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MIFUNE:THE LAST SAMURAI
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目次

MIFUNE:THE LAST SAMURAIの作品紹介

MIFUNE:THE LAST SAMURAIのあらすじ

スティーブン・スピルバーグやマーティン・スコセッシなど世界の巨匠に愛された唯一無二のサムライ俳優・三船敏郎。2016年にはハリウッド殿堂入りを果たすなど、今も世界中のファンの心を惹きつけ離さない“世界のミフネ”の波乱に満ちた生涯と映画人生に迫るドキュメンタリー映画。三船が出演した黒澤明監督「七人の侍」(1954年)、「蜘蛛巣城」(1957年)、「用心棒」 (1961年)、「赤ひげ」(1965年)、そして稲垣浩監督「宮本武蔵」(1954-56年)などに焦点を当て、家族、日本の映画関係者や俳優、海外の著名人たちのインタビューと貴重な映像資料とともに、その生涯と世界に影響を与えた「サムライ映画」の進化を明らかにする。

MIFUNE:THE LAST SAMURAIの監督

スティーヴン・オカザキ

原題
Mifune: The Last Samurai
製作年
2015年
製作国
日本
上映時間
80分
ジャンル
ドキュメンタリー

『MIFUNE:THE LAST SAMURAI』に投稿された感想・評価

三船敏郎のドキュメンタリー。
いやぁ、面白かった!

スピルバーグやスコセッシがいかに三船敏郎を敬愛しているかが伝わってきて、何だか嬉しくなる。

日本映画の黄金期を支えた黒澤明と三船敏郎のタッグは今観ても力強い迫力に満ちている。

「酔いどれ天使」「野良犬」「七人の侍」「蜘蛛巣城」「用心棒」「椿三十郎」「天国と地獄」「赤ひげ」など錚々たる名作のラインナップ。

私が特に好きなのは「野良犬」と「七人の侍」と「天国と地獄」と「赤ひげ」かな。

日本固有の侍魂をスクリーンに焼き付けた三船敏郎の撮影風景や舞台裏エピソード、オフショットも沢山出てきて、当時を共にした俳優やスタッフの証言は三船敏郎本人の豪快さと優しさとストイックな責任感を証明する。また、現在の日本映画界で私が一番味があると思っている役者・役所広司も嬉しそうに三船敏郎への憧れを語っていた。

今、日本には三船敏郎はいない。
彼は感情をそのまま身体表現に表すことができて、映像に強いインパクトを残す。

そんな三船敏郎と同レベルに豪快でダイナミックな役者は今はいない。

それほど彼は凄かった。

彼の神髄を深く見つめて、超えていくような若手役者が出てきてほしいな。
ys
3.5
三船敏郎のドキュメンタリーを鑑賞。
語るのは役所広司、八千草薫、スコセッシ、
スピルバーグ、香川京子、司葉子、夏木陽介他。
幼い頃からハンサムボーイ。
戦争での苦労話も。
撮影スタッフ志望だったのに、
受けたら俳優に回された。
羅生門🎬、七人の侍🎬など黒澤明作品で
従来の侍のイメージを一新した。
宮本武蔵🎬の八千草薫が若い!
蜘蛛巣城🎬のラストシーンがヤバすぎる。
これはトニーモンタナだな。
スカーフェイス🎬の。
てことはマクベスもトニーモンタナ?
用心棒🎬も観なくては!
赤ひげ🎬がラストの黒澤作品でした。
黒澤明はその後うつ病、自殺未遂、復活。
三船敏郎はルーカスの、
スターウォーズ🎬オビワン役オファーは断って
スピルバーグの1941🎬に出演。
1997年に77歳で亡くなりました。
黒澤明は翌年、88歳で亡くなりました。
やっぱり黄金コンビですね。
16作品でコンビを組みました。

まだ3作品しか観てません。
4.5 隠し砦の三悪人、
4.0 七人の侍、
3.5 羅生門、
黒澤作品以外は、
3.5 栄光への5000キロ

キアヌリーブスもいたの??
英語版のナレーターなのか!
日本語版で観ました。
生涯に出演したのは約170作品。監督・黒澤明と共に、日本映画の黄金時代を築き上げた偉大なる俳優・三船敏郎の軌跡を振り返るドキュメンタリー。

もう、この煙草を燻らせるジャケ写から滲み出る格好良さよ。

監督は、日系三世のスティーヴン・オカザキ。本作では、黒澤明監督の「羅生門」「七人の侍」「蜘蛛巣城」「用心棒」「赤ひげ」、稲垣浩監督の「宮本武蔵」等にフォーカスを当て、家族、俳優仲間、スタッフ、監督らの証言を基に三船敏郎の魅力に迫る。

彼の出生から辿る為、日本の映画史の始まりに加え、1931年から始まる中国への侵略戦争等、近代日本の事も学べる仕様。

香川京子、司葉子、土屋嘉男、加藤武、八千草薫、夏木陽介、二木てるみ等、当時を知る俳優らは語る。

三船は我慢の人。
三船は海のような人。
彼は酒を愛し、車を愛した。

スティーヴン・スピルバーグは語る。
三船はスクリーンいっぱいに感情を爆発させる、と。

マーティン・スコセッシは語る。
野生のライオンを見て学んだというその演技は、まさに檻の中の野獣のようだと。

役所広司もまた、彼の躍動する演技に惹きつけられ、最大限の賛辞の言葉を並べる。

「蜘蛛巣城」で、本物の矢がすぐ目と鼻の先を飛んでくる中で演技したというエピソードには一際驚いた。一歩間違えれば大惨事だ。

盟友黒澤明が三船に宛てた弔辞には、ほろりと涙が溢れる。

本物のサムライ。
本物の俳優。

数えてみれば、彼の出演作で鑑賞したのはたったの8作。まだまだ観れるゾ。これは今後の生涯の愉しみの1つとして、三船敏郎の生きた証を辿っていきたいと強く思った。

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