THE DEPTHSを配信している動画配信サービス

『THE DEPTHS』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

THE DEPTHS
動画配信は2025年8月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『THE DEPTHS』に投稿された感想・評価

4.2
濱口版BLなのか、これは?

登場した時から、カメラマンのペファンがカッコいい…しかもめっちゃ優しくてまともでいい奴。おでんでいうと、ほどよく味がしみてるけど、中心は本来の甘さが感じられる大根(これは演技がダイコンっていう意味ではない)。
だけどある場面から、それまで脇役としてイイ感じの存在感だった花嫁逃げられ男ギルス、彼はおでんでいうと厚揚げって感じなんだけど、この厚揚げにめっちゃキュンとしてしまった。
そして、「風と木の詩」のジルベール並みに男たちを次々と虜にしてしまうリュウ。おでんでいうとうずら串かな?この子がまた良かった。最初はフツーのちんちくりんな男の子にしか見えなかったけど、写真になった時の魅力的なこと。そこからは、野良猫みたいな野生みとたよりない風情に引き込まれた。

物語は闇社会も絡んできて、ダークでハードボイルドな雰囲気。これまで観た濱口作品と比べて言葉は少ない。でも、韓国語、日本語、カタコトの英語が入り混じる会話は、やっぱり作風なんだろうなと思ったし、濱口作品で繰り返し語られる「暴力」がとても直接的で、意外とこういう世界と濱口作品は食い合わせが良いのかもしれないと思った。
乗り物表現も相変わらず良かった。ラストのタクシーのシーン。並走→枝分かれして走っていく、っていう画を見せられると、やっぱり無条件に心を掴まれる。

村上淳ってこんなおっかない役が似合うんだ、知らなかった。木村役の人は、お笑い芸人がコントでやるヤクザ(チンピラ?)って感じだったかな。
No.3922

お! これは、濱口版『ブエノスアイレス』なのか? 濱口版『ブロークバック・マウンテン』なのか!?

とワクワクしながら見ていたのだが、どうも違ったようだ・・。

韓国から来たカメラマンのペファン(キム・ミンジュン)が、リュウ(石田法嗣)の生き方や仕事に口出しし始めた時点で、

「ウゲーー」ってなった。職業差別やん。

余計なお世話やん。

ゲイの人たちもみんな判を押したようなオネエ口調、他の男の体にベタベタ触るテンプレ演出で、なんだこりゃって感じ・・。

あの濱口監督でも、こんな変な映画撮ってたんだ、っていう、逆の驚き。

======================

ただ、ムラジュンこと村上淳は素晴らしい!

あのねちっこくて、いつ爆発するかわからない狂気の感じが凄くいい。
Nove
3.8
東京芸術大学と韓国国立映画アカデミーとの共同製作。
初期の濱口作品から通じる流れから始まるが、その後はサスペンスタッチの展開。
韓国人カメラマン二人の友情と、対立する激しい想いは、韓国映画のエキスが十分に含まれる。
2つのドラマが繋がるヒントは、あちこちに隠されてはいる。
新たな挑戦ではあったが、その後監督としては、このジャンルにはチャレンジしていないようだ。

『THE DEPTHS』に似ている作品

月の砂漠

製作国:

上映時間:

131分

ジャンル:

3.5

あらすじ

アシタ、アナタはドコにイル?早すぎた傑作 ITベンチャー経営者として時代の寵児となった永井だが、妻子に逃げられ、会社も倒産の危機に直面していた。孤独、焦燥、寂しさ、倦怠、哀しみ。時代を先取…

>>続きを読む

旅愁

上映日:

2020年10月24日

製作国:

上映時間:

90分

ジャンル:

3.6

あらすじ

東京で⺠泊を営む李⾵(朱賀)は、近所で個展を開いていた画家の王洋(王⼀博)と出会う。李⾵は、王洋に⺠泊で絵を飾ることと接客の⼿伝いを提案し、⼆⼈の同居⽣活が始まる。季節が過ぎたある⽇、王洋…

>>続きを読む

ヨーロッパ横断特急

上映日:

2018年11月23日

製作国:

上映時間:

95分
3.6

あらすじ

パリからアントワープへと麻薬を運ぶ男の波乱万丈な道中を多重なメタで構築し、“ヨーロピアン・アバンギャルドの最重要作品”と絶賛され、公開時ヒットを記録。スリラー映画の枠組みを借りてシリアスと…

>>続きを読む

三度目の、正直

上映日:

2022年01月22日

製作国:

上映時間:

112分

ジャンル:

3.5

あらすじ

月島春は、パートナーの連れ子・蘭がカナダに留学し、言い知れぬ寂しさを抱えていた。そんな時、公園で記憶を失くした青年と出会う。過去に流産も経験している春は、その青年を神からの贈り物と信じ、今…

>>続きを読む

関連記事

濱口竜介レトロスペクティブを日本映画専門チャンネルが総力大特集!ここでしか見られないロングインタビューも必見