飢えたライオンの作品情報・感想・評価

「飢えたライオン」に投稿された感想・評価

映画館で鑑賞

“今”の映画だったと思います。

日常や人が、これ程までに無責任で、惨いものなのかと震えました。特に自殺前後の日常なんかは、正直映画館に居るだけでキツいものがありました。

加害者と被害者との折り合いが曖昧。その曖昧さが恐ろしく、闇の身近さにも衝撃を受けました。

「自殺は自らを自らで殺すのではなく、間接的な殺人」ということを、改めて思い知らされました。

校長先生の言葉が無知で、無責任。
ヒエダ

ヒエダの感想・評価

2.8
客観的な視点で描かれているが、ラストに観るもの主観だったことに気付かされる。ある種実験的な映画。

それでもってわかりやすく考えさせられるものであったが
物語の演出や絵作りが安っぽくて
何か他の事をしながらでも見れてしまう感じがした。
映画というコンテツとして
萎えさせない、目を離させないという作り手の認識が薄い感じがした。
だから初見の印象が悪くて、集中力を煽るのが大変でした。
m

mの感想・評価

3.7
ハネケ案件 と知り みることに。
①シーン毎に入る黒い切り替え
(ディストラクションベイビーズを思い出した)
②主観を排除する定点(神の視点)
③社会へのメス
などがハネケ(ブレッソン系譜)とリンクして語られるとこなんでしょうね。
前半、他作も観るべき監督だと一目でなる・客が加担させられる構造嫌いになれないんです。好きです。
ただ後半のニュース映像からは②と③が〈誇張〉されすぎていて失速と感じた。「現実はそうだ」的な狙いは分かるけど映像としてあまりに「安っぽさ」が目に余る。(例えば つけっぱなしのテレビが誰かの部屋で延々と流れる不気味さ演出するとか欲しかった)
カーテンの揺れどきや遠景の使い方がホントうまいから尚更そう思う
シネ・リーブル梅田 +舞台挨拶

今作も感情移入させない演出が出来上がっていた。ただ特定の対象を見せず対象を取り巻く全体を見せていて良いんだけれども気分が悪くはならない。
前作と同様チャーハンが出る。
nakaji

nakajiの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

話題の子宮に沈める
は観ていないんですが
監督と主演女優のあいさつもあるし
ちょっと興味が沸くじゃないですか

社会派の監督なんかなと思ったんですが
結構若くて、これからという感じがしました
シーンの説明も、ちょっと根拠が浅いところもあり、はぐらかされたかなあ

自分より年上の人に観てもらいたいといってましたが

観てどうして欲しいのかな?
これくらいのことは理解している
世の中、茶番です
オバチャンの井戸端会議と同じ
そのうち、忘れてしまう
ちょっとした話題が欲しいだけ

だから、どうなんですか
今も昔も変わらない

ネットが発達し、広範囲に噂が広まるようになっただけ

あとは、運です

間違った噂をされた
いじめのターゲットにされた
相談する親や教師、友人に恵まれなかった
まわりに、悪い奴がいた
自分が耐えきれる力がなかった

現代の閉塞した状況を映像にした
あとは、皆さん考えてくださいってか

安易に今のネット社会を批判しているとはとりたくない
マスコミが権力やスポンサーの太鼓持ちに成り果てた今
ネットに権力への抵抗勢力の一翼が期待されるからです

これからも、試行錯誤しながら
社会は変化していくでしょう
進化するかどうかはわからないけどね

スタートレックのように
人自体が精神的に成長した未来には
歴史の資料くらいにはなるでしょうか
Takahiro

Takahiroの感想・評価

4.0
監督の思惑通りに胸糞悪くなる作品。
どこにでもある話、誰にでも起こりうる話だからこそ余計に恐ろしくなる。
真実が真実でなくなる恐怖を体感できる作品。
表現力がどの辺りかという事はともかく、ストーリーを出来るだけシンプルに伝えようとするところは悪くないと感じた。
だから、この作品の意図する提起等はよく伝わっている。

このレビューはネタバレを含みます

描きたい事、問題提議したい事が明確すぎるからなのだろうか、その事象や人物達が誇張されすぎていて、警視庁なんかが作る啓蒙ビデオみたいになっていて、物語に入り込めなかった。
主人公は自殺ではなく、フラついた所為で轢かれてしまったという風に見えたので、彼女の死の理由を勘違いして、悲しんだりしている大勢の人々、彼女の分まで生きるとイキっていた少女なんかが、滑稽かつ虚しくみえた感じがよかった。
KENTADOMAE

KENTADOMAEの感想・評価

3.8
見終わったあとがもどかしい作品。

自分は一体何を覗いていたのか。
SNSとの付き合い方やホントの友達、人付き合い。
色々と今の時代に疑問を投げ変えている作品。

時代の進歩と共に、周りに増えた無機物の媒体は恐ろしい。
そんな恐怖と不信感が残った。
KSat

KSatの感想・評価

1.0
ハネケの「コード・アンノウン」のパクリ。しかし、こちらは台詞が死ぬほど陳腐で、何ら惹かれる場面がなく、適切に引いた画のメリハリがなく、不必要なカットが多く、SNSをモチーフとしながらもスマホが出てこないなど、何一つ誉めるところが見当たらない。

観ていて退屈、というのを通り越して怒りを覚え、絶望した。

上映最終日に役者やスタッフが登壇したので、少しはマシな話が聞けるかと多少は期待したが、あまりにも中身のない会話ばかり繰り広げられ、終いにはカメラマンの映り込みを「演出だ」と正当化する姿勢には、強い憤りを覚えた。
>|