あまりにも唐突で意図されたPOP感
音楽も人々の動きも機敏で激しいゴーカートのシーンに、いきなり横っ面を引っ叩かれたような気持ちになる
唯一幸福的な描写であるのに
辛さを辛さとして表出させないけれ…
「いかなる動作も、われわれの内面を露呈させぬものはない(モンテーニュ)。しかし、動作がわれわれを露わにするのは、それが自動的な(意識の指令を受けない、故意でない)ものである場合だけだ」『シネマトグラ…
>>続きを読む小さい世界に突き放されている少女ムシェット。ブレッソンのいつもの突き放す演出によってもう見ているだけで辛い。家に帰れば病気で今にも死んでしまいそうな母と産まれたばかりの弟。下校中の同級生に泥を投げ付…
>>続きを読む静かなる絶望
ロベール・ブレッソン監督作品。わずか80分の短い上映時間の中で、社会の冷酷さと孤独に抗う少女の姿を圧倒的なリアリズムで描写する本作。言葉ではなく行動で語るブレッソンの毎度お馴染…
冒頭の教会、十字架を切る所作、定期的に響く鐘の音などブレッソンでも特にキリスト教徒的な身振りが際立っている。
ムシェットが群衆の中に混濁していく前半は『スリ』並にドキュメント色の強いショットもあり、…
好き
ゴーカート危なすぎる笑(あれぶつかる目的のやつなの?)
ゴーカートに乗って子どもらしさを取り戻したようなムシェットと、スタージェットでデートしてそれに嫉妬する大人たちの幼稚さよ。
カップ並…
これは辛いなぁ
家では病気の母の看病をし、弟の世話をし、無関心な父親からはいじめられる。そのうえでみんなのご飯を用意し家事をこなす。
学校では先生からさらし首にさせられ、同級生とは上手くいかず、服…