感想川柳「主人公？ ただの不倫 ゲス野郎」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(．．)

ウィーンで売春婦が石で殴打されて殺される事件が発生。窃盗を働いた男は手を切られ、舞台監督は逆さ十字に吊るされて自分の血で溺死と連続殺人の様相を呈してくる…というお話。

七つの大罪がテーマだったセブンに倣って、十戒をテーマにしてテンとはあまりにも安直じゃないかと思いましたが、思いの外面白かった。(；・∀・)

二部作で完全に途中で終わりますが非常に次が楽しみです。(￣ー￣)

ただパッケージからするとクリストフ・ヴァルツが主人公だと思うけど、今作では何の役にも立ってない職場で不倫してるゲス野郎なだけ。(´Д｀)次回は活躍してくれるのかな？

むしろドルン頑張れ(゜Д゜≡゜Д゜)

タイトルはまさに『セブン』を意識してるんですが、雰囲気や世界観からは『セブン』の様なダークで陰鬱な世界観は感じられません。

幼少の頃に父親から受けた虐待？のトラウマを抱えている刑事が主人公で、本巻では彼を取り巻く人間関係と何かを”なぞらえ”た猟奇的連続殺人が描かれます。

何かを暗示したような人物やシーンが随所に配置されており、誰が何のために殺人を重ねているのか？被害者の共通点探しを軸に物語が展開します。
度々挿入されるアニメ？チックな映像、黒魔術、主人公の父親の現状、などにヒントが隠されてそうですね。
クンクン、何か匂いますし　by迷犬ルパン

次巻では主人公刑事に起きた哀しい事件の顛末、女性同僚刑事との微妙な心理、なども含め期待して次巻へいざ。

＜記＞