ゆずり葉の頃の作品情報・感想・評価

『ゆずり葉の頃』に投稿された感想・評価

odyss

odyssの感想・評価

3.0
【筋の骨格は悪くないけど】

老いた婦人が、過去の思い出を確認するために軽井沢の美術館を訪れますが、その軽井沢で様々な人と邂逅し、そこから自分の過去と関わりをもつ人物との再会を果たす、という物語です。

筋書きそのものは悪くなく、主演の八千草薫さんも、老いてなお気品と魅力があり、さすがと言いたくなります。最後近くで出てくる老画家役の仲代達矢氏も味があります。

というわけで、本来なら80点くらいを付けたいのですが、惜しいことに骨格はいいのに細部がイマイチなので、減点せざるを得ないのです。

まず、登場人物に善人が多すぎること。ヒロインが出会う人は皆親切で、ヒロインのために色々尽力してくれます。こういう人物が出てくること自体は構わないのですが、出てくる人が全部そうだということになると、「都合が良すぎるんじゃないの」と突っ込みたくなる。別に悪人を出せというんじゃありませんよ。過去との関わりを自分の納得のいく形で終わらせたいヒロインが、周囲の人々の親切さにあまりにおんぶしすぎていて、逆にこの映画の説得性を低くしていると言いたいのです。

あと、登場人物の言葉遣いですね。ヒロインはもう傘寿を迎えているでしょうから、言葉遣いは少なくとも昭和三十年代までのものにしてほしい。着物姿の凜とした老婦人が、変に現代的な言葉遣いをするのは興ざめです。脚本が悪いと言うしかないですね。

このレビューはネタバレを含みます

ヘップバーンやモンロー、バルドーなんかより

齢90直前まで

これだけガーリーに最後まで生き抜いた人を

僕は他に知らない

それは

男のハードボイルド気取りとは次元が違い


自分勝手では済まされない覚悟の元に成り立つ



八千草薫


完の璧!

リスペクトっ!

R.I.P.




【よければ一緒に】


ぼくがひとりでできることなんてなにもない
君とふたりでできることならいくつかある
ぼくひとりでできることないわけじゃないけど
よければ一緒に そのほうが楽しい

君が前からやってみたいってずっと言ってたこと
それは素敵そうに見えてやや難しいこと
もしもぼくに手伝えることなにかあるなら
よければ一緒に そのほうが楽しい

予報どおりに夕立パラパラ降りだしても
予想どおりに傘の備えなどぼくにはない
仕方ないからとりあえずここで雨やどり
よければ一緒に そのほうが楽しい

夜空にキラキラ星がきれいな帰り道
雨上がりの夜空ならではの大きな星
せっかくだから今夜はほんのちょっとまわり道
よければ一緒に そのほうが楽しい

まわって まわって 地球も まわって
昇って 沈んで 明日も会えるように

なにかふたりでできることをもっとみつけたい
よければ一緒に そのほうが楽しい

時には旅などに出かけて刺激うけたい
どこか遠いよその国ならば期待も大
だけどひとりで旅立つのが心細いなら
よければ一緒に そのほうが楽しい

航って 巡って 迷って 困って
出会って 助かって どうにか帰って来る

ぼくの人生この先どんなふうに変わるんだろう
君の人生この先どんなふうになってくんだろう
正直言えばそこんとこ見届けたいんだよ
よければ一緒に そのほうが楽しい

ぼくがひとりでできることなんてなにもない
君とふたりでできることならいくつもある
厄介なこと面倒なことぜんぶ含めて
よければ一緒に そのほうが楽しい

なにかにつけていちいち歌などうたいたい
うたいたいけどいつもこれといって歌詞がない
歌詞がなければラララララララで歌えばいい
よければ一緒に そのほうが楽しい
よければ一緒に そのほうが楽しい

ラララララララ ララララララララ ラララララ
ラララララララ ララララララララ ラララララ
ラララララララ ララララララララ ラララララ

よければ一緒に そのほうが楽しい
まだ自分にはこの映画の良さを語れるだけの人生経験が足りない。経験値が足りない。まだ分からない。
スコア付けるのがおこがましい。

ピアノが素敵で、全てをかたるわけではない奥ゆかしさとゆっくりとした時間の流れがあって。親子の関係とか夫婦の関係とかもテーマって感じの重苦しさじゃなくて、サラッと描いてるのもよくて。
もっと色々経験値積んでからもう一度みたいなー。50年後とか、それくらいに。
日曜午後の緩やかな時間にぴったりでした。
主人公の八千草薫が、過去を振り返りつつ、旅をしている模様をゆっくりと描いている。
年配の方向けの作品だと思いました。
のんじ

のんじの感想・評価

3.4
この作品からゆずり葉という意味を知り、、人生における年老いた者には思い出が記憶として残る。しかし思い出はその当時の残像であり、けっして過去には戻れない。人生における旅の終末は人それぞれに異なる。八千草さんの落ち着いた雰囲気とほかの役者さんとの静かな時間の流れがよかった。
まぁ

まぁの感想・評価

3.6
老い
初恋
子ども

歳を重ねると…色々な想いや、思い出が…心の中に浮かんでくるんだな…と…
しみじみとなりながら…鑑賞…☆

八千草薫の「日本人女性」の「奥ゆかしさ」…♪
仲代達矢の迫真の演技…♪
…2人のシーンは…心にグッとくるものがあった…☆

風間トオルも…優しい息子を好演…(えっ‼︎って…ビックリしたけれど…母想い…だな…♡)

優しい色合いと、ゆったりした物語…
(…だから…宿のシーン以外の「音楽」が…ちょっと気になった…^^;)

映画、音楽、絵画、写真…etc…ずっと後世に残るもの…☆
人間は…命を後世に託すもの…☆

誰もが迎える「老い」…だけど…
後悔だけは…したくないな…と…改めて…☆

だから…今日も…私のペースで…エンジョイ…(o^^o)
Taku

Takuの感想・評価

3.0
名優のゆったりとした落ち着いた時間と美しい景色が見どころでした。
チー

チーの感想・評価

1.0
◯◯◯御用達。

岸部一徳は何を考えているのかわからない役どころの方が魅力的、と再確認。
人の良いマスターでは、魅力半減。
なんと。料理に絵画に景色にオーベルジュ!渋いキャスティングにダメ押しはピアノのBG。最初から最後まで静けさ漂う、それでいて心動かされる一品でございました。
Teto

Tetoの感想・評価

3.8
2015.9.12@川崎市アートセンター(53)

ほろ苦くても忘れられない思い出は、きっと誰にでもあるんだろう。歳を取って、それを愛おしく思い出せたら、とても幸せだと思う。

飴玉。オルゴール。キラキラ星のダンス。
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