西遊記の作品情報・感想・評価

「西遊記」に投稿された感想・評価

これは楽しかった。
ミュージカル仕立てでテンポ良く牛魔王戦までを面白おかしく描いている(その後の冒険は全部省略して一気に天竺への旅は終わってしまう超スピード展開!)。
特筆すべきは孫悟空を支えるヒロイン、メス猿のリンリンであろう。険しい雪の中を食べ物を届けに来たり、遠く離れていてもテレパシーで助言を与えてくれる献身ぶりだ。
全編に流れるテーマは「どんな悪人であろうと改心した者は赦す」。現在の視点で観るといささか甘いと思うが、決して忘れてはならないメッセージではないだろうか。
NATUME

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4.2
Amazonプライムにあった1960年公開の日本のアニメ西遊記を観る。子供の頃みたなと思い見始めたら隅々まで印象的なシーンは覚えていた。ディズニーのようなアクションで一気に最後まで観てしまう。構成&演出はあの手塚治虫。この頃の東映動画は凄い。安寿と厨子王丸やシンドバットの冒険などアニメーションとしての動きの質の高さに驚きます。ただこれ以降TVアニメではここまでの動きを作ることが時間的に難しくなり、スムーズな動きというものが無くなり、アニメはやっぱりディズニーだなとなっていってしまうのです。兎に角この西遊記は必見です。(子供の頃はかなり怖くてビビって観た記憶があります…)
自分のアニメーションの原体験。今は流行らないネットリした動きのフルアニメーション。これは手塚治虫の作った長編アニメ映画で、彼のアニメーション原体験のディズニー映画の片鱗が感じられるのかもしれない。

銀河のきらめきの中に神様たちがおわす様、金閣銀閣の線対称の動き、女性のシナなど手塚治虫的表現が随所に見られてファンにはたまらない。
それら手塚の表現を見事にアニメーションに仕立て上げた森康二の偉業も惜しみなく讃えるぞ。猿の顔をあんなに表情ゆたかに表現できるひとはそういない。そして彼の動きには品がある。本当に美しい。現代的な写実とは違う、歌舞伎など伝統芸能を感じさせる洗練された無駄のない動きだ。
リンリンのしなしなとした女性らしい動き。首の動き目の動きを流れるようなコンビネーションで描き、情緒を醸し出す凄技。生まれたばかりの石猿がキョロキョロ・アタフタと動き回る様子の自然でありつつ面白みを盛り込んだ動き。これ見よがしのスパーテクじゃないところに桁違いの実力を感じる。私にとって彼は永遠のレジェンドオブアニメーターだ。

シナリオの方では悟空の成長を見守る形で、やさしくけなげな恋人が悟空を精神面で支える。子ども達はあるいは母の姿を重ね、胸を締め付けられるような気持ちを悟空と共有できるだろう。リンリンのテーマの切なくあまいメロディがエモーショナルに盛り立てる。

音楽も素晴らしく、沙悟浄のテーマのマンボ風リズムも、旅の仲間の歌も大好き。
non0725

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3.5
子供の頃夏休みや冬休みの朝、テレビで何度も観た作品。
いま観ても作画が素晴らしい。
あと手塚治虫、藪下泰司と並んで、クレジットされてる大塚康生さんって…
どんだけー!(^_^;)
ちゃき

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4.1
祖父からVHSで貰った。

この年代でこのクオリティは、今思うと凄いとしか。

幼児時代に初めて観たけど、三蔵法師の美形が怖かった。
シナチQ

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3.8
これ観ると夏目雅子さんが三蔵法師を演じてたのが分かる気がする。
COUNTRYMAN

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3.8
改心。
誰しもが思い当たるテーマだから長く残るのだな。
てかむっちゃディズニーっぽい。
俺は好き。
mitakosama

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3.6
手塚治虫を迎えての作品だが、やっぱり手塚と東映動画は相性が悪いのだなぁという印象。というか東映動画のスタッフが手塚をあまり良く思っていないのがヒシと伝わるわ。

手塚の「ぼくのそんごくう」の映画化がスタートだったらしいが、最終的には東映のオリジナルに。キャラクターデザインも当初は手塚が原案を出したけど、東映側でだいぶリライトしたらしい。
手塚テイストはニュアンスだけちょこっとある感じ。
ただ所々のナンセンスギャグなんかはむしろ手塚っぽい。天界に西洋の神様と東洋の神様が共存してたりとか、猪八戒がタキシードやフラなど各国の衣装をきてたりとか、中国の古典に多国籍なネタをいれるなんていかにも。

ストーリーは極めてシンプルな西遊記。元気なお猿が仙人に弟子入りし妖術を会得。孫悟空を名乗る。暴れ者でお釈迦様に五行山に閉じ込められる。
三蔵法師と共に天竺へ。猪八戒・沙悟浄を仲間に。銀閣金閣・牛魔王を倒し天竺へ。故郷へ帰る悟空。

けっこう序盤に時間かけてる。映画だと五行山のシーンから始まることが多いのに。お陰で三蔵との旅はかなりテンポがいい。

大きなアレンジに、悟空を思う娘猿のリンリンがオリジナルキャラとして出てくる。大きな花を頭につけた妙に色っぽいモンキーだ。
またリンリンがだめんず好きなんだ!もう悟空との関係が寛一お宮だよ。
どんなに邪険にされても悟空に尽くすリンリン。リアルなら確実に幸せななれないタイプのオンナだ。
あと牛魔王の手下に小竜って小鬼が出てくる。カワイイ。

アニメはとにかくヌルヌル動く。ディズニーを意識しながらも東洋独自の作品作りを目指した東映動画と手塚。それでも双方の方向性に違いがあって両立は難しかったんだなぁ。
翌年手塚は虫プロ設立する。それを踏まえて見るとさらに感慨深い。
BELLUM

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3.7
お久しぶりです。
一人暮らし始めた途端に、金と時間問題が出てきまして、半年以上ろくに映画を見てませんでした(映画ドラえもんだけは片っ端から見てた)

久しぶりにちゃんと見たのは、この映画。小さい頃から何度見たことか。兄と私はほとんどの歌を空で歌えます。
特にお気に入りは「おーまえたーちゃー」のダークダックスの歌。この奇妙な旋律がたまらん。

歌だけでなく音楽のよさもさることながら、この私的にはちょっとばかし怖い絵柄とその動きも魅力。怖かったのは牛魔王もだけど、お釈迦さんのとこででてくるギリシャ神話みたいなキャラです。一瞬でてくるだけですが。
私はどうやらでかくて、肩幅広くて、下半身がちっこくなってる逆三角形のキャラが怖いみたいです。まじで怖い。

序盤のリンリンのいい女ぶり、悟空に振り回され粗末に扱われながらも献身の限りを尽くす薄幸ぶりが切なくも愛らしいです。
リンリン、幸せになれよ・・・。

しばらく古い日本のアニメを見ようかなと思ってます。おもしろい!
115

115の感想・評価

3.7
当時、日本のアニメはぎこちなかったけど、これはディズニーに迫る滑らかな動きで感動した覚えがある。子供ごころに感動した
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