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殺人蝶を追う女
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目次

『殺人蝶を追う女』に投稿された感想・評価

3.4
意志の力があれば生きていける!!

『下女』のキムギヨン監督作。ピクニック中に声をかけた女に毒入りオレンジジュースを飲まされたせいで、急に自殺願望に目覚めた主人公。絶対死なないオッサン、2000年ぶりに復活した肝臓クレクレ美女、自殺パートナーを探してる美女との出会いを通して「生きる」ことを見つめ直すヘンテコホラー。

渡されたオレンジジュースを飲み干した途端に「毒入りなの」とか言ってくる不意打ちっぷりに笑うし、ガッツリ飲んだのに死なない主人公の生命力にも笑う!🤣

そこからは現実とは思えないトンデモ展開の連続。助かった主人公は自殺のために家に首吊り用の縄を仕掛けるのだけど、やってきたオッサンが全然死なせてくれない。「生きる意志」を持て!と言うのかウザイからサクッと殺して埋めても戻ってくる。火葬しても骸骨になって戻ってくる(ジャケのシーン)。

そしてオッサンの次は、家に持って帰った骸骨から受肉した2000年前の女。現代で生残るために肝臓を食べないとダメなようでクレクレ煩い。自動焼き菓子作り機から延々と飛んでくる焼き菓子の中、致して次は考古学教授の家へ。そこの娘が自殺パートナー探してるという、どこ行っても生と死が付き纏ってくる。

入り口に「死」を挟み『恐怖の足跡』的レールを進む中で煉獄的な試練を経て転生を果たす物語なのだけど、内容が頭イカれ過ぎてる!しかも長い!!食という生に対するそれぞれの反応で本心を炙り出しつつ、蝶と比較して相対的にしか人間の生を捉えられない冒頭からの発展のさせ方と、あくまでも生を牢獄として一貫させる語り口はギヨンらしい気がする。
3.8
『下女』のキム・ギヨン監督作品。
死への渇望。生への渇望。
怪奇ホラー?ホラーというジャンルに入れるのもちょっと悩んでしまうようなシュールな映画。
とにかく死をモチーフとする蝶と、生首へのこだわりがすごい。
不条理、奇想天外、ユニーク。
途中長く感じるけど、こんなストーリーを撮り上げてしまう手腕に驚かされてしまう。
どこからが幻想か真実か。
あのラストシーンなら、どちらでもいいよって思えるかも。

美術の色合いがとても綺麗。
黒基盤に鮮やかな赤、青、黄、オレンジ、緑。頭蓋骨まで青く光っている。
また、まるで油絵で塗ったかのように錯覚する場面すらあった。

(勝手にタイトル)
第1部 無理心中女と、なかなか死なない押し売りのおじさん
第2部 肝臓を欲しがる元ガイコツ美女
第3部 高慢お嬢様とその父上に死を翻弄される主人公

初めて会った女に毒ジュースを飲まされて以来、死に取り憑かれてしまった主人公。
自宅で首をくくって死のうとする主人公を止めるために何度も生き返り戻ってくるおじさん。
このおじさんが強烈で、まず呼んでもいないのに本を押し売るために勝手に家の中に入ってくるという…
決め台詞が「私は死なん!意思の力だ」

ポンポン菓子が次々と飛び交う中での美女とまぐわうシーンも忘れ難い。
第3部はちょっと長い…冗長に感じるけど、終盤の生首展開が強烈。

とにかく死にたいくせに恐ろしいほど食欲のある男でいつもラーメンやら何やら食べ続けている。
死に取り憑かれていたのに、殺されそうになると逃げまわり、いざ死ぬとなると生きる意思が湧く!皮肉な話です。


🐾JAIHO体験記⑥
『下女』キム・ギヨン監督による70年代カルトムービー

ビデマさんでビビビと来て購入しましたが、これまたぶっ飛んだ凄い作品でしたぁ~

しかも監督はこれ撮った記憶ないらしい(笑)
なんでよwww

ホラーなのかSFなのか哲学的なモノなのか?
とりあえず命について考えさせられる珍品でした☆

韓国語鑑賞
英語字幕あり



大学生キム・ヨンゴル。

ピクニックしてたら、自殺願望ある女に毒入りオレンジジュースを飲まされ死にかけた。

なんとか無事だったものの、それからヨンゴルも自殺願望を抱き始める。

するとそこへ"意志"の本をゴリ推ししてくる不死身の爺が(笑)

さらに洞窟から骸骨を拾って来たら美女となり、肝臓くれたら生き返るからくれ!とか言われる。

そんなこんなでヨンゴルは、大学教授宅で住み込みの助手になった。
ビッチな画家の娘もいる。

が、ビッチはオレンジジュース女の友人で……



前半はとにかくハチャメチャだけどテンポが良くて楽しい!

死にたくなってるのに滅茶苦茶メシ食うヨンゴルとかw
刺しても埋めても燃やしても戻ってくる爺とかww

美女に、肝臓は無理だけどこれなら……って機械まで導入して米菓子?おやき?を大量生産するとか、なんなん(笑)?!

しかも、ポンポン飛んでくるそれらの上でワッショイ始めるという荒業披露!なんそれ!!

が、後半教授宅に行ってからはちと退屈。
生首盗難事件とか何が何やら。

死にたい!死にたくない!やいのやいの。
英語訳だからより分からんw

てなわけで、前半のワケワカメな感じがカルトムービーとしてウケたのかな?

後半も、まあラストは吊られた人間が飛んでいくとかヘンテコだし、教授宅の小物や壁や床の色が特殊で面白かったです♪

『殺人蝶を追う女』に似ている作品

ブルジョワジーの秘かな愉しみ

上映日:

1974年05月25日

製作国:

上映時間:

102分

ジャンル:

3.8

あらすじ

南米某国の駐仏大使・アコスタと友人のテブノ夫妻たちは、パリの家やレストランで何度も食事をしようとするが、その都度奇妙なトラブルが起こり食事をすることができない。欲求不満状態に陥り、いら立つ…

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