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破壊しに、と彼女は言う
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『破壊しに、と彼女は言う』に投稿された感想・評価

reb
3.0
「フランスの現在をめぐって マルグリット•デュラス没後30年ー全作上映」日仏学院で鑑賞。
療養施設で出会う4人の男女。大学教授のマックスと、かつての教え子である若い妻アリッサ。作家志望のユダヤ人シュタイン。死産を経験したばかりのブルジョワ人妻エリザベート。

深い森。眠れない夜。テニスコートでボールを打ち合う音。

マックスはエリザベートに惹かれ、アリッサはシュタインも愛し、エリザベートを自分の分身だと言い誘惑する。

本は読んだふり。
トランプは遊んでるふり。
本物の狂気なのか、狂ったふりなのか。
アリッサが破壊したかったものとは。

夫がエリザベートを連れ帰った後、森から不気味なドカンドカンという音が近づいてくる。ついに破壊か始まったのか‥。

これはデュラスの小説読んでみたいけど、おそらく読んでも分からないのだろう。
アラン・ロブ=グリエの特集上映が行われている中思い出したけど、同じフランスの作家でもデュラスの方が映像に対する哲学は優っていたように思う。

話の筋とかは全く覚えてないけど、モノクロ映像から感じられる詩情のようなものがロブ=グリエやアラン・レネの作品以上に感じられて、映画を監督し始めて間もない頃からデュラスは映像詩人として才気煥発していたのだなと感嘆した記憶が強く残っている。

後の作品と比べて台詞が多いという普遍性があるけど(そこに普遍性を感じる時点でデュラスのスタイルの異常性がわかるが)、それでも作品の空気感に何時間でも味わいたく思える心地良さがあったから、スタイルを確立していないとはいえ十分すぎるくらい美的に素晴らしかった。

しかしこの作品を見たのも結構前だったと思うから、どこでもいいからもう一度デュラスの特集を組んでこの作品を上映してほしい。(そしてそのときはついでに未見のヴェネツィア時代の彼女の名前とかも一緒にプログラムに入れてほしい)
para
-
映画批評月間
マルグリット・デュラス没後30年特集

単独での初監督作品
病んでいる男女4人の会話劇

前半はところどころで寝落ちしてしまい…目を開ける度に場面が変わっていた…
後半は覚醒(なぜ覚醒出来たのかは不明)
そのため評価は保留

前説によれば、4人キャストのうち3人はこの先デュラス作品の顔となったと。

『破壊しに、と彼女は言う』に似ている作品