
世界の狂気や悪意とは隔絶されたような北関東郊外の小さな町。水原勇介(今村樂)は市内の屋内温水プールで監視員として働いている。家族も友人も恋人もいない水原の生活は、単調に繰り返される日々がどこまでも続く孤独なものだ。ある日、水原は流行り病で欠員が出た隣町のプールへ、嫌われ者の同僚・白崎浩二(渡辺紘文)と共に応援として出勤することになるのだが…。
「蓮實重彦だろうが、アンドレ・バザンだろうが、淀川長治だろうが、佐藤忠男だろうが……!」など傍若無人に映画評論家への愚痴を炸裂させる大田原在住の自主映画監督。電話の向こうの「直井さん」な…
>>続きを読む横浜の自動車整備工場で働く隆太郎は、関わること全てに諦念を抱く無気力な男。無駄話に興じる職場の先輩や後輩。ガールズバーで出会った女の子。誰にも心の内を語らない隆太郎は、周囲からも変わり者扱…
>>続きを読む郊外のスクラップ工場で働く2人の男。40 歳を過ぎて独身、不器用な性格が災いして上司から目の敵にされている秋本。妻子と暮らし、気ままに人生を楽しみながら要領よく世の中を渡ってきた谷口。ある…
>>続きを読むいつの時代でもない、ある町。 この町は何十年も向こう岸の太原町と目的も分からず戦争をしている。 毎日、朝9時から夕方5時までが戦争の時間だ。ある日、町で兵隊として暮らす露木は向こう岸から聴…
>>続きを読む不動産会社に勤める茂木ハジメは結婚して数年になる妻のミツと二人暮らしで子供はいない。 ある日ハジメは仕事中に普段とは全く違う格好のミツを街で見かける。帰宅後聞いてみるとミツは一日外出してい…
>>続きを読む平成最後の年。外来種である亀の大量繁殖問題に悩まされている架空の街、関谷市。そんな関谷市の市長、清水昭雄は太平洋戦争の平和記念館設立を目指していた。そこに一通の怪文書が届く。『平和記念館設…
>>続きを読む過去とも未来とも思える終末戦争下の日本。映画制作を志す伊沢は、ゆがんだ長屋が並ぶ場末の路地裏に間借りをしている。娼婦やスリ、大陸浪人たちが自堕落な生活を送る路地で、伊沢は隣に住む木枯とその…
>>続きを読む狂気の世界と、曖昧な日本のわたしたち。