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ルーという女
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『ルーという女』に投稿された感想・評価

「 哀しみの街かど 」のジェリー・シャッツバーグ監督のデビュー作。
一流の若いモデルだったルーが人生を転落してしまう様子をドキュメンタリーの様に描いている。
過去に恋人であり、カメラマンだったアーロンが現在のルーを訪ね、彼女自身の転落の人生を映画にする為ルーインタビューする形式で過去が描かれる。
その過去は、ルーの妄想も加わり過去と現在が錯乱するかの様に写し出される。
15 歳の過ちと聖体拝領。
シャッツバーグ監督の描き方は大変ユニーク。
とにかくルーを演じるフェイ・ダナウェイの不安定で精神的に行き詰まって行く演技力が素晴らしかった。そして輝いていた頃の彼女が繊細で美しい。
15歳からの回想すべて本人で演じ通すフェイダナウェイ。うっとりする髪の毛の色、ワイエスみたいな美しくて小さな家。ビジュアルだけでもビンビンに好み。未成年時の性体験(その老人は後に山に激突して飛行機事故死)トラウマのせいで誰も愛せなくなったけれど、一人きりには耐えられない女が時間をかけて狂っていく。DV夫のロイシャイダーとの別れ際に自画像(怖い)を持っていけと押しつけるフェイダナウェイ、海辺の家にも自画像(怖い)仕事したくない人リスト多すぎて仕事来なくなったフェイダナウェイ。そんなリスト私作ってない!って、久しぶりの仕事相手にサプライズで場違いなド派手メイクして年下のトップモデルにガン無視されるフェイダナウェイ。薬物のシーンはないけれど、ロゼワインとコカコーラを欠かさないフェイダナウェイ。ピントがぼやけていくラストシーンが悲しすぎる。好き。
カメラマン役のヴィヴェカリンドフォースさんカッコいいし怖かった。このお方の出演作今度から意識してみよう←ドンシーゲルとも結婚してたんですね。
4.0
冒頭での撮影がアラン・レネやベルイマンみたいだったのでワクワクしたが、その後の展開も少女時代の性のトラウマから逃げることが出来ず次々と変えていく男たちの遍歴も一流モデルとしての仕事もどんどんストレスになってしまい遂には精神を崩壊させていく主人公の分裂気味な心情が現実なのか架空なのか判別できない映像世界や60年代末期のアメリカ映画らしいささくれた雰囲気とともに痛々しくも生々しく伝わってきて、いつしか彼女の嘘に溺れる気持ちに共感してしまう。ただ一人の人間の心が追い詰められていく状況をこれでもかと容赦なく描いていくスタイルなので、精神状態が悪い人に見せると感染してどんどん精神を病んでいく事態になるのに注意。まるで主人公が現実から消えていくようなエンディングも心を不穏にさせる。

あと何より主人公のモデルを演じるフェイ・ダナウェイの美貌を見ているだけで眼福、それでいてあどけない少女から壮年の女性まで色んな時代のルーを完璧に表現してたり直接服用している場面がないのに薬に頼って生きている雰囲気を醸し出したりと演技のほうも素晴らしくて彼女の魅力が本作を支えていると言っても過言ではない(もっとも最初から精神状態が不安定な状態で登場するのであまり好意は抱かないかも)。

ちょっとしたやりとりでルーが現実を見失い自分の頭が生み出す嘘の世界に溺れていたことが発覚するラストの怖さ。

あまり出番は多くないけれど顔でその場の状況を雄弁に語るロイ・シャイダーの繊細な演技も最高、あの諦めたような顔が特にね。

『ルーという女』に似ている作品

サイコティック

製作国・地域:

上映時間:

105分

ジャンル:

3.6

あらすじ

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上映日:

1974年11月26日

製作国・地域:

上映時間:

114分
3.7

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