米ソの核をめぐるトラブルを描いた映画。
モノクロの古典映画でほとんど会話劇ながらも、こんなに見応えがあって緊張感があるのが凄すぎる。
俳優陣のセリフの一つ一つだけでなく、カメラワークや無音演出が素…
93/100
・めちゃくちゃに面白い
・ありふれた不具合とルーティンが取り返しのつかない事態に発展していくさまが怖すぎ
・最悪の事態を起こさないための最善が最悪の展開になっていく
・劇伴が無いから…
この映画が『博士の異常な愛情』と同年公開ということに当時のアメリカに蔓延っていた水爆によりもたらされた終末観を強く感じる。登場人物一人一人はしっかりしているのに、全員が少しずつ噛み合わない判断をする…
>>続きを読む『博士の異常な愛情』のキューブリックの人間性を小馬鹿にしたような終末的ビジョンとは違ってシドニー・ルメットの視点は少し固めですな。
主演の大統領役のヘンリー・フォンダが『十二人の怒れる男』以上に切…
ヘンリー・フォンダのアップが緊迫感を煽る、シドニー・ルメットのキャリア初期作にして、手に汗握る会議室映画。中々収束しないある悲劇が遂に最悪の顛末を迎える。絶望の映画体験。
2024/03/28 1…
これは凄かった…核戦争の恐怖をいくつかの密室とレーダー映像だけで緊迫感あるストーリーに見せてゆく演出が見事。
『博士の異常な愛情』と同じテーマだけど、あちらがブラックコメディなのに対して、こちらはサ…
バチバチの冷戦を舞台にして、悪い意味でフェイルセーフが完全にうまく行っちゃったドイヒーな映画! おもろー!
意図しない自軍のソ連侵攻に敢然と立ち向かうアメリカ大統領カッコいいから「そんなことよりソ連…