新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまりの作品情報・感想・評価

新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまり1996年製作の映画)

CAPRICIOUS ORANGE ROAD

製作国:

上映時間:95分

ジャンル:

3.1

「新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまり」に投稿された感想・評価

ムノウ

ムノウの感想・評価

2.1
ハッピーエンドにすればいいってもんじゃないぞ!

超能力要素もあるしくだらないギャグがあったりノリとしてはこちらの方が原作に近いんだけどそうなると前作のシリアスはなんだったのかと。
恭介とひかるが再会する場面、あそこで親したげに会話するのは都合が良すぎないか。
前作を引きずってドロドロした展開が見たかった訳ではないけどなんだかなあ。
作画もダメだ。
大人になったひかるのデザインがお前は誰だと言いたくなるレベルで変わっていて最後までひかるとして認識できなかった。
大人になった鮎川もかつての魅力を感じないし恭介の職業も唐突感ありすぎた。
回想シーンで前回の劇場版「あの日にかえりたい」が使われているので地続きの作品と思われる。
ただ前作と監督が違うためか設定は原作寄りになっている。主人公の超能力設定が復活し、前作で壊滅させた三角関係を(力技で)復活させている。おそらく監督は前作はなかったこととして本作を作りたかったことであろう。大人の事情というのは大変である。

前作から3年後の世界ということでキャラが大人になっている。それはもちろん構わないが、作画が別の人になっているので違和感が加速する。妹分のひかるにいたっては髪型がショートからロングになり、背も伸びてグラマーに。もはや別人である。

ストーリーは19歳の主人公(恭介)が3年後の世界にタイムワープしてしまうというオレンジロード的にありそうな設定。そして3年後の恭介は戦場カメラマンとして生死不明というオレンジロード的になさそうな設定。優柔不断な恭介がいつからそんなタフガイになったのであろうか。

事実3年後の恭介は「今の俺ならひかるちゃんとも(三角関係的な意味で)うまくやれる」と豪語する。さすが戦場のカメラマン。タフガイ。しかし前作から地続きと考えるとただのクズ人間である。

大人になった演出というのが下品(下ネタ)でしかないのは残念。
そういう意味では前作の演出(三角関係の清算)の方がよほど成長している感がある。
LUKE

LUKEの感想・評価

3.0
まずキャラ画に違和感。TV版やあの日にかえりたいと比べると少しきまぐれオレンジロード感が薄れている気がする。ファンなら楽しめるかもしれない。きまぐれオレンジロードのアニメはやはりTV版のキャラ画の方が良い。原作に近いと思う。
この映画の監督がポケモン映画の湯山さんと言うところに驚き!

このレビューはネタバレを含みます

きまぐれオレンジロードらしいといえばらしいけども、ちょいとSFすぎるような。
SFの設定とかそういえばあったな!くらいの塩梅が原作で生きていた気があった。
結末的には必須な要素なわけだけど。
前作劇場版の『あの日に帰りたい』と脚本が両極端だわ。
圧倒的に前者の生々しいドロドロ感が好きな自分にとってはこの作品はさして面白くなかった。

19歳の恭介がちょいと子供すぎる。
22歳の恭介と邂逅する場面での成長度合いをより大きくするための演出がバレッバレ。

3年後のひかるちゃんと出会って
恭介の「この時ひかるちゃんはバージンではないことを確信した」的なナレが入ったのには大爆笑した。

青少年真っ盛りの恭介を表現したいがためにそんなような"笑える"下ネタナレが他にも幾つか挿入されるので、それを楽しみに観るのもあり

映画化の元になった
『新きまぐれオレンジ☆ロード』は未読での鑑賞。
気が向いたら読む。
原作読んだ人やTVアニメファンには酷評されちゃうんだろうな・・・。
まったく別物だと思ったらいい。
またSF場面でのご都合も、あまり気にしちゃダメだ。
思春期三角関係の甘酸っぱさや残酷さ等は充分に感じたし、懐かしささえ覚えた。
まったく別のもの映画と言ってもこれ1本では理解しかねるところもあるし、ある程度それまでの「きまぐれオレンジ★ロード」に関する知識を持っておいた方がそれなりに楽しめそうだ。