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歌ふ狸御殿
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『歌ふ狸御殿』に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

5.0
【ローザンヌバレエコンクール開幕記念】頑張れ日本勢!
和製ミュージカルの多幸感!狸映画の巨匠(勝手ながら命名)木村恵吾。今作は狸たちのシンデレラ!若尾文子"初春狸御殿"('59)は"王子と乞食"パロでしたがコレは面白い。
父の死後、養母と義姉きぬたにイジメられながら暮らす狸娘お黒の物語。仙女は白木蓮の精と来ましたか、なるほど。"シンデレラ"はパフォーミングアーツで現代もなお多様な解釈がされていますが、木蓮の精とは新しい!
恋する狸御殿の若君にはハッピーエンドの前に"白鳥の湖"の試練が待っていたり、脚本も上手い仕上がり。いやー憎いね。

オープニングクレジットでまず衝撃。キャストに明らかに芸者の名前がある…!まさかこれが名に聞く"うぐいす芸者"か!!レコードが普及する中、歌の上手い芸者は"うぐいす芸者"として大人気だったんですね。小唄等でお座敷を魅了した方々。今も活躍する小唄や三味線の師匠なんかは、こうしたうぐいす芸者として名を馳せた方々のお弟子さんもある事でしょう。
いやー初期の狸映画はすごいですね。まさに日本における全パフォーミングアーツの総決算、キメラ映画!ミュージカルシーンなんて見事な日舞の総踊り。圧巻。このレベルだと…エキストラも唄と踊りを本職とする芸者衆っぽい…もしそうならエライこっちゃ。

音の鳴る"ドレミ階段"がロマンチックでステキすぎる。狸御殿…もうこの頃から完成されているのですねえ、いや見事。偉大なるキメラ映画。
和製ミュージカルって何があるんじゃろってググッてたら見つけたヤツなんだけど、コレは大当たり!!
めっちゃ面白かった♪


ひとことで言えば
タヌキ版シンデレラ♡
(え、この人何言ってんの?)


だからぁ~
ジャケ見てる?
この2人タヌキの若君と姫様なのよ
(*´ ˘ `*)
(ホント何言ってんの この人?)


タヌキ世界の話なんだけど、たぬきの着ぐるみでは見栄えがアレすぎるって思ったのか登場人物全員が人間に化けたって設定でやってんのよ(設定言うなやw)

カチカチ山のタヌキの娘が主人公。
お父さんは火傷のせいで死んじゃったけども引き取られた先の継母タヌキと姉タヌキにいびられる生活。
ある日狸御殿でお祭りが開催されることとなり。。。みたいな話

ね、シンデレラっぽいっしょ笑

和製ミュージカルってだけあって、歌唱シーン山ほどあった。
カチカチ山勢とぶんぶく茶釜勢の歌バトルとかもあるし、めっちゃテンション上がったw

音楽も歌も昭和歌謡みたいな古き良き日本的な感じなんだけど、お腹ポンポコする音は思いっきり洋風なスネアドラムだったのは謎

タヌキ以外にもカッパとか妖精も出てくるしファンタジーっぷり全開な特撮もあったよ。あんま見たこと無かったけど戦時中日本映画もやるやん!!ってなった♪

なんか狸シリーズが何作かあるらしいってことも知っちゃったし、ちょっと追いかけてみようかな笑
nagaoshan

nagaoshanの感想・評価

3.7
木村恵吾監督作品!

日本映画名作選⑤

カチカチ山や分福茶釜など悪役で悲惨な目に遭う狸・童話のキャラの娘、家族達が繰り広げる、ディズニー『シンデレラ』をベースに作られた日本のミュージカル作品。(^^)
これが戦時中に豪華なセット撮影、当時の人気歌手を出演させて作られていることに驚く。

「狸御殿」シリーズの一遍だそうで、主演の高山廣子さんは福岡出身で狸女優と言われたそうな。

カッパのぶく助、大きな白木蓮の樹の妖精などファンタジー感もありつつ、狸御殿での盆踊り的なダンスや螺旋風の和階段でのピアノの音楽など楽しい。
王子様は勿論、若殿だけど宝塚の様に女性が演じているので、役者の若い男は兵隊に駆り出されていたのか?
興味が尽きない。


良か映画!

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配給:

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