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I AM YOUR FATHER アイ・アム・ユア・ファーザー

I AM YOUR FATHER アイ・アム・ユア・ファーザーの作品紹介

I AM YOUR FATHER アイ・アム・ユア・ファーザーのあらすじ

「スター・ウォーズ」シリーズEpisode4~6で、ダース・ベイダーのスーツアクターを演じた“デヴィッド・プラウズ”。しかし、撮影期間中に製作陣とのトラブルが原因で、Episode6で、ベイダーがルークに自分が父親である事を告白する名シーンを演じる事が出来なかった。本作で監督は、当時のSWスタッフ・キャスト等に取材を敢行し、デヴィッドとルーカスフィルムとの関係がこじれた経緯を検証、一体何があったのか?真実を探求していく。デビッドが名シーンでダース・ベイダーを演じるべきだったと考える熱烈なSWファンは多く、そのファンの為に、そして何よりデビッドの為に、彼が失った栄光を取り戻そうと衝撃のプロジェクトが動き出す。

I AM YOUR FATHER アイ・アム・ユア・ファーザーの監督

トニ・ベスタード

マルコス・カボタ

原題
I Am Your Father
製作年
2015年
製作国
スペイン
上映時間
83分

『I AM YOUR FATHER アイ・アム・ユア・ファーザー』に投稿された感想・評価

No.3064

「ダース・ベイダーの中の人、デヴィッド・プラウズと、ルーカス・フィルムとの確執に迫った」ドキュメンタリー。

『エルストリー1976 新たなる希望が生まれた街』を先に見ていたので、プラウズ氏がファンイベント出禁だったのは知っていたが、

うーん、

なんか釈然としないのはなぜなのか・・。

プラウズがスター・ウォーズのネタバレしちゃった(と、ルーカス側が思い込んでいた)ので、起きた軋轢と悲劇。

『ネタバレ』については、当たり前だけどすべての映画製作者が神経をとがらせるのは理解できる。

しかしそれにしても、プラウズ氏が冤罪だったんなら、こんなひどい扱いはないし、

ルーカス側は公式に謝罪したのかな。。
KUBO
3.6
おもしろいドキュメンタリーだったなぁ。テーマに関心が深いと、おもしろさも倍増するね。

「スター・ウォーズ」エピソード4〜6にかけて「ダース・ベイダー」を演じた「デヴィッド・プラウズ」氏のドキュメンタリー。

デヴィッド・プラウズは、主にハマー・フィルムの怪物役などを演じていた身長2メートルを超す長身の俳優。「時計じかけのオレンジ」にも出演していた(らしい)。

スーパーマン役に立候補するが、リチャード・ドナー監督に頼まれたのはクリストファー・リーヴの肉体改造のためのコーチだったという逸話もある。

「スター・ウォーズ」のキャスティングでは、最初は「チューバッカ」とどっちがいい?って聞かれたらしい。

だが「スター・ウォーズ」の撮影は円満ではなく、デヴィッドを単なるスーツアクターとしてしか考えていなかったジョージ・ルーカスは、全てしゃべっていたデヴィッドのセリフを編集でジェームズ・アール・ジョーンズの声に差し替えたのだ。この辺りからデヴィッドにはルーカスフィルムへの不信感が芽生える。

デヴィッド・プラウズは「新たなる希望」公開後のインタビューで「次回作があるなら、ベイダーがルークの父ならおもしろいね」と言っている。そして、このインタビュー記事が世に出た時期は、リー・ブラケットが「帝国の逆襲」の初稿を書く前なのだ! この発言にルーカスフィルム側からデヴィッドに対する不満が起きる。

さらに「帝国の逆襲」での、あのセリフである。撮影時には台本には「オビ=ワンがお前の父を殺した」と書かれていたのを、撮影後に「I am your father」に書き換えたと言うのだ! 実際には音声は撮影後の編集で加えたので、デヴィッド・プラウズがそれを知ったのは劇場でジョーンズが吹き替えたセリフを聞いた時で、デヴィッドは完全に蚊帳の外だったのだ。

そして「ジェダイの帰還」のラスト、ついにマスクを外すシーンで、アナキン役は「セバスチャン・ショウ」に差し替えられた。デヴィッドの気持ちを考えればやりきれない。

本作の監督マルコス・カボタは、「ジェダイの帰還」の奪われたシーンを撮り直すために、デヴィッド・プラウズの奪われた栄光を取り戻すために、ある計画を立ち上げるが…

今でもデヴィッド・プラウズはルーカスフィルムからスターウォーズの公式コンベンションへの参加を拒否されている。

エンドロールには様々なモンスタームービーに出演した仮面を被ったアクターたちの素顔がフィーチャーされ、その最後に「マスクの下の俳優たちに捧げる」というメッセージで終わる。

大好きな「スター・ウォーズ」にこんな不幸な話があるのは残念だが、私たちファンはデヴィッド・プラウズの名前を忘れない。「スター・ウォーズ」ファン必見のドキュメンタリー映画です。
『スター・ウォーズ』シリーズのエピソード4〜6まで、ダース・ベイダー役を演じ続けた俳優デヴィッド・プラウズ。彼はとある理由からルーカス・フィルムと疎遠になり、公式イベントに呼ばれなくなっていた...。

『スター・ウォーズ』シリーズにおいて、暗黙の了解となっていた「パンドラの箱」的事実にあえてフォーカスした本作。
監督自らデヴィッドの元を訪れ、インタビューを決行。さらには、6でベイダー卿がマスクを取るあのシーンで別の俳優が起用されたことを受け、もう一度デヴィッドでそのシーンを再現することを持ちかけます。ファンとしても生唾もののこのシーン、それまでこの撮影に至るまでを散々盛り上げてきたのに、まさかの!この肝心なシーンを私たちに観せてくれないという悲劇!!(笑)ルーカス・フィルムから許可が降りなかったからなのか、真相は闇の中ですが...。正直あれを観られないとなると、だいぶ消化不良...。

とはいえ、デヴィッドという今となっては知る人ぞ知る人物となってしまった俳優さんにスポットライトを当てた本作はとても興味深かったです!諦めずにファンのために公式イベントへの参加を目指している彼を見ると、これだけの不当な扱いを受けてもなおSWへの愛は変わらないのだなとホロリ...。ルーカス・フィルムとの軋轢が生じてしまったから、現状を変えることはかなり難しいかと思いますが少しでもデヴィッドの功績が讃えられる方向に行くことを祈るばかりです。

本作のエンドロールに、エイリアンや狼男、吸血鬼ノスフェラトゥを演じた俳優さんたちの回顧がありました。顔が見える、声が聴こえるだけに留まらず、そのキャラクターを決定づける動きを生み出した「メイクや仮面の下の俳優」の偉業も忘れてはならないのだなと...!ダース・ベイダーという銀河系最強の悪役を形作ったデヴィッド氏あってこその今であることを今後も心に留めておきたいです。

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