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世界の果ての通学路
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目次

世界の果ての通学路の作品紹介

世界の果ての通学路のあらすじ

ケニアの15kmものサバンナを、命懸けで駆け抜けるジャクソン。 360度見渡す限り誰もいないパタゴニア平原を、妹と共に馬に乗って通学するカルロス。 モロッコの険しいアトラス山脈を越えて、女友達3人と寄宿舎を目指すザヒラ。幼い弟たちに車椅子を押されならが、舗装されていない道を学校に向かうインドのサミュエル。これは命懸けで学校に通う世界各国の子供たちの通学路に密着した、驚きと感動のドキュメンタリー!

世界の果ての通学路の監督

パスカル・プリッソン

原題
Sur le chemin de l'ecole
製作年
2012年
製作国
フランス
上映時間
77分
ジャンル
ファミリー
配給会社
KADOKAWA

『世界の果ての通学路』に投稿された感想・評価

TS
4.0
教育関連に携わる人はもちろん、すべての人に見て欲しいドキュメンタリー映画です。

今作はアルゼンチン、インド、モロッコ、ケニアのある少年少女たちが学校にいくという過程をドキュメンタリー風に仕上げています。

日本では通学なんて小中学校ならせいぜい20分、高校、大学ではせいぜい電車等の交通便を用いて1時間です。

さて今作に出てくるこの子たちの通学時間は、、、歩きで4時間です!しかも普通の街ではなく、例えばケニアなら野生動物がいるサバンナを横断、アルゼンチンならパタゴニア平原をわたっていき、モロッコではアトラス山脈に沿ってなど、スケールが最早冒険旅行レベル!

この過酷な通学路を驚くことに子供達は苦痛に思わずに、むしろ前向きに歩いていくのです。まさに脱帽。
なぜにここまで前向きなのか?いうまでもなく

勉強したいから。
そしてそれで夢を叶えたいから。

日本もこれくらいの意気込みでやってほしいものです(笑)義務教育、モンスターペアレンツ、不登校、、
日本の教育問題を振り返るとあまりイメージがよくない単語が浮遊しています。日本では教育が当たり前の環境になりすぎて有り難みを感じれなくなっています。まあそれは他のジャンル全てに言えることで、当たり前になれば感謝も薄れてくるというものです。日本人が悪いのではなく環境がある意味悪い。
いや、素晴らしい教育環境が整っているはずなのにそれをしっかりと機能させられていないのが現状です。

なので、こういう素晴らしいドキュメンタリー映画をみて、教育の有り難み、重要性を再確認すべきです。

学校についてからも、疲れをみせることもなく授業に真摯に取り組む子供たち。あれほど真摯な眼差しで見られると先生も緊張してしまうんじゃないか?と思うのくらい(笑)
でもあれが教育における授業のあるべき姿だと感じました。
僕はこのシーンをみてかなり感動をし、涙が出そうになりましたね。。
また先生が「みんな今日は無事に登校できてよかった。神に感謝しなくては。」というところも良いです。

インドの三兄弟も、車椅子の障害者の子を何時間も押してるのに、嫌気も何もないというところが素晴らしい。健気な、実に純粋な子たちです。

ケニアのサバンナでは、通常の通学ではありえない会話を聞けました。
「ここは危ないから早歩きでいくぞ」

あたり一面サバンナですからね。。いつ野生動物が襲ってくるかわかりません。やはり、どうやらゾウは中々の強敵のようです。ゾウは温和そうにみえて怒らせたら手に負えない猛獣でもありますからね、、ライオンでさえも群れだとしても襲うかどうかの動物ですから。。

ラストの子供達のインタビューも素晴らしいですね。この監督はドキュメンタリー映画とは何か?ということを実によくわかっていらっしゃる。
メッセージ性も高くて非常に満足できた一本でした。

これを見て何を感じるかは人それぞれですが、「学ぶ大切さ」というものは誰もが感じ取れるのではないでしょうか?
3.8
過酷極まりない世界の子どもたちの通学路。
ケニアのジャクソンは幼い妹を連れて、凶暴な野生動物たちの住む危険なサバンナを通りながら15kmの学校への道のりを通う。

アルゼンチンのアンデス山脈に住むカルロスとミカの兄妹は、約18kmの通学路を相棒の馬キベルトとともに通学する。

モロッコのベルベル人のザヒラは、友人2人と共に毎週月曜日の朝、なんと22kmの道のりを4時間かけて全寮制の寄宿学校に通う。

そしてインドのベンガルに住む車椅子の少年サミュエルとその弟ガブリエルとエマニェルは、オンボロのサミュエルの車椅子を運びながら、3人で毎朝4kmの学校までの道のりを歩く。

もう、観ている間もそうではあったけど、こうして彼らの通学路について書くだけで私の想像の範囲をとうに超えている。
恥ずかしながら私は父の出勤の途中に通るというのを理由にして小中と父親の車で通っていた。
そんな私のような甘ったるい大人がこの作品のこんなエネルギッシュな少年少女たちの映像を観て、ただ感動して尊敬することしか出来ない。

一番好きなのは、今回主人公となったかれらがラストで自分の将来の夢を語るシーン。
彼らの夢にはストーリーがある、だからきっと軸はブレない。
あんなに澄んでキラキラした純粋な目を観てやっぱり私は恥ずかしくなってしまった。
勉強きらいーと愚痴ってる子どもたちに観せてあげたい作品です。
ろく
2.0
まあ教育とは何かとか幸せとは何か考えさせる映画のはずなんだけど、あまりに出来がひどくて見ていてそんなの吹っ飛んしまったよ。良くない。

もっともよくないことの一つが「しっかりと取材」をしていないこと。この映画はドキュメンタリーなのにもかかわらず、対象の少年たちへの取材もされてない。だから撮りは早い。だから通学路で「何かドラマチックなこと」って感じを撮ってしまう(車椅子が脱輪したり、象に出会ったり)。でも1回の通学を撮るのでなく恒常的に撮ることを継続すれば見ることのできるものになるはず。なのにどう見てもあからさまな「作為」によってこの作品はあるんだよ。いやドキュメンタリーに作為があっても構わないとは思うのよ。ただそれは「何かを主張したいから」なわけで。この映画はそうでないじゃん。どっちかと言えば「早く終わらせたい」。そんな作為が丸見えな映画にいい評価できるはずないじゃないですか。

よく、子供向けだからいいだろうって意見もあるけど、逆に子供向けだからこそ「手を抜いてはいけない」と僕は思っている。子供はこれくらいでいいんだよ、そこまで考えは至らないんだから。そんな声が聞こえてきそうでいやだ。題材はいいんだ。何時間もかけてしっかりと登校している少年少女がいるということを知らしめるのは大事だと思うんだよ。だったらもっと真剣に撮れよ。一回の「通学」で終わらせるなよ。何度も通学を見ることで周りの本人の「学びに対する思い」が伝わるはずなんだよ。そこがなんとも「安易」なので僕には納得いかなかった。

教育だからこそ「安易」に走らないべきだと思う。

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