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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかの作品紹介

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのあらすじ

スタンリー・キューブリック監督、ピーター・セラーズ主演作。アメリカ空軍基地の司令官が突然発狂し、ソ連への攻撃を指示。しかしソ連から人類滅亡兵器で反撃すると言われ……。冷戦下の核戦争の恐怖を皮肉ったコメディ。

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかの監督

スタンリー・キューブリック

原題
Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb
製作年
1964年
製作国・地域
イギリスアメリカ
上映時間
93分
ジャンル
ドラマSF

『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』に投稿された感想・評価

kuu
3.9
『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
原題 Dr.Strangelove: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb
製作年 1964年。上映時間 93分。
東西冷戦の最中に撮影され、戦争が世界の破滅を導くことをシニカルに描いたブラックコメディ。
『ロリータ』『ピンクパンサー』シリーズのピーター・セラーズが英軍大佐、マフリー米大統領、表題でもあるストレンジラブ博士の3役を見事に演じている。

米国空軍のリッパー将軍の指示でソ連に向けて核攻撃が開始される。
英国空軍のマンドレーク大佐が爆撃機の撤退を説得する一方、ソ連は核爆発によって誘発される地球破壊装置の存在を明らかにする。

与太噺から始めます。
『もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』って映画(原作は小説)のタイトルを見たとき、長っ!って思った。
個人的に印象的な長い映画タイトルとしては、結構アバンギャルドな作品やった『マラー/サド-マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺』("THE PERSECUTION AND ASSASSINATION OF JEAN-PAUL MARAT AS PERFORMED BY THE INMATES OF THE ASYLUM OF CHARENTON UNDER THE DIRECTION OF THE MARQUIS DE SADE")ってのがある。
しかし、映画史上最も長いタイトルの映画は、意外にも邦画の
『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー! 略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』だそうだ。
ってホンマどーでもよい噺ですいません🙇。
扨、今作品はなんせ力強い。
何故なら、公開当時のメッセージ性にあると思う。
今作品が公開されたのは、核時代と冷戦のパラノイアが最高潮に達していた時期で、ちょうどキューバ危機の頃やったはず。
今作品では、政府の裂け目とちょっとした外交ミスが核兵器によるホロコーストを招くちゅう、恐ろしく悲劇的な事件が描かれている。
なら、なぜ今作品はパニックを起こさなかったのか?
それは、キューブリックがこ今作品を風刺として見事に表現したからやと思います。
振り返ってみると、今作品で最も恐ろしいのは、冷戦という差し迫った破滅をどう描くかではなく、それをどう笑わせるかにある。
ユーモアを交えて描くことで、現実の核軍拡競争がいかに茶番であったかを伝えている。
そして、今作品ほど戦争の不条理さを捉えた映画は他にないと思う。
そして、今後もそうなるとは思えない。
個人的には、キューブリックはこれ以上のコメディ映画を作ったことはない。
そして、ジョージ・C・スコットの驚異的な演技、ピーター・セラーズの1本の映画で見た俳優の中で最も多才な演技、そして、スターリング・ヘイデンの映画で最もシリアスでありながら最も滑稽な役を完璧に演じた演技に拍手を送りたいかな。
あ!ただ、云えるんは、今作品は真のコメディを意図したものではなく、ここでの風刺は、人間や個人の悪徳、愚行、虐待、欠点を、嘲笑、皮肉、その他の方法で非難するもので、理想的には改善をもたらすことを意図していると思います。
通常、滑稽であることを意図しているが、風刺の目的はユーモアそのものではなく、ウィットという武器を使って、作者が強く否定する何かを攻撃することにある。
もしかしたら、今作品を見る前に、今作品が作られた当時のこと、冷戦のこと、核破壊に対する人々の本当の恐怖について、何か読むとより深く読み取れる何かがあるかと思います。
Funazo
2.5
核戦争を取り扱った話なのにもかかわらず、こんなにもおちゃらけた作風にしてしまうキューブリック監督の手腕こそ凄いとは思うが、ストレンジラヴ博士が主役だと思っていたら出番があまりなかったのにはがっかりした。ラストは記憶に残る。
【黒喜劇】

スタンリー・キューブリックが仕掛けた冷戦下において精神を病んだ軍人が出してしまったソ連への核攻撃命令。何とあり得ないことにソ連も攻撃を受けた際に核を一斉爆発させるドゥームズデイマシーンを開発していた。幸運と悲運の巡り合わせが人類を破滅に導くコメディ。

政府は混乱し現場の兵士は作戦遂行に全力を注ぐ。攻撃の側だけの視点が多用され、信じた指令は悉く破滅に向かって進行する。電話ごしのアメリカ大統領からソ連大統領への通話シーンだけ切り取っても抜群で、相手側が見えないところのヒステリックを想起するやり取りが面白い。また攻撃命令を遂行するために手段を尽くし英雄になれると妄信する爆撃機のシーンは、リズミカルでリアルな伝達模様が心地良い。事件は会議室でなく現場で起きている。狂った軍人とその側近の会話の狂気と暗号解読の場面は、本来であれば映画的なサスペンスだが、どうしようもないコメディであるがゆえの虚無感に苛まれ幸運とも言える暗号解読も、悉く間の悪さに遮断される。

冒頭のセックスを思わせる空中給油シーンからすべて哀れな人類に向けてのメッセージが始まっている。キューブリックが本作の後に撮った「2001年宇宙の旅」にて骨の舞い上がりから核攻撃衛星に繋ぐシークエンスは、核戦争を憂いたキューブリックの心情と本作の結末から人類が地球で生き残る術は宇宙にて進化を目指すことにアップグレードされることになると逆算的に本作で示される。(本作では状況説明のナレーションが入るが、「2001年」では説明ナレーションはカットされている。)

クローズアップすれば英雄譚であり、奮闘であり、妄信の末の勝利であり、ロングショットで見れば甘いラブソングに彩られた悪夢の核戦争の悲劇である。じつに優美に終焉する本作におけるキューブリックの憂いは、切り出したときの浅はかさや戦争の恐怖に壊れてしまった信頼されるべき軍人の裏切りを計算していない政治家や映らぬ庶民に帰される。

どうにもフィクションであると分かっていながらも、その喜劇と悲劇の表裏一体は遺憾なくエネルギッシュに90分のランタイムを駆け抜けた。

核ミサイルに跨がってカウボーイハットを振り回す西部劇のヒーロー像だったり、陰謀論の辻褄を合わせてしまった准将だったり、ハイルヒトラーが病的に染みついたフォン・ブラウンを背景にした博士だったり、喜劇だと割り切っても割り切らない人類の存亡計画のクローズアップしたロジックと客観視できる観客の哀れみをすべて含んだ末の核の炎とラブソングは、英知などお構いなしに人類を憂う幕引きを印象的に脳裏に刻む。

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