メガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・いの作品情報・感想・評価

メガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い1986年製作の映画)

製作国:

上映時間:80分

ジャンル:

3.4

「メガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い」に投稿された感想・評価

「メガゾーン23」の半年後を描く、暴走族と国家権力が激突するSFロボットアニメ。

まず、何といってもキャラクターデザインが梅津泰臣に変更になったことで、まるで別の作品になってしまったような、それほどの強烈なインパクト。
なにしろ前作がアニメっぽいといったらこれ、みたいなデザインだったのに、急に劇画調になってしまったわけで。
正直、誰が誰なのか前作から続けてみると混乱するレベルです。

梅津泰臣といったら海外で実写化もされた美少女暗殺者が殺したりセックスしたりする「KITE」が代表作になるのでしょうが、世に爪痕を残した初期の活躍が本作と言えるでしょう。
お陰様でウリのひとつでもある矢作省吾と高中由唯の濡れ場も大幅にエロさがグレードアップしすぎてしまい、大きくカットされる羽目に。
ただし、DVDやブルーレイだとオリジナル版で観られます。
梅津作品では、これは完全なエロアニメですけれど「イエロースター」も好みでした。女の子が本当に可愛い(そして可哀想)。

また、監督が板野一郎なので、当然のごとく「板野サーカス」がバンバンでてきますよ。
「板野サーカス」が何なのか?は、ググってみましょう(苦笑)。

とにかく色々とディティールが凝っていて、暴走族たちがワイワイやっている感じが好きですね。
ダンプ松本いるしね!

惜しくも亡くなわれた塩沢兼人が演じるBDも前作より300%増しで渋くて格好良くなっていますよ。

まあ、主役メカであるガーランドは活躍らしい活躍が無いままにスクラップになってしまって残念ですが、次作でも姿を見せてくれるのが哀愁ただよいます。

「メガゾーン23」というと、ロボットや美少女、それにエロスなど、(当時の)OVAならではのウリがたくさん詰まった、コアなアニメファン層に向けたシリーズなわけですが、この二作目に限っては、なんとホラー要素まで盛り込んでしまっているのが特徴です。
MZ23の敵対勢力となる「デザルグ」が使用する兵器に、ニュルニュルと多数の触手が飛び出てきて、腕をぶった斬ったり、頭に穴を開けたりと残酷の限りをつくして兵員を全滅させるという、非常にスプラッターすぎるのが登場するのです。
これ一発で、MZ23が誇る宇宙戦艦が一瞬で沈黙させられてしまいます。艦長もグッチョグチョ!
記録映像として、もう一回同じ惨劇を見せられるのもサービス過剰!
触手モノが好きな方、アニメですけれどオススメです(苦笑)。

お話としては、前作で汚い大人に敗れた矢作省吾のリベンジを描いており、時祭イヴに導かれ、仲間たちと共にバハムート(MZ23を統括する巨大コンピューター)を目指します。
そこで、ついに世界の真実を知ることになるのです。

クライマックスで崩壊してゆくMZ23の緻密な作画は、さすがOVAのヒット作と言ったところで、凄まじい迫力。
バックで流れる主題歌も、まさしく名曲。心に染みます。
壮大なるバックボーンがあったんだなあ・・・と、そこに至るまでのヤンチャな暴走族がヤンヤヤンヤと暴れているだけにしか見えないドラマに思いを馳せて、愛と希望のつまったラストを噛みしめるのでした。

ゴチャゴチャとした不安定さもまた味となっている名作。
本作だけを抽出して観ても、正直わけが分からないと思いますので、鑑賞するのであれば前作とセットで、というのが前提となりましょう。
80年代当時のアニメ業界の熱に触れたければ必修作品だと思います。


レンタルビデオ、セル・ブルーレイにて
ぱるち

ぱるちの感想・評価

2.6
キャラクターデザインが大きく変わったのはご愛嬌。
アニメ調から劇画調に変わってます。
23区の種あかしがされる本編ですがちょいとグロい描写があります。
あと、敵の姿がハッキリしないところが話をボヤけさせてる感触があります。
まぁ、ラストの方はお約束な展開が続くのでそれさえ我慢できれば悪くない出来と言っていい作品。
1から随分作画のタッチが変わって、全く別物。北斗の拳になっとる。
1観てだいぶ間をあけたせいで主人公も別人かと思って観てた。1.2は間髪あけずに観ることをお勧めします。

淫獣チックな敵が強く、まるで虐殺。なかなかエゲツない。

歌が好き。
highland

highlandの感想・評価

3.7
思想的には倫理観の欠片も無い選民思想なので、それが嫌いな人がいるのも理解できる。音楽の使い方は素晴らしい
mokomoko

mokomokoの感想・評価

3.5
作風の変化や省吾の声優変更に違和感ありありながら作品的にはこのテイストの方がしっくりくる・・・矢尾さんが「大人は発言」するとジュドーの印象が強すぎてそちらに脳内変換してしまう(笑)
一作目から見た目も声も変わってしまった矢作省吾に困惑を覚えつつも、楽しんで観れた。
最後の方はもうちょい説明ほしかった気もする。次回作はどうなるのだろうか。
ハム

ハムの感想・評価

4.5
すごく面白かった。
BDがめっちゃかっこよかった。
でも最初の方は絵が変わりすぎてて、誰だこの人たち、ってなった。
ラストの「秘密く・だ・さ・い」、がおきにいり。
えあ

えあの感想・評価

3.7
皆さん「お前ら誰だよっ!」とツッコミ入れてますね笑
実際僕も続けざまに見たので笑っちゃいましたが……1を見たなら見るべきでしょう
いやあこれ面白いですよ。

当時、吉祥寺のPARCOだっけ?ルミネだっけ?ができたばかりで、そこを本作ではバイクで暴れ回って壊す壊す。まだ、映画のワンシーンに使われるということが宣伝になり、光栄なことだという認識がなかった頃のようで、制作スタッフは、ルミネの人にすんごい苦い顔されたんだとか。笑


じつは、タイトルの「ツースリー」の意味がよくわかってないんだけど、「3組のカップルが地球に帰還する」という「2×3」???それとも23世紀だったっけ?でも、500年後の世界とか言ってなかったっけ?そしたら計算合わないし。。ダメだ、オールナイトで初見だったから、記憶が曖昧。

もー、ひと昔前のアニメは、ガンダムといいメガゾーンといい、説明がなかったり、雑だったり、最後にチョロチョロっとしたりで、えらい分かりにくいわ笑
青二歳

青二歳の感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

"メガゾーン23"のラストから半年後の物語。引き続きバイクアクション歌姫ハードSF世紀末アニメ。半年後という割にはキャラ造形変わりすぎだろ…急にみんなスマートでとりわけ主人公がイケメンに。戸惑いつつもメタルパンクな若者たちがアウトローの位置付けだったり作画が中々愉快。いいね。

さて前作のニューシネ的ラストからどうつなげるのかと思ったらイヴとの対話で一気に薄っぺらくなっちゃうのが無念。B.D.パートがもっとあればぐっと大人な話になるのに。設定はマクロスよりこっちのが好みなだけに無念です…

細かいけど、ハイネケンだバドワイザーだ薄味のビールに、ラッキーストライクだガラムだと外国産の課税品で世界観を乱すのやめておくれと思う。この世界の生産品どうなってるんだ。80年代東京をユートピアにする以上は消費社会ももうちょい揶揄してほしいところ。

個人的に1より脚本がポンコッツすぎて悲しいのですが、2のメカとラストの崩壊シーンはひざまずくばかりでありました。作画すごい。
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