日本縦断自転車旅、THE ロードムービー、
ずっと観たかったドキュメンタリーで、
劇場観賞出来て良かったです。

タイトルの、[Start Line]、
旅のスタートラインは、沖縄ですが、
監督自身のスタートライン、ゴールである、
北海道宗谷岬、はたまた、
ゴールした、その先にある、
そんな作品です。

監督ご自身の、生まれつきの、
耳の聴こえない、というハンディキャップ、
それ故苦手なコミュニケーション、
それを克服しようと、
旅と映画を立ち上げて、
実際に走破、完成させてしまう、
ものスゴいエネルギーで、
見習いたいと思います。

思いますが、映画の中の監督さん、
これでもか‼ってくらいに、
叱られまくっています、
自分のダメな部分、本当なら、
あまり観せたくないはずですし、
300時間以上ある撮影素材、
別な場面を使うコトも出来る筈ですが、
旅のテーマと、スタートラインの意味、
監督自身が伝えたいコトはそこかな、
と思い、やっぱりスゴイと感じました。

ボクもコミュニケーションが苦手、というか、
けっこうな人見知りなので、
監督の想いや、小さな言い訳なんか、
かなりあるあるでした、
ものすごく共感しました笑

観ながら、わがことのように、
「わかる!」って、(心の中で)
叫んでいました笑

自転車旅の経験はないですが、
旅は好きですし、この映画のルートと、
以前バイクツーリングでのルート、
重なるところもあったりで、
ボク自身も懐かしかったり、
また行きたくなったりで、
旅心を刺激されました笑

旅っていいなぁ、って思いました。
とても良いドキュメンタリーでした、
ロードムービー、やっぱり面白いです、
春が待ち遠しいです、
旅したくなりました。

[Start Line]

2017 1 刈谷日劇にて観賞しました。
Osamu
3.7
耳の聞こえない映画監督、今村彩子さんが沖縄から北海道まで自転車で旅するドキュメンタリー。

監督が被写体となるドキュメンタリーなんですね。ドキュメンタリーにおいて監督が被写体をコントロールしたらヤラセになるわけで、監督自身が被写体になるってどういうことだろう思いました。

観てみたら、被写体に徹していましたね。というより、旅の間は監督として機能していなかったように見えました。

今村さんは健聴者とのコミュニケーションが苦手で、諦めてしまう自身を克服したくて、過酷な旅に身を置くことにより自身を追い込み、自身を変えようと考えたものと想像します。

その変わっていく姿をカメラに収めようと。

でも、実際にカメラに映っていたのは、しりごみ、遠慮、あきらめ、甘えなどなどで変われない今村さんの姿でした。

製作意図とは異なる展開になっているわけです。そういう意味ではドキュメンタリーとして成立しています。

珍しく厳しいことを書きますが、お客さんにお金を払ってもらって観てもらう価値がある映画なのでしょうか。

今村さんはもっと覚悟を決めなければいけなかったのではないでしょうか。過酷な旅が自動的に自分を変えてくれると思っていたのではないでしょうか。

変われないのは仕方がありません。でも、変わろうとトコトン苦悩しているようには見えませんでした。

耳の聞こえない人が自転車で日本縦断の旅をする、それだけでは映画になりません。その困難を乗り越えようと奮闘する美しさや醜さが観たい。確かに苦悩しているけれど、自転車で旅することの苦悩であり、主題の自身を変えることの苦悩ではない。

変わりたくても、踏み出せなくて伴走者にキツいダメ出しを喰らう。ダメッ子の地獄の特訓を観る映画ですね。

伴走者の哲さん張りの厳しいことを書きましたが、今村さん、応援しています。僕もひととのコミュニケーションがヘタクソです。
4.0
今村彩子というろう者の監督を知ったのは、同じろう者であるサーフショップ&ハワイアン雑貨店の店長・太田さんとの出会いと交流をつづったドキュメンタリー映画「珈琲とエンピツ」の製作現場を追ったEテレの番組でした。

聞こえる人とろう者は心から通じ合えないという思いから自分というものを出さずに生きてきた孤独と葛藤を映像にしてきた彼女が、日本縦断自転車の旅に出た! 伴走者はカメラマン兼務の哲さん(←聞こえる人)。

沖縄から北海道・宗谷岬までの3842キロメートル、57日間の道中、今村さんは失敗の連続でその度に哲さんに叱られまくる。哲さん曰く「叱らないと、二人ともの命がなくなる!」

耳が聞こえる人とのコミュニケーションをテーマにしながらも、コンビニやお店で出会う人達となかなか話せない今村さん。そこでもまた哲さんに叱られる…。

そんな彼女の姿が、自分と重なってくる私。私も人見知りで初対面の人とはどう話していいかわからなくなるのです。聞こえないことだけがコミュニケーションの壁になるわけじゃないのよって今村さんに伝えたくなりました。

そしたら案の定、この映画を観た聞こえる人達からそんな感想が今村さんのもとにたくさん届いているのだそう。やっぱりコミュニケーションに多かれ少なかれ悩みを持つ人はけっこういはるんやね。

旅の最終地・北の大地では、実は仕込んでたんじゃないかと思うような出会いがあり、コミュニケーションとは何かを考えさせられ、コミュニケーションの奥深さをあらためて感じることができました。

最後の夜、自ら会話に加わって笑顔を見せた今村さんの姿がとても素敵でした。
そしてこれから今村監督がどんな映画を発表されるのか楽しみです。

しかし、哲さん。よくそんなに的確に冷静に「叱る」ことができるなぁと思っていたら(一回だけ感情的に「怒った」場面あり)空手の師範をされているとのこと。宗教学にも精通しているらしい。
いや、それでもどんな時も相手に「おまえ」じゃなく「あなた」と呼びかける哲さんは素晴らしい! 指導者として確固としたものが伝わってきました。

(これ、昨年末に観たのにレビュー書き忘れてた)

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