銀座カンカン娘の作品情報・感想・評価

銀座カンカン娘1949年製作の映画)

製作国:

上映時間:68分

ジャンル:

3.8

「銀座カンカン娘」に投稿された感想・評価

rico

ricoの感想・評価

3.8
笠置シヅ子が一瞬「ラッパと娘」歌ってたのが嬉しかった。高峰秀子との「銀座カンカン娘」を歌いあっているのも楽しいが、なぜか「銀座カンカン娘」が途中ハワイアンアレンジになっているのか気になる。
脇役に古今亭志ん生が落語家役で出ており、ラストに一席して囃子で終わるのが洒落ている。
1949年ですかぁ
検索すると「青い山脈」もこの年
明るいお嬢さんは、戦後日本の復興の象徴でもあったようです
本作など、『今は厳しいけど、明日がある、歌がある』みたいなおおらかさ

【貴重】
古今亭志ん生が本人(新笑という噺家さん)の役で出ているのにはビックリ‼
ちゃんと落語もやってて・・・発見でした
この映画を観るまで、「銀座カンカン娘」の歌は笠置シズ子の歌だと思っていたが、なんと高峰秀子が歌っているではないか。
しかも、歌詞を変えて何回も。
これを観られただけでも良かった映画。

ただ、冒頭は、銀座とは程遠い田舎の家で貧乏暮らしをする女性二人(高峰秀子、笠置シズ子)が居候しているが、犬を捨てようと出かけた高峰秀子が突然映画に出演させられるがエキストラ。
そこで出会った太った男の誘いで銀座で唄うこととなり……

余談だが、なかなか捨てられない犬を二階の窓からカゴでやりとりする場面は、映画『トリュフォーの思春期』みたいだ。
また、当時公開されていたはずの映画(ダナ・アンドリュースの『鉄のカーテン』)の大きな広告が時代を映している。

また、笠置シズ子は、黒澤明作の『ジャングル・ブギ』まで歌うサービス。

古今亭志ん生の落語まで見ることが出来る贅沢な娯楽映画であった。
和製ミュージカルそんなに見たことないかもしれん。

ダブルヒロインの高峰さんじゃない方、
笑顔が銀シャリの鰻に似てる気がして来て仕方がなかった。
すいか

すいかの感想・評価

3.8
和製ミュージカル
主人公の画家志望の女の子と声楽家志望の女の子がソプラノアルト、おしとやか活発みたいな対比が可愛かった。
ロシュフォールの恋人たち思い出した
☆☆☆★★

明朗快活昭和歌謡ミュージカル。

監督は児童映画の名匠島耕ニ。
脚本には黒澤明の師匠山本嘉次郎。
撮影には名カメラマン三村明。

ファーストシーンは、画面奥から犬が手前に走って来る場面。以下、この犬がちょこちょこと活躍する。
すると来た〜稀代の愚痴愚痴女優浦辺粂子!
いきなり5代目志ん生師匠を相手にしての愚痴の数々で本領発揮(笑)

高峰秀子と笠置シズ子の楽しいデュオに。灰田勝彦が♫オーソーレミー♫を、♫何た〜ることだ〜♫と替え歌で歌う楽しさ。
この後、映画の撮影現場で出会った岸井明が加わり。彼が家に上がる度に物が落ちるギャグの数々…等、戦後直ぐで有るのにこの明るさは、現在考えると驚く。
それ程までに、♫銀座カンカン娘♫とゆう歌には。戦後復興の為に多くの日本人に、明るさと活力を与えた一因を担っていたのでしょうね。

初めは3人で歌っていた♫銀座カンカン娘♫も4人になり。2組に別れる事で、ブギウギ調とハワイアン調へと音楽的に変化。
当時はまだ東京タワーも無い時代。
まだまだ少ないビル。東京のどの辺りで撮影していたのか?は不明ですが。緑も田んぼも多く、住宅も疎ら。
戦後歌謡曲の資料同様に、戦後直ぐの東京を活写した風俗描写等の資料価値も高いと感じる。

惜しかったのは、高峰秀子と灰田勝彦がチンピラに絡まれる場面。
この時にもしも高峰秀子がギターを使い、チンピラ達を撃破していたら…。
あの『ローマの休日』が製作されるのは、この作品の4年後だけに…。
う〜ん!先取りした作品として世界中に宣伝出来たのかもなあ〜(u_u)

映画の最後は志ん生師匠が締める。
おそらく日本人の多くが、娯楽は先ずラジオからだったのでは?
戦後数年が経ち、やっと映画を観る余裕が出来た頃と思われる。
それまでラジオを通して楽しんでいたと思われる志ん生師匠の落語。
だからこそ志ん生師匠が映画の最後には相応しい…との脚本になったのではないだろうか。

「良し、貰った! はっきり貰った!」(^^)
この時代の新東宝映画は、内容はおいといて、昭和史の貴重な資料としての面が大きい。

歌謡映画は戦前・戦後のスター歌手の全盛期の歌声が聴けるわ、「エノケンのホームラン王」は、三原監督以下、中島、川上、千葉、青田といった第二次黄金期の巨人軍が勢揃いするわで、まさに文化遺産レベルの貴重映像が残っている。

前置きが長くなったが、そんな新東宝の作品群のなかでも、内容、映像の貴重さ、いずれにしても抜きん出ているのがこの「銀座カンカン娘」だと思う。

デコチャン、ハイカツ、岸井明、笠置さんのエンターテイナー四人の歌や芝居が非常に楽しく、さらにその脇を固めるのが昭和落語界の最高峰・志ん生師匠という豪華さ。

お馴染みの「銀座カンカン娘」や「ジャングル・ブギ―」も聴けるし、「替り目」も見れると、まさに正月のおせち料理のような作品である。
耀西本

耀西本の感想・評価

3.5
こういう女性のお茶目さを今となっては想像するのすら難しいと思うのですが…何なんでしょう、僕が男子校だからでしょうか
yuka

yukaの感想・評価

3.9
これだけ歌で盛り上げておいて最後は落語?反則だろ!と号泣する映画
oekoju

oekojuの感想・評価

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毎日聞いてる銀座駅の発車メロディ。
高峰秀子の愛嬌が絶好調。
話自体は何と言うことはないけれども笠置シヅ子の歌や5代目志ん生の落語等々芸能のショールームのごとくバラエティ豊かなコメディ。
畑だらけの東京と犬に和まされる。
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