第35回東京国際映画祭にて
オープニングは映画を観る観客を映し、さらにその映像を観客が観るという構図から始まり、「観る」という行為の多重性を感じさせられた。
ほとんどセリフはないまま物語は進んでい…
セリフが少ない(ほぼ映画の中でかけてる映画のセリフが聞こえるのみ)ことによって人間たちや環境のたてる「音」がわたしたちの身体の中に流れこんでくる
気づけばじわじわと沁みていく何か
タバコの煙のように…
残酷ドラゴンはまず入りがぱちもんのワーナーブラザースすぎるし劇伴が面白いこと以外褒めれる箇所がない。映画のスターも必ず年老いて普通のおじさんになり映画が終われば足を引きずった女性が清掃するのだから映…
>>続きを読む気持ち悪い(最上級の褒め言葉)。無駄なものをとことん削ぎ落とした美しすぎる映画。今作を観たら映画館に行きたい欲を物凄く掻き立てられる。老若男女が同じ空間で同じ映像を観るという体験は冷静に考えたら滅茶…
>>続きを読むこんなに巨大で謎めいた映画館あるんだ!雰囲気ありすぎる。人もまばらな映画館最後の日の夜。静かに観客たち、スタッフたちの一挙手一投足を眺める。セリフは片手で数えるほどしかない。なにか大仰なメッセージを…
>>続きを読むアケルマンの「一晩中」と同じ心地よさでずっと見ていられる。雨でジメジメしてる映画館で幽霊みたいな人間達がウロウロしてる。壁に映る人の影がシミの様。長トイレのシーンとか結構シュールで良かった。上映され…
>>続きを読む©Lin Meng-Shan