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デヴィッド・ボウイ・イズ

『デヴィッド・ボウイ・イズ』に投稿された感想・評価

panpie

panpieの感想・評価

5.0
2度目の「雨の日は君に会えない、晴れた日は君を想う」の鑑賞後に観た今作。
2度目の「晴れた日は〜」感情移入し過ぎてまじ泣きしてしまいおよそ2時間あった空き時間があっという間に終わってしまった!
ドキドキする。
ああ、始まる!

今回の「DAVID BOWIE is」回顧展に対して不勉強でした。
現在東京で開催中で9日までなんですね!
いいなぁ東京!
ロンドンの有名なヴィクトリア・アンド・アルバート博物館での回顧展の模様を伝えるドキュメンタリー作品だった。
「THE BEATLESエイト・デイズ・ア・ウィーク」の様な作品だと思い込んで鑑賞した為多少面食らってしまった。
年代毎に時系列を追って行くのではなく各エピソード毎にコーナーを作っていてその合間にボウイに携わった人が語っている。
私には山本寛斎さんしか分からなかった。

山本寛斎さんはほんとに拙い日本人英語(失礼ですね!ごめんなさい!(>_<))でアクセントも無視して話すのだけど分かり易く凄く良く伝わってくる!
会場には外国人ばかりなのに皆にちゃんと伝わっていて笑ったり時折拍手したりして彼の言わんとする事を理解しようとしているしリスペクトしている様子が分かる。
堂々としていて素敵だった。
山本寛斎さんがデザインしたヒップラインから広がっていて足首に向かってフィットする独特のかたちで有名なジャンプスーツはエナメル製で女性用のサイズのままボウイが着て山本寛斎さんの前に現れたエピソードを聞いて驚いた。
女性用…やっぱり本当に細かったんだな〜。
あの衣装は歌舞伎で両側から引っ張ると真っ二つになって違う衣装が現れる仕組みを取り入れているそうだ。
知らなかった!
山本寛斎さんが衣装を手がけたのは「アラジンセイン」の時。
回顧展のポスターはアルバムジャケットに使われたいつもの目をつぶった写真ではなく当時ボツになった?目を開けた写真。
懐かしいけど新しい!

やっぱり私は衣装のコーナーに目を奪われた。
「ステイション・トゥ・ステイション」の時の白シャツに黒ベスト、ワイドパンツ(素敵だった〜!)と「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」のピエロの衣装、「アースリング」のユニオンジャック柄のコートがとても印象的!
何故そんなに前の衣装が綺麗に残っているのかと感動した。
因みに「アースリング」のコートの背中はワザとタバコの焼け焦げをイメージして実際につけたらしい事が分かって何故こんなにボロいの?当時疑問に思っていたので分かって嬉しかった。

あとはボウイが赤ちゃんの時の写真が連写されていてそれを早回しして実際に笑っている様で大人になった時の笑顔の面影があって可愛くとても貴重なものを見た感じ。

ボウイの高校時代だったかな?成績表で一年生の時は努力家とか優秀と書かれていたのに対して三年生では目立ちたがり屋と書かれていたのが笑いを誘ってました。

観に来ていた人はなかなか年齢層が高く上映前の食事中どれ程楽しみにしていたかをビールを飲みながら話しているのが聞こえてくるとなんとも嬉しくルックスも個性的でお洒落な方が多くてそれを見るだけでも興味深かったです。(^-^)

手書きの歌詞もたくさん展示されていて黒く塗りつぶされて書き直していたりして何だかあのボウイが陰で努力している様子も伺えてあぁボウイも人間だったんだなと。笑
火星人ではなかったんだね。笑
ボウイの字が子供っぽいとインタビューを受けていた人が話していたっけ。
日本語でそう言うのは分かるけど英語にもそう言うのあるんですね!

1972年にBBCの音楽番組で「スターマン」を歌った時の衣装も現存していてバックにはその時の映像が流れていてCDでしか聴いたことのない「スターマン」を歌っているボウイが見れて感動!

あと「ロンクンロール・スーサイド」良かったな〜!
こっそり一緒に歌って泣きそうになった。
帰りの地下鉄で聴きながら帰ったのは言うまでもないです。(*´꒳`*)

あと9.11の後に警察官や消防士を招待してマディソンスクエアガーデンで行ったライブで歌った「ヒーローズ」も良かった!
来ていた警察官は制服のまま手拍子したり一緒に歌ったりしてボウイと会場が一体となっていて素晴らしいライブだった。
今回のドキュメンタリーではやっていなかったけどまだベルリンの壁があった時代に壁近くで行ったライブは壁の反対側の人々が警察の制止を押して一緒に大合唱していた映像を思い出した。
そういう男なんですね、あなたって人は!なんて思ったら泣けてきた。。゚(゚´ω`゚)゚。

私の住んでる所が日本で最終上映らしく今週の金曜日(今日ですね!)で終わりです。
私が見たのは初日で上映日数は3日間、1日1回だけの上映だったからあの狭い劇場が通路にパイプ椅子を並べてギッシリで熱気でムンムンとしてて暑かったです。
私が興奮してたせいかも?(#^.^#)

私は中学生ぐらいから洋楽が好きで高校生くらいでボウイにハマったのだけど当時はネットは無く深夜だけやってたテレビとかラジオとか音楽雑誌が貴重な情報を得る主流だったからお小遣いもあっという間に底を突いてお小遣いの前借りをよくしていた事を思い出したりしてなんか切なくなったりしました。笑
歳がバレる。笑笑
何もかも今より圧倒的に情報不足でその少しの痕跡でも見逃すまいと探しまくったあの不自由な時代が懐かしい。
高校の時は今住んでるとこよりもっと田舎に住んでいて春休みにボウイのフィルムライブがあって調べて見たけどタイトルは分からないんだけど「ジギースターダスト」辺りの時期のライブだったと思うのだけど遠くからわざわざ汽車に乗って見に行った記憶があります。
懐かしいなぁ。
そりゃお小遣いなくなるわ。笑
昔の時代の私に一言「もっと勉強しろっ!」と言いたいですね。笑
ベルリン3部作に超傾倒していて暗かったなぁ、今思うと。笑
音楽にハマっていた割に出演した映画は観たけどあまり覚えてない為追悼の為に観なきゃと思いつつ今日に至ります。(^_^;)
クリストファー・ノーランの「プレステージ」にボウイが出ているそうですね!
知らなかった!(;´д`)
クリストファー・ノーランだから観ないと!٩( 'ω' )و
アルバムは2002年の「ヒーザン」から実は聴いていないのでファンとはいい難いのですがおいおいそこも聴きたいなと反省も込めて。

なんか回顧展から話が逸れ過ぎてますが音楽だけじゃ無く映像やファッションにも影響を与え先端を走ってきたボウイ。
次々に違う顔で登場しファンを飽きさせないプロ根性の持ち主。
あなたに会えて本当に良かった。
あなたのファンで本当に良かった。
まだまだ知らない事がたくさんあるけれど幾つになってもあなたは私のヒーローでした!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
愛してるよ〜〜!と叫びたい!
上映後「Life On Mars?」を心の中で熱唱しながら帰路に着いたのでした。
いつかNHKで放送されそうともう既に期待しています!٩( 'ω' )و
また観たいです!(*´꒳`*)
Goach

Goachの感想・評価

2.8
ロンドンで行われた、デビッドボウイの生い立ちから文化的な功績をたどる展覧会についてまとめたドキュメンタリー作品。

テンポよく格好良いオープニングから始まり、ファッション・曲づくり・精神性にフォーカスしていきながら、デビッドボウイを紐解く。展覧会のまとめ映像なので、後半には何故かTED形式で関係ない学者がしゃべる姿も収録されている。(極めて余計だと思いました...)。

デビッドボウイとは?が主題でしたが、やはり70sに外見的個性を取り入れたアーティストという点で特異だったように思います。それまで、歌を歌う人だった歌手が「アーティスト」に変わった瞬間を作り出したのが彼の功績。「流行を追うのではなく個性を追求した」という背中を我々に見せてくれたのが何よりも尊い。

展覧会に来ていた人へのインタビューも織り交ぜていましたが、みなさんとてもとてもオシャレで、ボウイらしくて素晴らしいなぁと改めて思いました。

偉大なアーティストとは?が分かる一作。
やっと見れました。
今年の1月に限定上映されて一瞬で売り切れて、その後、もう1チャンスあったけどどうしても2500円というチケット代に疑問を抱いてしばらく様子見たら…ロードショー公開されたという。
イメージフォーラム会員なので1100円ですよ!!

内容は分かりやすいですが、上級者のデヴィッド・ボウイファン用のドキュメンタリーですね、これは。

イギリスの博物館で開催された回顧展の展示品を元にデヴィッド・ボウイの人物像を浮き彫りにしていきます。

なので生い立ちを順に追うような形ではなく「衣装」とか「歌詞」とか「映画」などパーツ毎に分けて分析する一風変わったドキュメンタリーです。
その間間に回顧展で行われたトークショーの様子を盛り込んできて、日本からも衣装を担当した山本寛斎が登場します!!カッコいい。そして色んなぶっ飛んだ衣装登場しましたが、山本寛斎デザインが一番斬新でスゴイ!!

その後も関係者のトークショーをはさみますが正直この作りがしつこいというかあまりためになる話じゃないのでどうでも良いですね。

とにかくデヴィッド・ボウイは何万枚写真を撮ろうが1枚ももれなくカッコいいんです!!羨ましい。。

結果的には、デヴィッド・ボウイの魅力は伝わりましたがTV番組っぽい印象が強いですね。

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