この作品の製作費が幾ら係ったのか知りたくなった。

下調べの重要性を改めて感じさせてくれた作品です。ブルース・ウィリスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの二大俳優にレベッカ・ホールの新進女優を加えた作品ですから期待をしてレンタルしました。

フロリダから成功を求めてラスベガスへやってきた女性が数字の記憶力が良い特性を生かして、ギャンブルで利益を稼ぐ会社に就職する。その会社でテレビ画面に映し出されるスポーツ競技の結果に一喜一憂する姿を描いているだけでした。
タイトルから緊迫感に満ちたギャンブラーの姿を期待して観始めましたが大きく裏切られました。

この作品をプロデュースした制作会社はあまり聞いたことがない会社で、大物俳優を出演させることにより映画のヒットを目論んだのでしょうが失敗に終わったのではないでしょうか・
こんな作品に制作資金をつぎ込む方こそギャンブラーだったのではないでしょうか？(笑)

普段あまり作品を否定するようなレビューは書きませんが、何時あっというシーンが登場するかと期待して最後まで見ましたが何も無で終了。疲れだけが出ました。

マジでしょーもなかった。

実話やからかなぁ。
吹き替えで観たからかなぁ。

全然面白味に欠ける方向へと
舵を切る展開で、結局なんやねん、と
思うだけだった。
早く終わってほしかったぐらいに。

ブルース・ウィリスが情けなかったし
キャサリン・ゼタ・ジョー〜が
あれ？こんなオバハンやったっけ？と
思うほどに。


余談:
主演の女性がアホすぎて全然気持ちが
入らんかったし理解できひんかった。
やはりコメディーでもないのに主演が
アホなのは苦手やわ。

要は女の子のサクセスストーリーだったんだろうなあ。人生を変えたい！と新天地に行った女の子が、天職を見つけて、恋して、破れて、ビジネスも上手くいったりいかなかったり…みたいな。ただそのビジネスっつーのが、この場合は賭け事だったっていうだけで。
またそこにブルース・ウィリスがからんでるからややこしくなってる。彼がいることでまた何か派手なことが起きたりするのかと期待させといて、ただのオッサンだった（笑）。
賭け事におけるブックメーカーって職業初めて知ったけど、それを取り巻く人たちの話でした。
実話だって。実話って聞いてこんなに感動しない映画も初めてかも。

前半はま〜つまんなかった。だから何やねんの恋愛パート。
ギャンブルに詳しくないからつまらないのかなと思いましたけど、たぶん詳しくてもつまらないと思う。
だけど後半の30分で切羽詰まってからはまあまあおもしろかったし、ラストも想定内とはいえスカッとしたので良かったかな。
あとは、わたしブルース・ウィリス大好きなんじゃないかなと思い始めた。ひょっとしてそうなんじゃないかと、前々から疑っていたんだけど。