THE DEPTHSの作品情報・感想・評価

THE DEPTHS2010年製作の映画)

製作国:

上映時間:121分

3.8

「THE DEPTHS」に投稿された感想・評価

濱口竜介はどの人物にも肩入れしていないし誰がどこに向かおうがどうでもいい。才能あるカメラマンのモデルになることによって若い男娼が成長していく物語ではなく、男娼が欲望を解放させるスイッチとなりただ真面目に社会生活を営んでいた普通の人間を狂わせ関係性を崩壊させる映画。男娼は『キュア』の萩原聖人と似たような役回り。人間を(物語に書かれたキャラクターだけではなく出演する役者含めて)蟻の巣観察キットな世界に放り込んで、この人物のどの急所をつけば痛みを感じる(感情があらわれる)のだろうか、こいつとこいつはなにを与えれば歓び近づくのか、的な酷く残酷な濱口竜介人間観察日誌を私たちは毎回見せられているだけ。蜷川実花あたりが平気な面して撮りそうな安い題材でもドラマではなく人で押し切るからぐいぐいと引き込まれてしまう。恐ろしい作家。
my

myの感想・評価

1.0
THE DEPTHS
これはほんとひどい
馬鹿なの?
統覚なしで素がでるとこうなるのなら、それはよくないんじゃないか。今まで観てきたのが、すべて、頭で考えられた統覚だけなら、失敗作がここまで魅力的ではない作家とはどんなものだろうか。
haru

haruの感想・評価

-
写真撮りたいなと思った
捉え所のない感情と関係性を掴もうとしてる感じに濱口竜介っぽさを見出したくなる。白い部屋で3人で話してるショット、遠近感が不思議ですごく気になった
ジェイ

ジェイの感想・評価

4.4
直截的グロテスクさから、これは311 以前の世界(スカイツリーは建設途中)のものだとわかり、『ヤンヤン夏の想い出』の涙を誘う今-過去-未来が渾然一体となった夜の首都高のビルのシーケンスが託され、欠けたものにヌルヌルと入り込んでくる生きる本能を持った青年のその目に取り憑かれるカメラマンの衝動もまた、撮ることの暴力性を見せつけてくるようだし、震災が起こったこと・外からの力で作家の繰るものはこうも変わってゆくものなのか、出来事はやはり現実に立ち向かう精神力を根こそぎ奪い取ってしまうのかもしれない
きよこ

きよこの感想・評価

3.5
濱口監督を体感するのだワン活中🥰

でも致命的なミス🥺観る順番を間違えた?


「不気味な…」や「親密さ」の深みのほうにどっぷりだったせいです。。。
そして「PASSION」観たあとだし😎
少し見劣りしてしまいました。


触れずにカメラで相手に触れるような作品。
ラストの高速道路は流石のベストショット!
好き🌸
日本映画専門チャンネル

絵も言えぬ緊張感とエロティシズム。横浜の暗い街中に時々ふいにインサートされる都会の俯瞰。
光と影が交わるようで交わらない。絶妙な間。

ひとの深層にあるもの。そこに潜むのは暴力と愛。どちらなのか。それとも愛は暴力につながっているのか、暴力の先に愛があるのか。
小本

小本の感想・評価

3.1
 間違いなく意欲作だし、沢山の印象的なショットがあるが話が退屈だった。結局女は女に、男は男に惹かれる夢を見るが現実はその欲望と折り合いをつけた婚姻制度に落ち着くという話?ちょっと、描きたいことをわざと曖昧にしているのか迷っているのかわからず、男達のぶつかり合いばかりの後半は冗長だった。
あの素晴らしいモノレールのショット、なぜティルトダウンしちまったか。
牛猫

牛猫の感想・評価

3.4
友人の結婚式のために来日したカメラマンと、偶然出会った男娼の少年との関係性の変化を描いた話。

この監督の映画は初めて観たけど、確かに独特の世界観がある。
石田法嗣も決して美少年って訳じゃないし、演技が優れているとも思わなかったけど、オーラやカリスマ性が感じられて、役に説得力があった。
村上淳の元締め役もぴったり。ああいうやさぐれた役が本当によく似合う。
ホテルの浴室に横たわる死体や、結婚式から女と逃亡する新婦など、冒頭のインパクトも凄まじく引きつけられた。

ただ、そこから写真スタジオのシーンがダラダラと長い。元締めからの落とし前にまつわる逃亡劇とか、少年を巡っての友人同士の対立とかが、唐突なのに妙に生々しく感じられてイマイチ合わなかった。
ラスト並走するタクシーでの2人の表情は深みや余韻を感じられて良かったけど。

最後まで観られたけど、この作品はあまりハマらなかった。
しかし、先が読めない展開にハラハラしたし、好みな雰囲気ではあるので、他の作品も観てみたくなった。
HappyMeal

HappyMealの感想・評価

3.6
結婚式から逃げ出す新婦っていう濱口映画らしすぎる始まりにワクワクしたけど、そこから期待するほど面白くはならなかった
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