不実の愛、かくも燃えの作品情報・感想・評価

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4.2
1回では分かりにくい映画。
ベルイマン脚本、リブ・ウルマンが監督。

後半に行けば行くほど面白くなる(=前半は、こんな不倫を延々と描くのか、先が思いやられると思っていた)。
後半に話が行くまで頑張ってみて下さい。

老人、マリアンって何者?二人の関係は?と思いながら見始める。
ゲーム、マリアンは実際目の前にいない。

老人は映画を撮る人で、亡くなったか疎遠になった女性をイメージして脚本を書いている、ベイルマン自身?

老人は女の子と女性二人の写真が引き出しにあり、最後に
脚本らしい紙が山積みに。

オルゴール。ダービッドが年を得て老人(エランドン・ヨフセン)=ベルイマン監督?

ベイルマン、ユダヤ人を意識していた(それまでの映画でも)
ユダヤを指揮者が、計画的に執念深く、娘も元妻も苦しめる。

映画を通してユダヤも描いた?

エランドン・ヨフセンがユダヤ人なので、そういう意図は無いよと逃げれる
ベルイマン。
罪と罰の台詞で、ドストエフスキーも思い浮かべられ、深い感じがした。
ドストエフスキーを意識していたかは分からないけれど。
ドストエフスキーは高利貸しのユダヤ嫌いでした(欲にまみれていないユダヤ人は悪く描かないけれど)
悪く描いていない)

ベルイマンのある経験と思い出の一幕でしょうか?
イングマール・ベルイマンは脚本だけ、ベルイマンとかつて公私ともにパートナーだったリヴ・ウルマン監督作品。

仲の良い夫婦が居る。
夫は指揮者をしているマークス、妻はマリアン。
また、夫の親友ダーヴィッドは、夫妻の家に頻繁にやってくる付き合いである。
…という状況で、妻マリアンとダーヴィッドが不倫関係になってしまって、猜疑心や愛憎劇が始まる。
夫が、妻と親友の不倫現場に乗り込んで来てから、ドロドロ劇がすごくなってきて、親権争いにもなっていく。
しかし、誰もかれも似たようなもの。

ベルイマンが監督していたら、良かったかもしれない。 

この映画が製作されなければ、その後のベルイマン監督作品の『サラバンド』は生まれていなかったので、その点では意味があったのかも…。