未知への飛行の作品情報・感想・評価・動画配信

「未知への飛行」に投稿された感想・評価

nob

nobの感想・評価

3.8
戦争を題材にしていますがリアルな戦闘とかアクションシーンは無く、会話で物語が進行していくので、徐々に緊張感が高まる作品だと思います。
組織で教育を徹底されてたり、知識に自信がある人等と話をすると、自分も含めて皆が正論を主張して話がまとまらない事は、規模は違えど実生活でもあるなぁと考えさせられました。
KK

KKの感想・評価

4.8
キューブリック『博士の異常な愛情』が終始コメディ調なのに対して、本作はとことんシリアスに描かれたお話。

文字通り世界の存亡をかけたアメリカとソ連のやり取りの緊迫感は凄まじい。
ゲームのように撃ち落とされる飛行機とホワイトハウスの核シェルター内にいる上層部の安全さが対称的で皮肉めいている。そもそも電子機器の故障でモスクワとNYが破壊される時代って理不尽すぎる、原始時代に帰りたくなる。
ワシントンを回避するために。NYを自ら標的にする決断力は一周回ってお見事なのかもしれない。

潰されるならこちらから潰すという政治学者の意見、不毛な人間という生き物を象徴していた。一理あるけどねっ
akubi

akubiの感想・評価

-
細やかなギミックがかわいらしので、顔つきで伝える緊迫感にとてもナーバスになる。
美しさと恐ろしさはいつだって紙一重。それが人類に与えられた罰だとわかっていても、あまりに残酷。
だからこそのこれはきっとわたしたちへの鞭なのだろう、最高の結末。
YF

YFの感想・評価

4.0
博士の異常な愛情と話そっくりだなと思ったら、当時からパクリじゃねーかと言われてて、訴訟まで発展してたかとか。それほど当時は核戦争に対する恐怖がピークにあったということなんだろう。もちろん根底にあるのは共産主義に対する恐怖だけど。
ただ博士の異常な愛情と違うのは、向こうが明らかにコメディーであるのに対し、こっちはめちゃくちゃシリアスな話になってること。核戦争に対する恐怖もさることながら、機械に委ねっぱなしなことの恐怖が1番にある。
ラストはかなり衝撃的だし、決定的なことを見せないで突然終わるけど、だからこそ衝撃的。
心太

心太の感想・評価

4.0
核に真正面から向き合って作った意欲作。ただ、Dr.Strangeloveを作ったキューブリックに盗作を疑われ、興行も不振になった不遇の作品でもある。あちらは風刺であり、公開が後だったのもある種の悲劇である。
1964年のシドニー・ルメット監督作品。
『博士の異常な愛情』と双璧をなす、とんでもない傑作! 人間の制御力を超えた兵器を持ってしまった悲劇。さまざまな立場の人間を同時並行で描いた極上のサスペンス。大統領と書記長の電話の長回しなど、とてつもない緊張感が最後まで離れることがない。アメリカが全面核戦争を回避するために取った行動に呆然とするしかないね。冒頭の夢の中の闘牛士が、最後に生きてくるラストの演出も見事。

一応、エンドロールでは、現実にこんなことは起こらないと注意書きが出てくるが、キューバ危機の2年後ということを考えると否が応でも現実味が増す。たとえシステムエラーが原因だとしても、結局はヒューマンエラーと何も変わらず、その責任は人間が負わなければいけないのだから、あまりにもむなし過ぎる。

どんなホラー映画よりも怖い。
まこ

まこの感想・評価

3.9
記録
エンドロールの背景に流れる音で凍った…あまりにもこわい…
昔に観た感じがする。
怖いね、怖いね、怖いね!!
ラストは有り得ないが秀逸!
モスクワとニューヨークが核爆弾で世界戦争を避けるため犠牲に。だけど人間はこうはなら無い。
TS

TSの感想・評価

3.2
短文感想 72点
米空軍が誤作動でモスクワに核攻撃せよと指令をしてしまうという、米ソ冷戦を描いた社会派作品。『博士の愛情〜』にどうしても隠れてしまう作品なのですが、ホットラインで連絡を取り合ったりなど、冷戦時の再現をしているところがまた良く、ラストは中々衝撃的。凄惨なシーンはないですが、考えさせられる作品であると思われます。
あー

あーの感想・評価

4.0
同じテーマの『博士の異常な愛情』と同年に制作されたことで埋もれてしまった傑作
個人的にはこっちの方が好き
誤作動ででた「ソ連に水爆を落とす」という指令を受けたアメリカ軍の爆撃機を墜落させようとするけど、その手段がソ連とアメリカが直接顔を合わせることはなく電話での会話のみ
相手の顔が見えないからこその緊張感があるし、後半の大統領の選択は衝撃的だった
核爆弾や水爆が生まれた時点で人類は本当の意味での平和を永久に失ったのかも
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