『ミッシング・ガン』(2001)、『ココシリ』(2004) で注目され、『南京! 南京!』(2009)、『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』(2015)など幅広いジャンルで活躍している中国映画界の俊英ルー・チューアン監督が、楚漢戦争勃発直前、紀元前207年の“鴻門の会”で命運を分けた男たちの物語を、最終的に覇権を握った劉邦の回想形式で描いて中国で大ヒットした歴史スペクタクル・ドラマ。劉邦を中国のリウ・イエ、項羽を香港のダニエル・ウー、その2人に仕えた韓信を台湾のチャン・チェンという人気スターが演じたことでも話題となった。第37回トロント国際映画祭でプレミア上映された。 天下を統一し漢の皇帝となった劉邦。病魔に侵された彼は、かつて敵としても味方としても戦いを繰り広げた項羽との記憶や、謀反の疑いをかけ投獄している韓信、そして家臣たちの裏切りを恐れ怯える日々を送っていた。 若き日の項羽は、最強の軍隊を率い生ける伝説となっていた。劉邦と韓信は項羽の軍に入り、ともに秦を滅ぼす戦いに身を投じる。だが、秦の領地である関中を平定する際に項羽と劉邦の間に亀裂が走る。劉邦は項羽に対する釈明の場を鴻門に設ける。だが項羽はその場で劉邦を討とうと刺客を送り込むが…。項羽と劉邦のその後の命運を分ける決定的な出来事となった「鴻門の会」。その裏では一体なにが起こっていたのか…?
紀元前3世紀、戦国時代末期の中国。無血統一を目指す秦王・政は、幼馴染みで政を愛する趙姫の助言で、趙姫を燕に人質として派遣した。目的は燕に政の暗殺を仕組ませ、それを失敗させて降伏させることだ…
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>>続きを読むTVドラマ「チェオクの剣」(2003)、「今、私たちの学校は…」(2022)、映画『完璧な他人』などのイ・ジェギュ監督が、1777年に起きた世祖(イ・サン)暗殺未遂事件をめぐる運命の24時…
>>続きを読む明朝末期の北京。第16代皇帝の天啓帝が崩御し、権力を振りかざしていた宦官、魏忠賢(チン・スーチェ)が失脚。第17代皇帝として崇禎帝が即位した。 錦衣衛(明代の禁衛軍の一つ)に属し、義兄弟…
>>続きを読む戦え、自由のために。 紀元前550年頃の中央アジアの草原=ステップ地帯。 マッサゲタイ族の長である父と家族を殺され、すべてを奪われた少女トミュリス。 群雄割拠する草原の厳しい時代の中、孤独…
>>続きを読む西暦1600年10月21日。長く混迷を極めた戦国時代に終止符を打ち、その後の日本の支配者を決定づけた、戦国史上最大の天下分け目の決戦“関ヶ原の戦い”。その決着に要した時間はたったの6時間だ…
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