ホゾを咬むの作品情報・感想・評価

『ホゾを咬む』に投稿された感想・評価

髙橋栄一監督『ホゾを噛む』(2023)

高円寺シアターバッカスにて鑑賞。
(ほんとに Excellent!!)

大切な人への疑念が生み出す自縛的な錯綜生活。

人は個々の眼差しによって、全く違う…

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「信じることの尊さ」、「疑うことの哀しさ」、「その代償の虚しさ」を感じさせる作品だったな〜それが、モノクロ画面で一層際立っていた。

「間(ま)、余韻を楽しむ」作品でもあった。
登場人物が皆、返答の…

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愛の終着点にて見えるもの。
昨年、公開して間もない本作を、舞台挨拶付きの上映回で観たままずっと放置しておりました。
どこからどんな風に書くべきかが定まらず、今日まで筆が動くことはありませんでした。

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全体を通して乾いたトーンすぎて「断絶」の映画なのかと最初は感じたのだが監督の意図としてはそうでもなかったらしい。間の取り方が長く、だが嫌な感じはしない。その「間」すらも語ってる映画という印象。
yossy

yossyの感想・評価

2.8

監督の嗜好をわかりやすく感じられた。一見、贅沢に感じる尺の使い方も、世界観の構築に大きな役割を担っている。

モノクロの表現はハマっていると思ったけど、ちょっと残念なのは撮影時に想定されていなかった…

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HM

HMの感想・評価

3.5
現実?異世界?。
"愛する"とは、どういことなのか。

ミネオショウさんの子どものような泣き方がグッてきた。

普段と違う格好をしている妻のような人を見かけ、それ以来妻の動向が気になりはじめ、自宅に監視カメラをつけるようになる不動産屋の夫の話。モノクロで4:3アス比の令和の現代劇。
髙橋栄一監督と、妻役であり…

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Nove

Noveの感想・評価

3.8

愛情の裏返しは疑念となる。
子どものいない10年目夫婦。
いつも家の中に閉じこもっている妻を、より強い独占欲へと至る、夫の行動がエスカレートする。
実験映画的な撮り方での長編映画に挑戦した作りての勇…

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shiron

shironの感想・評価

5.0

美しいコメディとサスペンス

一見相反するジャンルが絶妙なバランスで同居している

『サッドカラー』の、美しさの中に共存するバカバカしい笑いと狂気に大興奮!
『ホゾを咬む』の公開を楽しみにしていまし…

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inazuma

inazumaの感想・評価

3.0

全編モノクロ、オカシな人がいっぱい、世界の終わりムードなこの世界観は、いつかみた『プールサイドマン』の臭いがしました。

監視カメラをもっと使ってほしかった気がします。"身近な人が普段どう過ごしてい…

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