哀しみと憐れみの作品情報・感想・評価

哀しみと憐れみ1969年製作の映画)

Le chagrin et la pitié

製作国・地域:

上映時間:251分

3.8

『哀しみと憐れみ』に投稿された感想・評価

reb
3.6

「特集上映 戦後80年 日仏の交差する視線」日仏学院で鑑賞。
1940年から1944年にかけて、ナチス•ドイツ占領下におかれたフランス中央部の都市クレルモン•フェランを舞台に、様々な立場の人たちにイ…

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ニシ
4.5

勿論マルセル・オフュルスの緻密な調査と、膨大な資料アーカイブから厳選された戦時中の映像、また被写体とインタビュアーの距離感によるエピソードの引き出し方など本当に素晴らしく、編集が第一部は史実的なアプ…

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3.8

「戦時中あなたを密告した人がこの村の近辺に今でも住んでいる、それにあなたは耐えられるんですか」
「もういいじゃないか、そんなこと言っても仕方がない」

この会話が聞けただけで4時間の価値はあると思う…

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3.5

【傍観者は言葉に濁し逃げ惑う】
動画版▽
https://www.youtube.com/watch?v=C3-wksJlo2Q

2025年5月24日、ドキュメンタリー作家であるマルセル・オフュル…

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RYO
-
第二部、丸刈りにされる仏女性の記録映像に耐えきれず目を背けてしまった。結局、戦争という極限状態で人はどう振る舞うかという問題だと思う。
緑
-
このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦に於ける
フランスはクレルモンの
ドイツによる占領にまつわる当時の映像と
証言の数々によるドキュメンタリ。

第一部「崩壊」、
第二部「選択」。

メリハリがなく、
言葉に沿った映像が…

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flyone
-

マルセル・オフュルス監督の『悲しみと哀れみ』は、ナチスにより侵略されたフランスを、市井の人々から政界の大物に至るまでインタビューを行い、当時の記録映像を引用しつつ見つめることとする。だが、それは、た…

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このレビューはネタバレを含みます

新書のような映画だった。フランスが戦時中、(占領中だったとはいえ)ヨーロッパで唯一ユダヤ系の自国民を捕らえてドイツに送っていた国家だったという負の歴史をめぐるドキュメンタリー。

全体的に画が平凡で…

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3.5

ホテル・テルミニュス観てたから、そうそう、こんな感じだったねってなった。最近、ヒロシマ・モナムール観たばっかだったから、あ!この坊主にされるのは…!ってなって繋がった。あと、ヨーロッパで唯一フランス…

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今ってすごく戦前なんだな、とあらためて突きつけられた。過去の記録がちゃんと「今」に反射してる。あとはどうやって戦争を止めるか、やめるか。

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