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メニルモンタン 2つの秋と3つの冬

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メニルモンタン 2つの秋と3つの冬

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『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』に投稿された感想・評価

3.1
 パリ20区のカルチェ・コードの一番末尾、郊外に程近い観光客もめったに訪れない高台に位置する町メニルモンタン。かつてはジャック・ベッケルの『肉体の冠』、アルベール・ラモリスの『赤い風船』の舞台にも設定されたこの町である朝、男は1つの決意を持ってジョギングへと繰り出す。それはまるで今までの足踏みだらけだった人生を、再び前に進めるための運動であり、見えない何かを掴むための助走のようなものとなる。主人公はボルドーの美大を卒業したものの、33歳にして定職にはついていない。日本でも文系軽視&理系重視の傾向があるが、フランスでも同様なのだ。30代という一番の働き盛りの年齢にも関わらず、暇を持て余した男は一念発起して3つの目標を立てる。「仕事を見つける」「運動を始める」「タバコをやめる」一見どれも簡単そうに見えるが、人生につまづいてしまった人間には極めて難しい課題である。まずは運動を始めようとフランスの町中を走り出したところに、運命の出会いが待っている。アルマンという男(ヴァンサン・マケーニュ)は出会い頭にぶつかりそうになったジョギング中の女性アメリ(モード・ウィラー)に恋をする。男は早くも運命の出会いを意識し、オレンジ色のTシャツにベージュのパーカーというコーディネートをやめ、翌日にはadidasの三本線のスポーツウェアを用意して朝のコースに立つ。明らかに運命の女性を物色しながらジョギングするが、残念ながら出会うことがない。翌々日も運命の人を意識し、NEW WAVEというよりもB-BOYを意識したファッションでまたしてもジョギングコースに現れるが、見つけることが出来ない。運命の恋と思ったのは自分だけの勘違いだったのかと思った矢先、あっと驚くようなシチュエーションで再会を果たす。朝の木漏れ日の下のジョギング・コースから一転し、オレンジ色の街灯と石畳に彩られた夜の街の静けさの中で女性の悲鳴のような声を聞いた主人公は、道幅の狭い暗い夜道を恐る恐る悲鳴の聞こえた方向へと進んで行く。こうして2人の再会の場面はほろ苦いものとなるが、それでも少しずつ2人の距離は縮まっていく。

映画は導入部分からアルマンとアメリの独白形式で物語が進んで行く。そのわかりやすい語りの形式からは、1つ1つのシークエンスがまるで日記のような柔らかい筆致に区切られた印象を受ける。ショットと台詞の主従関係で言えば、明らかに台詞の方が主であり、映像は台詞(独白)に付随したものにしか過ぎない。それを端的に現した場面こそが、夜の暗い裏路地に入る先ほどの場面である。何も説明が無ければ、一定以上のスリルを感じるような場面なのだが、アルマンの説明調の言葉がこれから続くショットを説明してしまうため、緊迫感を感じることはない。自分の情けない生き方を悔い改めようとジョギングをする。そこで綺麗な女性に目を奪われる。女に好かれるために毎日異なる服装でめかしこむ。これら些細な動機や欲求に彩られた当たり前の日常の描写や些細な行動の積み重ねは、率直に言ってあまり映画的ではない。映画にするにはもっと大それたミッションやドラマが必要だと誰しもが思うだろうが、その凡庸さこそが監督であるセバスチャン・ベベデールの意図であり、目指すポイントなのである。朴訥な語りの緩慢なリズム、寄せては返す波のようにあまり進展しない恋の行方、当初はアルマンとアメリのシンプルな2人の恋物語に見えた今作に、ゆっくりとアルマンの親友バンジャマン(バスティアン・ブイヨン)やその恋人カティア(オドレイ・バスティアン)が顔を出し、しまいにはカティアの自殺志願者の従兄弟の挿話までもが姿を現し、楽団のような不思議なアンサンブルを繰り広げるのである。運命の人を守るために暴漢に刺される。生まれてこのかた病気を患ったことのない男が突然意識を失い路上に倒れる。ゴシック・バンドのボーカルとして一見華やかな男が、恋人との関係を憂い、自死を試みる。この世界の中で誰よりも劣って見えた主人公だが、実は周りの人間も同じように些細なことに悩み、とんでもない事故や想定外の事態を抱えて苦しんでいる。そしてその苦しみの先にはまた、なんてことない日常が転がっているのだ。その平凡な無限ループの只中に若者たちはいるのである。

私はスクリーン鑑賞前に日本版予告編を観てしまっていたせいで、ロベール・ブレッソンの『白夜』のポスターが貼ってある部屋で、彼女に「ブレッソンを見ていたら君を思い出したんだ」と呟き、デートに誘う何ともロマンチックで印象的な場面から、ヌーヴェルヴァーグのようなもう少し動きのあるドラマチックな映画を想起していたが、残念ながらドラマ自体はずっと低体温のまま進んで行く。どちらかと言えば本家のフランス・ヌーヴェルヴァーグよりもアメリカ「マンブル・コア派」に表現形式としては近い。ヌーヴェルヴァーグと聞いて条件反射的にゴダールやジャック・ロジェのような瑞々しいショット群を想像するときっと肩透かしを食らうだろう。記述スタイルこそロメールに似ているが、エモーションに訴えかけてくるような人間の躍動する姿はほとんど見られない。それでも淡々とした語りの中に時折、人間の本質が垣間見えるような男と女のやりとりが心地よい。例えば4人でのチーズフォンデュを囲んだ何気ない食事会の場面。雪山登山で体力のある3人に置いていかれ、彼ら3人の背中を呆然と眺め、尻餅をつき泣き出すアメリの描写など、淡々とした中にも些細な波風が隠れており、単純な喜怒哀楽では済まされない感情の起伏を上手く表現している。思えばフランス映画において、ラブ・シーンやSEXシーンはおろか、ヒロインのヌードさえ出てこない作品をあまり観ることがない。

『わたしたちの宣戦布告』でも目立っていた感じの良い好青年のバスティアン・ブイヨンも素晴らしいが、何と言っても平凡過ぎるアルマンを演じたヴァンサン・マケーニュの存在感が素晴らしい。広がったおでこ、失礼ながらすっかり禿げ上がった頭、顎だけに留まらず頬までびっしり生えそろった不潔な無精髭、ぽっちゃりしたお腹。およそ主演とは思えない出で立ちの役者を一躍スターダムに押し上げたのは、フランスの新鋭ギヨーム・ブラックによる短編『遭難者』、『女っ気なし』、長編『やさしい人』である。いまフランスで冴えない男の役をやらせたら、ヴァンサン・マケーニュの右に出るものはいないだろう。それは昨年一部で話題となったミア・ハンセン=ラヴの『Eden』の主人公の友達役の圧倒的な存在感も例外ではない。彼にはルイ・ガレルのような美しさと気品、ヴァンサン・カッセルのような粗暴さ、マチュー・アマルリックのようなインテリジェンスもまるで持ちあわせていないが、だからこそ彼にしか出来ない役をしっかりとモノにしている印象がある。まるで70年代のジェラール・ドパルデュー登場時のような愛らしさと吸引力を持った、フランス映画界要注目の魅力的な役者である。そういうアルマンとバンジャマンの男優陣の多彩さに対して、モード・ウィラーとオドレイ・バスティアンら女性陣があまり魅力的な女性に見えないのは何とも残念だった。残念ながらギヨーム・ブラックのような突出した才能は感じないが、今後も追いかけたい監督ではある。
コレは…マジで面白くありませんでした。というのも、こういう雰囲気重視の映画は…一番大事なって、フィーリングが合うかどうかですよねぇ。残念ながら合わず。。この監督さんとはお付き合いできません。一晩だけの関係なら考えてもいいかしら。。

というか、てっきり『女っけなし』『やさしい人』の監督かと勘違いしてました。単に主演が一緒ってだけなんですね。騙されたー。

何人かの男女の出会いなどの物語をチャプターごとに綴っていく構成なのですが…実はこのチャプター毎に分ける映画も苦手なのです。

何というか…毎度毎度一旦 区切られると集中力も一旦ブツ切りにされるというか…そのうち「いくつまでつづくんだ」と数字の部分も気になり始めるし、良い事ないですよ、この構成。
このパターンで良かったのは、これまたキリアン・マーフィーの『プルートで朝食を』ぐらいでしょうか。

残念ながら『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』それ以前に物語が何も起こらないのでとにかく退屈なだけでした。

無念。。
MASAYA
3.8
メニルモンタンというのはパリの東に位置するはずれ街のこと。メニルモンタンという名前の由来は悪天候な集落という意味の単語からきている通り、決してきれいなパリの街並みを堪能できる映画ではありませんが、下町情緒溢れる街もいい雰囲気を醸し出しています。

主人公のアルマンは
職なし、女っ気なし、後頭部の毛根ほとんどなし。そんな中年男性が33歳の誕生日に
・仕事をみつける
・運動をはじめる
・タバコをやめる
と、3つの目標を掲げる。そして早速はじめた公園でのジョギングでアメリという女性にぶつかってしまい、一目惚れをする……?

という内容で、ありきたりなような感じもしますが、演出などを含めて意外と斬新な作品だなというのが見終わった後の最初の印象です。
この作品のキーワードは「親近感」だと思います。映画ではよく見かける美しい街並みではなく、パリの下町。何だかんだイケメンな主人公ではなく、ハゲ散らかしちゃってる無職の中年男性が主人公。映像美とは言えない16ミリフィルムでの撮影。
すべでにおいてお金をかけた感じがしなければしないほど、どこか身近に感じて、何となく幸せな気持ちになれるのではないでしょうか。

好きな点がかなりあるのですが、例えばストーリーにおいても、公園でぶつかるという非現実的な出会いをしておいて、そこからは人生は甘くないと言わんばかりに、狙って公園を走るアルマンの前にアメリが現れないとこや、その後意外な形で再会するとこなんかも誰もがどこかで体験したことがあるような偶然と似たものを感じることができてよかったです。

あとは特殊な演出が目を引きました。メインとなるストーリーが基本的にセリフ少な目で淡々と展開していくののですが、それに並行してそれぞれの登場人物が自分の行動やその時抱いた感情についての解説がインタビューの受け答えのような形で挿入されているのが非常に面白いと感じました。

たしかに評価に個人差が出やすい作品なのは分かります。実際一緒に行った2人にはあんまりだったみたいです。
しかし自分としては文字に起こせない良さが散りばめられた映画だと思いました!


2016.3.18

『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』に似ている作品

ハハハ

上映日:

2012年11月10日

製作国:

上映時間:

116分
3.6

あらすじ

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上映日:

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ジャンル:

配給:

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3.5

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2016年08月06日

製作国:

上映時間:

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ジャンル:

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製作国:

上映時間:

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ジャンル:

配給:

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3.6

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