山の中の足音とか、自然美。
青い光に白い光。
焚き火にオレンジの光。
降る雪。
ナチュラルな美しさがいろんなところに感じられたし、バトルシーンのプリミティブ感も良かった。そのバトルは、え?っていう…
生々しさの要因のひとつに言葉使いがあると思う。時代劇だが喋りが今のもので、当時がどうだったか知らないが、知らないのだからこれでいいのかもしれない。油断してた部下にターゲットの人相書を復唱させる無茶ぶ…
>>続きを読む近代日本✖️西洋音楽のズレ、我々が思うvsモノと本作ののっぺりとしたvsモノのズレ、保守派vs革新派の間のズレ、様々なズレが生じていて面白い。
意図的だけど道は外してない。その狭間をうまく進んでる印…
三宅監督作品をいくつか観ているけど、本当に掴みどころがないくらいさまざまな作風を撮る監督だなと思った。どの作品も映像として面白いのが共通しているけど、これってすごいことだよなと思った。器用なのかなと…
>>続きを読む著しく遅延する逃避行のなか、なおもカメラは周囲の風景にその関心をそらし、あたかもこの国を閉ざすかのようにそびえる山々を収めていく。ついに密使が「西洋」を手に入れることを確実にしたとき、彼の背後に広が…
>>続きを読む追う/追われるのドラマがまったく速度を伴わず、むしろ、満身創痍のズタボロの身体で地面を這いつくばるようなものとして描かれる。それでも、前に進むし、追われているからといって、必ずしも人物を走らせて画面…
>>続きを読む鎖国下の日本、山中を追い/追いかけられる関係にある密使と三人の追跡者。
手付かずの自然の中をひたすら歩く映像が続く。
登場人物達はその"自然"を意に介さず、ひたすらに歩くわけだが、その姿にスタイルを…
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