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密使と番人
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目次

密使と番人の作品紹介

密使と番人のあらすじ

人里から切り離された冬の山 男たちは自らの使命のため、黙々と歩みを進める── 十九世紀はじめ、鎖国下の日本。開国を望む蘭学者の一派が、幕府管理下にある日本地図の写しを密かに完成させる。 彼らはオランダ人にその地図の写しを渡すため、若い蘭学者の道庵(森岡龍)を密使として出発させる。身を潜めながら、山の中を進む道庵だが、高山(渋川清彦)をはじめとするその山の番人たちは、幕府が手配した道庵の人相書を手に山狩りを始めていた…。

密使と番人の監督

三宅唱

原題
製作年
2017年
製作国・地域
日本
上映時間
66分

『密使と番人』に投稿された感想・評価

えし
3.0
逃亡者。

鎖国下の江戸時代、日本国の地図を完成させた蘭学者たちはオランダ人にその地図を渡す見返りに蘭学書をもらうため、
若い蘭学者の主人公は、地図の写しを手に冬山を幕府の追っ手から逃げ回る。

ただただ山を歩く。
逃げる。
逃げるというか使いの人に地図を渡すために山道を行くだけ。
その山の描写が美しくて、ぽけーと観るのにいい感じ。
時代劇を撮るのは予算がかかるため、本数が減っているが、アイデア次第では撮れることを見せてくれていると感じた。

日本映画専門チャンネル2018/5/27。
[祝!フィルマークス200本目!]

文法的には、おかしいと思われるかもしれないが
「かつての今を捉えた映画」
のように感じられた。


「映画は時空間芸術である」と誰かが言っていたが、まさにこの映画はそれをやっていると思う。
江戸時代末期、鎖国下にある日本の話なのだけれど、この映画を観ると「今」起こっている出来事のように感じさせられる。
そして、その空間を視覚、聴覚を通して「今」として錯覚してしまう。


密使という過酷な役割を自身の志のために引き受け、泥まみれになる青年の今。
それを追う幕府の役人たちの今。
森に暮らす、愛し合う夫婦の今。


彼らの息遣い。
川の流れる音。
木漏れ日。
ススキのこすれる音。
鳥の鳴き声。
泥まみれの人間たち。


全てが「今」のように感じられる。
しかし、私たちが見ているのは、時代設定的に言っても「かつて」であり、映画である限り画面に映し出される俳優の動きや自然音も全て「かつて」起こったことなのである。


「かつて」起きたことを「今」のように感じることこそ、最高の映画体験なのだと思う。
映画を見ながら思わず深呼吸がしたくなる。
そんな映画は初めてだった。


ーーーーーーーーーーーー
200本目がこの映画とか渋い笑
けど。この映画で良かったと心底思える映画だった。

お祝いのメッセージ待ってます。
なんちゃって笑
3.9
画と音楽がすごく良い。輝くすすき野原、闇に浮かび上がる松明、雪山の上は青空、美しい。
若い夫婦の家付近のシーンで、本物の雪が降ってると思われる場面があった。ミラクル!
家の裏に何本か、石を土台に木の枝が立ててあった。お墓なのかも。この夫婦の両親とか、育たなかった子供だったりしたのかなと思った。作中では触れないが。
嶋田久作は顎のほくろを隠し、奇人変人スイッチをOFF。それでも漂う只者ではない感。かっこいい。

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