シークレット・オブ・モンスター(2015年製作の映画)

THE CHILDHOOD OF A LEADER

上映日:2016年11月25日

製作国:
  • イギリス
  • ハンガリー
  • フランス
  • / 上映時間:116分
    監督
    ブラディ・コーベット
    脚本
    ブラディ・コーベット
    モナ・ファストボルド
    キャスト
    ベレニス・ベジョ
    ステイシー・マーティン
    ロバート・パティンソン
    リーアム・カニンガム
    トム・スウィート
    ヨランド・モロー
    あらすじ
    1918年。ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれた米政府高官。彼には、神への深い信仰心をもつ妻と、まるで少女のように美しい息子がいた。しかし、その少年は終始何かに不満を抱え、教会への投石や部屋での籠城など、その不可解な言動の数々に両親は頭を悩ます日々。その周囲の心配をよそに、彼の性格は次第に恐ろしいほど歪み始める―。そして、ようやくヴェルサイユ条約の調印を終えたある夜、ついに彼の中の怪物がうめき声を上げる―。20世紀が生んだ最悪の怪物=”独裁者”生誕の謎に迫る至高の心理ミステリー。

    「シークレット・オブ・モンスター」に投稿された感想・評価

    sekshun
    3.2
    ステイシー・マーティンが良かった。それだけ。
    第一次世界大戦後、敗戦国ドイツに対し、天文学的なまでの賠償金を課し、その結末としてファシズム体制を生むに至った、ヴェルサイユ講和条約。その締結のためフランスに派遣された、あるアメリカ人外交官の一家の間には、少女と見紛う程に美しい容貌を持った、一人の少年がいた。

    独善的で傲慢なエリートである父親の無関心と、コスモポリタンの高い理想を掲げた母親の高圧的な教育。元来、移動が多く、そのたび目まぐるしく変化する家庭と周囲の環境。そして、自分を愛らしく見つめる大人達の意に反し、男子として急速に成熟していく己自身であるが故に、生まれ持ったその少女の如く美しい容姿を深く恥じる。その渦中で少年は引き裂かれ、塞ぎ込み、周囲を激しく憎悪し、突然癇癪をおこす、不安定な気質であった。

    訴えたいと欲する自尊心を強力な力で徹底的に否定されるが故、日々蓄積する自らの潜在的不満を晴らすための癇癪の行いは、少年の内なる怪物の成長と相成り、その後の歴史の冷酷無比な行く末を暗示させる。作中描かれる、当時のドイツ国民にとってあまりに屈辱的と云われた、ヴェルサイユ条約の合意、締結(=専制的な両親の強力な否定の意思)と同時に、禍々しく屈折した少年のなかの怪物が一つの完成をみるに至る過程は、静かだが、恐ろしい、作中の頂点と言える。

    しかし、ここまでで云わせてもらうが、以上を身も蓋もなく説明させてしまう最後の不穏な近未来的なオチはあまりに安っぽく、ハッキリと必要なのか疑問である。冷酷な少年のすぐその後の成長を時間的空想的に飛躍せず、そのまま描くべきであったように思うが?
    mayukko
    2.9
    うーん、あの幼少期から独裁者になりましたって言われても…よくある愛のない家庭では?
    監督の自己陶酔感ただよってます。
    JACKMAN
    1.0

    このレビューはネタバレを含みます

    アドルフ氏の事かと思ったら、あくまで架空の独裁者の様だ。旗は相当意識されているが。
    正直、時間の無駄だった。ハラハラも全くしなかった。
    初老の父親と若い母親。最早子供の父親とは呼べない年齢だろう。母親は愛情を示しはするが、そもそも家庭を持ちたいとは思わなかった人。そりゃあ子供の性格も歪むだろうが。
    子供の奇行も驚く程ではない。ってゆーか、そのくらいの事は普通の子供でもするんじゃないのってくらい。奇行の数も少ない。
    この設定なら、もう少しスリリングにできるんじゃないかって思ってしまう。
    例えば、子供の奇行が激しさを増し、母親の子供に対する愛情が徐々に薄れ、夫婦間にも溝が生じてくる。この3つを同時平行的に進めれば、もうちょっと見応えのある映画となったのではないか?どうせフィクションなのだから…
    yasu
    5.0
    稀に見る名作
    FumiTiger
    2.0
    期待してみただけに、、、

    もっとサイコパスなモンスターを期待してたよ。
    ー独裁者ー
    事実としてこれらの要素が本質かは解らない
    ただ、彼の刃を研ぐ要素にはなったかもしれない



    間男『一人では悪魔になれなくても大勢なら容易に善を忘れられる』
    独善を押し付けられた子どもは立派に悪魔と呼ばれる一人になれた
    ぬっ子
    2.7

    このレビューはネタバレを含みます

    独裁者の少年期が淡々と語られる
    なるべくしてなったんだなぁという感じ
    特に盛り上がりもなかったけど、ラストの独裁国家を作り上げてる様には鳥肌
    konkon
    2.0
    曲はうまく恐怖を煽ってくれたけど、
    心理パズルミステリーでも何でもなかったです。
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